祇園のマルセイユ

ウケタモンガチ! グランドチャンピオンシップ』をやっと見る。
OAが10/8やったから、一ヶ月半遅れ。
なんか、なかなか録画しといたのを見る時間が取れんくて、録画溜まる一方なんやけど。

しかし、アニキ サラリーマンスーツ似合わへんね。
思いっ切りスーツに着られてるがな。
ものすごい仕事出来ひんペラペラの営業マンっちゅー感じ。

服って大事やわ。

でも、劇場で生で観て面白かったやつは、テレビサイズで見てもちゃんと面白いねんな。

みーんな、面白かったけど、マルセイユのネタは阪神ファンにとってめちゃ嬉しい。

マルセイユを初めて観たのは、7月に祇園花月であった『浴衣de漫才2018』

この時、やっと友達誘って二人で行けると思ってたら、この日は無茶苦茶暑い日で、友達が熱中症になってキャンセル。
え~、余ったチケットどうしよう…。
空席も嫌やしなぁ~。と思って、生まれて初めてTwitterで「チケット譲ります」をやった。

慣れない事に、なんかやたらドキドキして、どうしたらええんやろ??と思ってたけど、ほどなくして「譲って欲しいです。」という子が現れて、無事祇園花月の入り口で定価で渡せた。

その子は色白のふわっとした感じの無茶苦茶可愛い女の子やった。
二十歳くらい?

あたしは年上の人と喋るのは得意というか、なんか落ち着く。
でも自分が年とるに従って、年下と喋るのは無茶苦茶気を遣うようになった。
若い子に気を遣わせてるかなぁ…とか、
この話興味ないかもな…。とか、余分な事で頭ん中が一杯になって疲れる。

でもこの時は、チケット無駄にならずに済んで有り難かったので、頑張って少し話し掛けてみた。

あたし「今日は誰を観に来たん?」
女の子「マルセイユです。」
あたし「そうなんや。あたしマルセイユは今日が初めて。凄いファンなん?」
女の子「朝からずっとマルセイユ追い掛けてて、さっきまで大阪に居たんです。」
あたし「へえ~!そんなに好きなんや。」

こんな可愛い女の子が追い掛けてるマルセイユってどんなんやろ?
と言うか、マルセイユって誰?
若い子に失礼があってはいけない。
スマホでこっそりマルセイユの基本情報を得る。

マルセイユマルセイユ…。
別府君と津田君ね。
なるほど。
興味津々で浴衣de漫才が始まった。

ウケタモンガチと同じネタやったけど、テンポも良くてツッコミが軽快で、無茶苦茶面白かった!
動きもあってそれがピタッピタッと決まるから観てて気持ちいい。
それに何より、鳥谷の応援歌がネタに出て来るという事は阪神ファン
じゃなくてもプロ野球好き?

もうこれだけで親近感1・5倍増し。

浴衣de漫才が終わって、思わず隣の女の子に
あたし「マルセイユ面白かったねぇー。凄いウケてたし。どっちのファンなん?別府君?」
女の子「(喰い気味に)違います!津田君です。」
あたし「津田君ね、今日はありがとう。もしかしたらまた劇場で会うかもしれへんね。」
女の子「はい。ありがとうございました。」

今までで一番のTwitterの有効利用やったかも。

いや、ホンマに可愛い女の子やったよ。
芸人さんてモテるんやなぁ~と実感した祇園の夜でしたわ。