新生Vリーグ in ウカルちゃんアリーナ

友達と友達の娘さんとウカルちゃんアリーナに、東レデンソーの試合を見に行った。

本当は埼玉でやってる岡山シーガルズの試合を応援に行くべきなんやけど、今日はバレーボール部じゃないのに、バレーボール大好きの娘さんの為にチケットを取って、初生バレーボールにお付き合い。

なんと、木村沙織さんと野村忠宏さんがゲスト出演。
木村沙織さんの大ファンの娘さん大喜び!(笑)
良かった、良かった。

木村沙織さんはやはり無茶苦茶可愛い。
マジで9頭身。

亜季の試合の応援で、現役時代の木村沙織さんを何度も見ているけど、やはり華があるから、コートの何処に居ててもパッと目が行く。
そして人気も断トツ。
正真正銘の日本の大エース。

今日は薄いブルーのモヘア調のニットに白のワイドパンツとまたキュートな装い。
そして木村沙織さんと言えば、川西君大好物の大っきなおっぱい。
これまた健在。
木村沙織さんはプレーは凄いのに、動きがパタパタと動くペンギンみたいなとこがあって、これがまた可愛いんだわ。

亜季がシーガルズでこんなスター選手とネットを挟んで試合してるのを見た時は感慨深かったなぁ。

亜季の入団当時はなかなか辛いものだった。
同期入団は亜季を含めて4人。
他の3人は、1年目から試合に出してもらっていたのに、亜季はユニフォームさえ着る事なく、ジャージで試合前の練習のサポートをしていた。
そして入団1年目は、ユニフォームを着る事なく終わった。

やっぱり通用するかどうか分からないプロなんて止めておけば良かったのに。という声も聞こえてきたりした。
でもあたしは、「ここが辛抱のしどころ。1年目から通用する程甘い世界じゃないけど、諦めたらそこで終わり。自分が本当に好きな道に進める人なんて本当に一握り。思う存分頑張って!」みたいな手紙を送ったりした。

お姉ちゃん夫婦は、1年目からほぼ全試合全国に応援に駆け付けていた。

ただの一度もユニフォームを着る事なく、ジャージ姿でサポートに回る亜季の姿は、私が見てもなんとも言えない気持ちになるのに、どんな気持ちだったのだろう。
それでも決して出しゃばる事なく、シーガルズの応援に徹するお姉ちゃん夫婦は、ファンとはこうあるべきというお手本のような存在だ。

2年目から亜季はレギュラーリベロとして、試合に使ってもらえるようになる。
あれから10年。
同期4人のうち、1年目に一番試合に出ていた二人の選手はもう引退してしまった。

バレーボール選手の寿命は短い。
プロ野球やサッカーと違って、プロスポーツとしてはまだまだマイナーな部分も多いバレーボールは、セカンドキャリアも確立されていない事もあって、二十代半ばで引退してしまう選手が多いのだ。
28歳の亜季はもうベテラン選手。

新生Vリーグとして新たにスタートを切った今シーズン。
亜季は今のところユニフォームを着ていない。
選手のサポートに回っている。

拾って拾って繋いで相手に粘り勝つスタイルのシーガルズは守備重視。
毎年毎年リベロが入団してくる。
「今年もまたリベロが入った…。」
身内としては、なんとも言えない焦燥感に襲われる。

でもそこは本当に競争の世界。
誰よりも亜季自身が分かっている。

亜季は本当にバレーボールが大好きで、バレーボール以外の趣味がない。純真そのもの。
バレーボールに集中出来ないからと、スマホを持ったのは入団3年目だった。
先輩から連絡が取れないから持ちなさいと言われてやっと購入したような子だ。
私も亜季の携帯の電話番号もlineも知らない。
お姉ちゃん夫婦が、バレーボールに集中したいという亜季の意志を何より尊重してるので、余計な煩わしさを与えないように、お米を送ってもお姉ちゃんから亜季に連絡を入れてもらってるくらいだ。
すると亜季からあたしのお母さんにお礼の電話が掛かって来る。
お母さんにとっては、これが何より嬉しい。
あたしもお母さんの喜ぶ顔が見たくて、送っている部分もある。

身内ではあるけれど、選手としての亜季のファンでもあるので、亜季が試合に出ていないのは、正直辛い。
でもあたし達は勝手だ。

ユニフォームさえ着れなかった亜季が試合に使ってもらえた!
レギュラーリベロとして起用されるようになった!
木村沙織選手や荒木選手と同じコートに立ち、そのスパイクを亜季が拾っている!
全日本の強化合宿に呼んでもらえた!
全日本の代表選手としてオリンピック予選の試合に出た!

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どんどん成長する亜季に、言い尽くせない感動をもらって来たのに、試合に出てないと淋しいと思ってしまう。

お姉ちゃん夫婦は、今シーズンも全国に応援に駆け付けている。
亜季の両親だけど、何より岡山シーガルズの熱心なファンの一人として何処までも応援に駆け付ける。

今日、滋賀県が地元の東レのホームゲームなのに、何処か応援に熱が入らないあたしが居てた。
気持ちは100%岡山シーガルズの応援団やから。

今シーズン、まだ未勝利のシーガルズ
うーん、厳しいなぁ。
でも、頑張って欲しい。
もうそれしか言えない。

東レのホームゲームのウカルちゃんアリーナは満席ではなかった。
木村沙織さんが抜けた穴は大きい。
でも、岡山でのシーガルズのホームゲームはいつも超満員。
シーガルズの地道な地域密着の活動が、徐々に岡山県で認知されていってるようで凄く誇らしい。

今回は埼玉まで行けなかったけど、また岡山まで応援に行くからね、亜季!