「お米を投入して下さい。」

あかん。
ホンマにボケて来た。

お米の注文を3軒から頂く。
2軒は白米で。
もう1軒は七分づきでご所望。

精米はワンコイン精米機でする。
お米どころ、滋賀県
ワンコイン精米機は至る所にある。
でもあたしは、精米した時に出る米糠を使って、ボカシ肥料を作っているので、精米機の横から分かれて出て来る米糠を取り出せる仕様の精米機を利用している。
でもこの米糠が分かれて出て来るタイプの精米機は、設置が割と限られている。
有り難い事に、家から一番近い精米機がこのタイプなので、いつもそこで精米して米糠を持って帰る。
ただ、七分づきが出来る精米機は、もっと設置が限られている。
家から一番近い精米機も、八分づきは出来るのに、七分づきの設定はない。
なので、別の精米機を求めて車を走らせる。

今日も14時で仕事を切り上げ、まずは白米に精米した後、七分づきが出来るワンコイン精米機へ。

今日は草刈りをしてしまわないといけない。
時間がない。
ちょっと焦っていた。

精米機に100円を投じて、お米を入れる。
なのに、「お米を投入して下さい。」と、精米機が繰り返す。
「?。入れたがな。」
「お米を投入して下さい。」
「ほやから、入れたって!」
なんやねん。
センサーが壊れたんか?
投入したお米を手でならしたり、センサー部分をティッシュで拭いてみたり。
「お米を投入して下さい。」
「だから、なんやねんッ!ぼったくりかよっ!」
時間がなくて焦ってたので、思わず声に出てしまった。
そして、ふと気付いたのだ。

「あ、あたし、お米の取り出し口にお米入れてるわ。」

そうなのだ。
精米されたお米が出て来て溜まる取り出し口にお米を入れて、散々悪態をついていたのだった。
「ほら、精米始まらへんわ。」

なんか、自分のマヌケさにがっくし来て、両膝に手をついて「はぁ…。」と脱力しまくった。

精米機も「お米を投入して下さい。」と、もう言わなくなった。
あかん。
ワンコイン精米機にまで呆れられてる。
投入口が閉じてしまわないように、慌てて取り出し口からお米を取り出し、隣の投入口へ。
何事もなかったように、精米が始まった。

すんません。悪態ついて。

なんか、ヤバいわぁ。
50歳を過ぎてから、こういうアホみたいなボケをやたらするようになった。
これが〝年を取る〟という事なのか?

「はぁ~、もう~。」
気持ちを切り換えよう。

精米待ってる間にTwitterチェック。
ラブとら芸人の川口君と山本プロ野球君が、甲子園にてツイートしている。
(しかし、何やねん。〝山本プロ野球〟って。どういう芸名の付け方やねん。)
いいなあ、甲子園。
むっちゃええ天気やん。
二人共むっちゃ楽しそう。
う~、羨ましい。

ほんで我が阪神タイガースの戦い振りや如何に。
って、いきなり3点取られてるやないかっ!
もぉ~、メッセンジャー~~!
今年はちょっとキレが無いのよなぁ。

ダメ虎芸人ちゃうわ、ラブとら芸人のせいちゃうか?
っちゅーか、土曜日のデーゲーム。
今年最高の観客動員とアナウンサーが言ってる試合のチケット取って、甲子園に見に来れるって…。

「もしかしてヒマか?」

仕事頑張れよ、ラブとら芸人。