ファイナリスト
M-1ファイナリスト発表。
なんと、見取り図通った!!
や、意外という意味でなく、凄いっ!の喜びの声。
『ミッション・イン・ゆずる』を見てた時は、まだコンビ名は聞いた事あるけど、二人の名前もちゃんと分かってなくて、アインシュタインと仲のいい後輩芸人さんという知識レベル。
モリシは髪の毛汚らしい汚れ芸人みたいな認識やったし、リリーさんは顔が薄いどころか印象自体薄くて、よー分からんかった。
それが実際にネタ観てコント観て、「見取り図面白いがな。」となり、なんかリリーさんの独特のあの感じ(未だにぴったりの表現が見つけられない。)にハマり、モリシのあの髪型もあの顔の大きさにはこの髪型しかないかとなり。😁😁
イヤ、でも持ち上げる訳でも何でもなく、『ショーバン』夏のZeppのフェスで生歌で聴いて、フツーに格好よくていい歌で、「これ、凄い才能やん!」思ったわ。
あの時「Zeppで歌う夢が叶ったんで、もう歌うのはこれが最後です。」みたいなMCしてたけど、あれはネタ?照れ隠し?
絶対続けるべきよ。
その後フェスの打ち上げ動画観てたら、モリシが即興ラップで俺は女芸人を面白くないなんて思わない。みたいなフレーズで歌ってたの見た時は「お~、かっけー⤴️」言うたもん。
仕事の休憩時間やったのに。
休憩時間一緒になった後輩スタッフが〝ビクっ〟ってなってこっち見たがな。
ところで『ショーバン』ってどういう意味?
どっから来てるの?
なんかに掛かってるの?
いやはや、すっかり見取り図のファンに成り下がって(?)ますがな。
だから見取り図がファイナリストに名を連ねたのは純粋に嬉しい。
これで売れて全国区になったら、また一組遠い所に行ってしまうんやろうな…みたいな寂しさも有り。
和牛なんか、遠い遠い。
でもアインシュタインファンとしては複雑よ。
ホンマに。
同期に行かれるのもキツいやろうけど、可愛がってる後輩に行かれるってこれキッツいよ。
自分ら準々決勝で落ちて。
準決勝には余裕で行く思ってたがな。
今いっちゃん勢いある時やのに。
DVDも発売なって、行く先々で「キャーッ!」言われて。
チケット、マジで全然取れへんもん。
落選につぐ落選やで。
ほやのに…。
ほんま
『ファンに気ぃ遣わせんなよ!』
頑張らんかいっ!アインシュタイン。
頼むわ。
ところで12/2オンエア決定のM-1。
今年も『笑神籤』は、やるんやろうか?
あれはマジで辞めてあげて欲しい。
芸人さんには、自分達が舞台に飛び出す前に必ずやるルーティンみたいなのがあるはず。
ギリギリまでネタ練習する組もあるやろうし、煙草吸うとか、音楽聴いてテンション上げるとか、必ずトイレ行っておかないと落ち着かない人もいるやろうし。
そのルーティンを大事にしてあげて欲しい。
たかがお笑い。されどお笑い。
この舞台目指して一年間必死でやって来て、何千組もの中から選ばれたファイナリストで。
『芸人さん』から『漫才師』になれるかどうかの試金石。
芸人さんが一番ベストの状態で臨めるようにしてあげても、誰にもバチは当たらない。
勿論、桁違いの視聴率が見込めるメガコンテンツなのは間違いない。
よりスリリングに、より臨場感を持って。というテレビ局側の意図はよく分かる。
でもあんな事しなくても、視聴率は取れるって。
個人的には、本番直前の舞台裏リポート。
あれも要らない。
緊張してエヅいてる芸人さんや、黙りこくってる芸人さんの姿を、ネタ観る前に見たくない。
芸人さんによっては、カメラ向けられたらボケなアカンかと思ったり、集中してんねんから邪魔すんなやと思ったり、要は「気が逸れる」
そんなのは、後日番組で流せばいいと思う。
本当にフラットな状態で漫才を観たい。
だってどうでなくても、緊張の度合は桁違いやで。
ネタ順がその場でクジで決まるって…。
トイレ行くタイミングもないやん。
そうなってくると、ネタが面白いかどうかだけでなく、緊張に強いかどうかも勝敗に関係してくる。
ま、それが本当のチャンピオンなのかもしれんけど。
なんかなぁ…、ファイナリストもうちょっと大事にしてあげてもええと思うねんけどな~。
そう思えば、去年のゆにばーすは凄かったな。
トップバッター無茶苦茶キツいやん、可哀想やん。思いながら見てたら、ゆにばーすが呼ばれて。
はらちゃんがなんの躊躇もせず、弾けるように立ち上がってそのまま飛び出して行ったの見て「おーーっ」となった。
あたし、ゆにばーすはあの時が全くの初見。
まずはらちゃんの声にびっくりした。
「何この声?」
「え?ネタで無理にこの声出してる訳じゃないの?」
「なんなんこの娘?まさか大山のぶ代の孫か?」
もう声のインパクトが凄過ぎて、ネタが頭に入るのにタイムラグあったもんね。
でも二人共全く緊張してないように見えて、めちゃくちゃ面白かったもんな~。
あんな中村あゆみ全力で歌える?
お笑いファンの中では言い尽くされた感のある『2017のM-1の陰の功労者はゆにばーす』
あたしもマジでそう思ったわ。
お客さんがどんだけ暖まってるかどうかで、天と地程の違いがあると思うけど、ゆにばーすが確実にお客さんを上げた。
年々M-1を観覧してるお客さんが、笑いを見に行くより、自分達も笑いの現場に参加して、なんなら自分達もこの舞台を一緒に盛り上げて行くで!みたいなノリになって来てるように思うけど、それでもどうでもトップバッターの役割は重い。
二週間くらい前にM-1のDVD見直した(ちゃんと買ってる。社割で二割引やけど。)けど、ゆにばーすやっぱり格好よかった!!
うーん、今年はどうなるんやろ?
全組が最高のネタでガチンコ勝負で、『今一番面白い漫才師』が決まってくれるのが一番!
でも、個人的には、ラストイヤーのジャルジャルさん!
勿論和牛にも見取り図にも頑張ってもらいたいねんけど。
ジャルジャルさんのあのネタはジャルジャルさんにしか出来ない。
生で観ると凄い。
もうちょっと評価されていいのにといつも思う。
そんな訳でジャルジャルさん!!!