あたしのナイトルーティン

🎤　昭和　平成　令和へと
🎤　三つの時代を生き抜いて
　上沼恵美子 / 時のしおり

うちのお店はBGMにUSENが掛かっている。

基本〝週間オリコンランキング〟のチャンネルを流している。

流行りのJ-POPに混じって、ちょいちょい演歌も流れて、その時間は一気にお店がスナックの様な雰囲気になる。

この頃よく流れるのがこの曲。

実際にCDもちょいちょい売れる。

ちょいちょいかよ…と思うかもしれないが、うちのお店では演歌のジャンルのCDは１週間に一枚売れればいい方。

歌手別では無い。
演歌全体で一枚売れるかどうかなのだ。

その中において、時のしおりは１週間に２枚は売れる。

これはうちのお店的には、『バカ売れ』状態なのである。

歌の力は勿論ある。

でもそれ以上に宣伝の賜物。

去年のM-1の審査員席に持ち込んでアピールした時には、「上沼恵美子ホンマに怖いもん無しやな。」とちょっと引いた。

コロナ自粛で各番組が過去の名場面集流したり、リモート出演に切り換えたり色々してる中で、上沼さんのレギュラー番組では、フル尺でこの曲を流したり、コンサートの密着映像流したり、番組あげて『時のしおり』一大キャンペーンみたいな事やってた。

何度か目にして、今やあたしもUSENでこの曲が掛かると、サビの部分を心の中で一緒に熱唱してしまっている。

宣伝大成功。

きっと紅白も確実。

「昭和～平成～令和へとぉ～三つの時代を生き抜いてぇ～～。」

歌い上げれば、貴方も関西の女帝気分が味わえます。

こんばんは。
ウル虎マリンです。

いつもは2ヶ月遅れ位でバラエティの録画を見ているのに、今週の『うちのガヤがすみません！』をすぐ見る。

ガヤの公式Instagramで、なすなかにしさんの解散ドッキリをやると知ったもんで。

うちのガヤは、若手芸人にスポットを当てて名前を売ったり、チョコプラの長田君やモンスターエンジンの西森さんの工作技術にスポットを当てたり、色々功績はあるけど、あたしはこの番組の一番の功績は、なすなかにしさんの巧みさ面白さを全国区にした事だと思う。
（うちのガヤを見てない人達には多分全く響いて無いと思うが。）

（いつも〝なすなか〟と言ってたので、以降敬意を込めて〝なすなか〟で通す。）

昔、上沼さんの番組になすなかが出ると、
「なすなかにし、漫才は面白いのに売れへんなぁ～。」とよく言われていた。

上沼さんの番組になすなかが出たらこのフレーズでイジられるのがお決まりだった。

今みたいにお笑いのネタ番組とかを見ていなかったあたしは、一度もなすなかの漫才を観た事が無かった。

「へぇ～、そんなに漫才オモロいんや…。」と心のもの凄い片隅に小っちゃく引っ掛かってる状態で、何年か経った。

そして、何だったか番組名も忘れたけど、なすなかの漫才をテレビのネタ番組で観た。

「ええー！ホンマに面白いやん！」
「って言うか、上手いわこの二人。」
「これは上沼恵美子でなくても〝漫才面白いのに売れへんなぁ～。〟って言いたなるわ。」
と思った。

東京に進出して、上沼さんの番組に呼ばれる頻度も少なくなって、テレビでなすなかを見る事はほぼ無くなった。

ちなみに何年結成やったっけ？と思ってウィキペディアをチェックしたら、『いまぶーむ』というコンビ名に改名してた事があるのも初めて知ったし、中西さんの奥さんが芸人さんだと言うことも初めて知った。

あたしはうちのガヤはアインシュタインが出演してる時しかチェックしない。

毎週録画にすると、『録画残量が足りません。不要な録画を削除して下さい。』といちいち脅迫されるのが鬱陶しいので、見ない事にしているのだ。

なのでうちのガヤウォッチャーと言える程でも無いけど、なすなかがコーナーMCしてたり、ヒロミさんに無茶振りされて、きっちり見事に答えたりするのを目撃する度に、なんだかもの凄く誇らしい気持ちになる。

松竹芸能所属のお笑い芸人さんがテレビで活躍するのは、もしかしたら東京よりも大阪の方がハードルが高いかも知れない。

関西ローカルのお笑い番組のほとんどに吉本興業が噛んでいるし、MCもよしもとの芸人さんならゲストもよしもとの芸人さんというパターンがほとんどだ。

関西では、『お笑い芸人＝よしもと』と思い込んでいる人がかなり居る。

なので、なすなかが東京に活躍の場を求めるのは自然な流れだったのかも知れない。

あたしはうちのガヤを番組開始当初は見て無かったので、なすなかが最初から活躍してたのかどうかは知らない。

………と、こんなにも行数を費やしてなすなかが活躍してるところを見た事無いと書くあたし。

なんかイジりたくなる可愛さがなすなかにはあるのだ。

二人がいとこと言うのは有名。

いとこだからこそなのか、恋人みたいに仲良さそうなのが、なすなかの魅力の一つでもあるし、見ていてほっこりする。

そんななすなかに解散ドッキリを仕掛けるだと？

これは見なくては！と思ったのだ。
（こっからやっと本題。なすなかの事知ってる様で、も一つ知らないのがうっすら透けて見えるが、気にしないでおくれ。）

ネタを作っている中西さんが自信を無くして、芸人を辞めようと思う。と那須さんに打ち明けるドッキリ。

ドッキリの内容を細かく描写するのはもうなんだか面倒臭くなったので省く。

ドッキリを仕掛けてるはずの中西さんが涙ぐみ、ドッキリとネタ晴らしされてから那須さんが泣く。

そしてそれを見てあたしも泣く。

なんちゅーええVTRなんだ。

ガヤの公式Instagramに、
〝なすなかにしの事がもっと好きになること間違いなし〟と書いてたけど、確かにそれまでのなすなかに対するあたしの愛情が、薄っぺらいペラペラしたものだったとしたら、見終わった時には感動して、本当になすなかの事をもっと好きになっていた。
（イマイチ説得力が無いけれど。）
（そしてまんまとやられているあたし。企画大成功。）

なすなかのファンがもっともっと増えればいいなぁと純粋に思った。

そんなほっこりした気分の次に流れたのが、アインシュタインのナイトルーティン。

夜寝るまでを自撮りしているのだ。

白い白いお洒落な部屋で、枯れた植物と生きている植物に囲まれながら、ソファに腰掛け読書しながらお酒を飲むアニキ。

おっ洒落～～。

ざーとらしいぃ～。

仕込んで来る本がまた女子ウケ狙い100%。（タイトル何やったかもう忘れたけど。）

ロケ映えする部屋ゲット大正解やん。
良かったやん、アニキ。

この部屋、テレビでもう何回見たやろか。

そして、お風呂上がりにバスローブを着て顔に美容液のシートパックを貼って出て来るアニキ。

なあ、あれ、ウケ狙い？
それともガチ？

その後に出て来た体幹トレーニングみたいなんはガチでやってんのやろうけど。

バスローブに美容液のシートパック？

え？
美魔女芸人としてやって行く腹括ったん？？

これが洒落でも無いってか？

東京進出して名前売るなら、もうなり振り構わず、刺さりそうなもんなら何でもやるでの精神？

あんなに、大阪時代は美魔女イジりされたら、「そんな事ないってぇ～。」って恥ずかしがってたのに。

なんや？
覚醒したんか？

実はもう40やのに、そんな風には見えない若さ可愛さイケメンさを前面に出して行くのが一番刺さると思ったのか。

実際に女子ウケは凄い。

アニキが告知もせず、そのくせアーカイブに残すのをしくったせいで見る事が出来なかった、とろサーモン村田さんとのインスタライブ。

一万人が視聴したらしい。

ジャニーズやんっ！
おっさんジャニーズ！！

中央に進出してからの活躍振りを見る度に、
「なんか大阪芸人らしさを消そうとしてへんか？」
「二人揃って可愛いキャラで行くつもりなんか？？」
とか色々思ってたけど、ここまで来たら逆にあっぱれ。

洒落臭せぇーも極めれば芸の内。

それにしても、なすなかに付いて書いてる時は恐ろしく時間掛かったのに、アニキに付いて書くのは、あっちゅー間に書ける。

あたしのナイトルーティン、アニキイジり。

そして、も一つのナイトルーティンの阪神タイガースイジり。

これはもうイジりとかのレベルを超えそうで怖い。

昨日のすまたんなんて、今まで阪神タイガースの勝利を祈る阪神ファンに向けて、吉兆データなるものを探し出しては取り上げてたのに、とうとう不吉データなるものを出して来た。

趣向を変えるのだと。

ただ単純に吉兆データのネタ切れちゃうんか。

そして出して来た不吉データが
『阪神タイガースが中日に完封負けした次は８連敗する』

何やそれッ！！

どー反応したらええねん。

「うわぁ～、さすが阪神タイガース。負ける時はとことん負けるでぇ～。」
「名古屋ドームが鬼門なんて過去の話。なんて言うのはまだまだ甘いでぇ～。」
「もうこうなったらヤケクソで行ったれぇ～。」

こうか？
こう思えばええんか？

そして、不吉データものの見事に的中っ！🎯

また負けたッ！！

単独最下位爆走中。

ええ所を無理くり探す。

ボーアがホームラン打った。
（試合がほぼ決まってからのソロホームラン。）

オリックスがやっと勝った。
（阪神タイガースの試合と何の関係も無い。）

「やったぁ～～♬」って笑える日って来るんやろか。