脳内ジェットコースターの果て

今日(日付変わったので、正確には昨日)、たまらなく腹が立った。

周りに人も居たので、その場はなんとかやり過ごしたけど、なんかどうしても治まらなくて、lineで長々とものすごく丁寧に、なおかつ辛辣な文を送ってしまってから、午後からの仕事に就いた。

自分の腹立ちを全く関係ない人にぶつけるのは、あたしが絶対にやりたくない事のひとつ。
いつも通りの接客と、スタッフとの会話。
それでも自分の中の怒りが治まる事はなかった。

こういうのは仕方ない。
多分感覚のズレだ。
自分が大切に思っている事が、相手にとっては取るに足らない事だったりする。

仕事が終わって、辛辣なlineから6時間振りにスマホを開く。
勿論、相手からは謝りのlineが来ていた。
それでも「私こそすみませんでした。」とは送る気にはならなかった。
まだ思い返しても悔しくて涙が滲む。
そんな気持ちのまま、とりあえず取り繕った返事を返す事は出来ない。
相手にも自分にも嘘をつく事になる。
その事を素直に書いて送った。

既読にはなったが、それ以降何も返って来なかった。
今日はそれでいい。
今は冷静な判断が出来ない。

昨日、アインシュタインの単独ライブに行って、あんなに幸せな気分になったのに、落差が激し過ぎて考え込んでしまった。
普段こういう逃げ方はあまりしないのだけど、幸せな気持ちを取り戻したくて、夕ご飯終わってから、録画しておいた番組を見た。

変に律儀なあたしは、溜まっている録画は順番通りに見ていかないと気持ち悪い。
忙しかったり、疲れていたりで、今見ているのは二ヶ月遅れだ。
でも今日は、フィギュアスケートのBS の録画も、朝ドラのまんぷくも、千原食堂もGACKTの出演番組も飛ばして、ネタパラを見た。
中村七之助さんもバカリズムさんもちゃんと笑わせているアインシュタインを見て、あたしも声を出して笑った。
ちょっとだけ幸せな気持ちを取り返した。
そして、lineの相手は、今晩笑えているんだろうかと横切って、また堪らない気持ちになる。

もういい加減お風呂に入ろう。
いつもお風呂は反省タイムだ。
その日のあたしはどうだったか振り返る。
余りにマイペースな年下社員にブチ切れた日も、もうちょっと他に言いようがなかったかと考える。
段々耳が遠くなってきて、何度も聞き返して来るお母さんに、声を張り上げて辛気くさそうに答えた日も、寝食を後回しにしてまで育ててもらった母親に優しく出来ない自分は何なんだと落ち込む。

今日も24時に湯船にポチャンと浸かったのに、気が付いたら25時を回ってた。
そしてあたしは一体何をしてるんだろうと溜息をついて、お風呂から上がるのだ。
結局、とどのつまりあたしは自分の為にしか生きてない。
旦那さんや子供が居れば、こんな事をあーだこーだとウダウダ考えてる暇はないだろう。
ちゃんと寝て、家族の為に早く起きて、ご飯作って…。

昨日、余りに楽しくてテンション上がり過ぎて全く寝れなかった。
なんでや?
アインシュタインの二人が興奮して眠れないなら分かる。
ただ客席でゲラゲラ笑っていただけのあたしが寝れへんって、何なの?
子供か。

身体は確実に疲れている。
さあお風呂に入ろうと体勢を変えた途端、両方のふくらはぎがこむら返りを起こして、余りの激痛にのたうち回った。
今もふくらはぎが強張っておかしい。

寝ろよ。

1時間くらいしか寝れなかったので、今日はクタクタで眠くなるはずが、久しぶりの怒りから落ち込みへの、脳内ジェットコースターに頭が冴えまくって、眠気が全く来ない。

ほんで暇を持て余して、またこんな夜中にブログを書き出している。
もう立派なスマホ中毒だ。

明日は田んぼ休みを取っているのに、天気予報はまたしても雨だ。

もう、ゴメンなさい。神様。

明日は合羽着てでも田んぼ行こう。
ちょっとくらい濡れて、冷たい想いした方が冷静になれていい。

そんな為に耕される田んぼも堪ったもんじゃない。
それでも何にも言わずに受け入れてくれる。

あたしもそういう人になりたい。
切実に。

寝るぞ。