ゆるいにも程がある。

昨日の彦根から八日市への帰り道。
10時前の夜のドライブ。
ヘッドライトにびっくりした子狐が、車の前をビョンビョン全力で跳ねて逃げて行く。
「おいおい、横に逸れてくれんと轢いてまうがな。」

約10分後。
今度は道路を横断中の丸々肥えた狸がギョッとして立ち止まる。
「ほやから、どかな轢いてまうって!」

あたしはどんなとこに住んでんねん。

狐と狸に化かされずに無事に家に到着。
連日の遅い帰宅に、早朝から田んぼを見に回る日々でむっちゃ眠い。
ずっと買ってから気になりつつ見れてなかったコレ。

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(タイトル長いんで略。)
とりあえず、本編だけ見た。 

〝とりあえず〟って言ったらなんか嫌々見たみたいな。
違うのよ。
むっちゃ楽しみにしてたのよ。
でも、明日も朝早いのよ。
明後日も明明後日も朝早いのよ。
ほんで阪神の試合も見なアカンねん。
おまけに阪神調子ええねん。
負けが込んでたら、ニュースとかチェックする気も失せるねんけど。
そして、今やテレビでも大活躍のアインシュタイン
テレビ録画を見るのが追いつかない。
『録画容量が足りません。不要なタイトルを削除して下さい。』ってBD ハードディスクが言うて来る。
そんなこんなで、じっくりDVD 見るタイミングなかなかなかったのよ。

でも、〝じっくり見る〟DVD ではなかった。

ホンマに緩い。
緩いと漢字で書くのもなんかちゃうなと思うくらい ゆるい。
ひらがながピッタリ。

『野郎6人が二手に分かれての修学旅行やん。』
『これが仕事になるねんや。』
『売れたなぁ。』

なんか自分で読んでても嫌味言ってるみたいにしか取れへんけど、ホンマに売れたんやなぁって、心の底から感心した。

だってコレ会社、すなわちよしもとから「こういうDVD 出すよ。」って話があった訳やろ?
〝今よしもとでも一番若い子達に人気のあるアギシュの素顔をファンが堪能出来るDVD 〟
そんなコンセプト?

どーでもいいけど、何枚かよしもとのお笑いDVD 持ってる けど、 ものの見事にホンマにDVD しか 入ってないのな 。
今日び映画の廉価版DVD なら1000円くらいで手に入る。
そんなんでも紙切れ一枚とは言え、関連映画作品のPR 用の紙入ってるで。
〝一枚売る毎に1円でも多く利益を得る〟
よしもとの金勘定と言うか、決意みたいなもんが感じられて、むしろここまで来たら清々しいわ。

話思いっ切りズレたわ。
え~、ゆるゆる旅、堪能出来ました。

アギシュの3組の事を調べ始めた時、
〝性格の良さがファンにじわじわと浸透して…〟みたいな表現にちょいちょい出くわした。
「性格の良さで支持されるって何やねん。お笑い芸人やろ。オモローてなんぼちゃうんかい。」
と、最初思ってた。
でもこの表現は間違ってなかった。
たいして中身の無い事ずっとやってるのに、見ててニヤニヤ出来る。
これは6人の元々持ってる、正しく性格の良さが根底に無いと無理。

本編の一番のツボは、飛行機が遅れて遅刻して来た賢志郎君が、アニキと山名君に
「なんで来た?JAL?」
「俺、AIR DO 。」
AIR DO やのに、DO しよらへんねん。」と言ったシーン。

冒頭やん!
DVD の思いっ切り冒頭やん!
他のシーン要らんやん。

さすがエースで4番。
冴えてるわぁ~。
キレキレやったわ。
何言うても面白かったわ。

温泉での水田君の入浴シーン見て
「一人引退後の舞の海おった?」も爆笑。
それを言われた水田君もニッコニコ。

こういうのが見たかってん!
〝普段見れない素顔の二人〟ってこういう事やろ?
ゆるゆる旅のDVD 見て改めて思ったわ。

和牛のネタDVD の舞台裏の喧嘩シーン。
「あれ、失敗やで。」
絶対に。

他にも、なんとなぁ~く、ゆる~いシーンの連続。

アニキがKinKi Kidsの歌を目を閉じながら歌っている。
これか、TENGA 茶屋でケンコバさんが言っていた、打ち上げでのアニキの歌いっぷり。

確かに 「なんかイラッとするわ。」
あれ、女の子の前で歌わんときや。
逆効果やで、マジで。

ま、後ははしょるが(はしょるんかい)、楽しいぃ~DVD でした!

特典映像も楽しみ。

頑張って、今晩見よ。