あたしにとって難しい芸人。

録画しておいたアメトーーク
『東京って難しい芸人』を見る。

リーダーがダイアンさん。(これ以上の適任は無い。)
プラス・マイナスさん。
(岩橋さんがかつてないくらいに太ってた。)
天竺鼠
アインシュタイン

4組8名。

一方、東京で成功してますよ的な立ち位置(座り位置?)で、かまいたちが呼ばれてる。

千鳥さんじゃなくて。

まあでもホンマにかまいたちは、洒落にならんくらい売れてるもんねー。

全国的人気番組のアメトーーク

アメトーークきっかけで売れたり、話題になったりする事も多々あるオバケ番組。

勿論、アニキは仕上げて来てます。

もうほら、ばっちり照準合わせて準備万端。

コンディション最高。

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見てよ。
もう女の子やん。

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え?
ビューラーで睫毛巻いてる?

ほんで稲ちゃんは、アニキが喋ってる時ものすごいしょーもなさそう。

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うん?
魂どっかに置いてきた?

各コンビが東京での戸惑いや失敗談を語る。

でもそんなものより遥かに恐ろしいのは、番組スタッフさんからのコメント。

プラス・マイナス 岩橋さん。
「強めのボケに引いてしまう。」
「ツッコミなのにボケすぎ。」
テ、キ、カ、ク。的確。

プラス・マイナス 兼光さん。
「相方のキャラが強過ぎて存在感がないので、キャスティング会議で名前が挙がらない。」
ひぃ~~。
こんなん言われたら一ヶ月くらい引きずってしまう。

ダイアン ユースケさん
「イジられた時のリアクションが悪すぎて、意外と扱いづらい。」
意外と扱いづらい、意外と扱いづらい、意外と扱いづらい…。
ゆ、夢に出る~。

ダイアン 津田さん。
「打ち合わせはめちゃめちゃ話してくれるが、芯を食わない。」
芯を食わない、芯を食わない、芯を食わない、芯を食わない、芯を食わない!
そんな打ち合わせ、止めてまえっ!

アインシュタイン 稲ちゃん。
「外見がフューチャーされるが、トークや返し、瞬発力も非常にレベルが高い。」
「絶対に面白いことをしてくれるワクワク感がある。」
べた褒めっ!
ヒーハーッ!

アインシュタイン アニキ。
「何度か廊下で見たが、服装がオシャレ過ぎて嫌な気持ちになった。」
「服装ではなく、芸を磨くべき。」
シ、ン、ラ、ツ、辛辣~~。
服装がオシャレ過ぎて嫌な気持ちになるって、もう完璧に嫌われてるやん。
服装ではなく、芸を磨くべき。って、こんなストレートに言われる?
嫌われてる、嫌われてる、嫌われてる。
アニキ。
嫌われてんで!!
東京、えぐっ!

そして、天竺鼠

まず川原君。

「場の流れと関係ない破壊的なボケをしそうで怖い。」
そーなのよ!そういう事よっ!
「それ以外も出来るのでしょうが、敢えてしないのは、本人にそこまで売れたいという気がないのでしょう。」
……見離されかけてるやん。

そして、瀬下君。
「どんな人か分からない。」
あ~~~~~~。
瀬下くぅ~~ん。

あたしはどうして天竺鼠を最後に書いたか。

あたし、川原君がどーにもこーにも苦手なのだ。

あの何処に向かうのか全く分からないボケ。
コーナーの進行とか完璧無視して、振り回し倒すボケ。
他の芸人さんやMCが喋ってるところに、全然関係ない角度からボケ投下して来てゴチャゴチャにする。

見てて、あたしはイライラするのだ。

でも、劇場ではウケてて、みんなが笑ってるのに、イライラしてるあたしはおかしいのかと不安になる。

特にアニキは川原君が大好き。

ガッハッハ~ってのけ反って、膝折って爆笑する。

アニキが笑えば笑う程、笑えない自分が不安になる。

あたしって頭の固い考え方が古いしょーも無い人間なんやろか…と。

でも、アメトーークのオープニングで濱家君が言ってた。

「大阪からずっと一緒にやって来たメンバーと一緒で楽しいアメトーークになるかなって思ってたけど、あいつがおるから不安なんですよ。」

そうなんか!

ずーっと一緒にやって来てる同期の濱家君でも不安になるんか!

ほんならしゃーないやん。

津田さんとかも「絡んでくんな。」とまで言ってるもんな。

お笑いのプロ中のプロの面々が不安になったり、どう対処してええのか分からんのに、あたしに処理出来るはず無いやんっ!

なーんや。

あ~、安心したぁ。

あたしがおかしいんや、無かった。

川原君の事を「可愛い。」とか「才能が溢れてて凄い。」とか「面白過ぎてヤバい。」なんて風にベタ褒めする若い子達と自分を比べて、あたしもなんとか理解しようとしたけど、無理やったわ。

若い頃は、自分の好みだけに囚われずに色んなモノを色んな角度から見てみよう、触れてみようと努力してたけど、もう今更いいわ。

あたくし、ただ今53歳。

劇場通ったり、お笑いに時間費やすのもあと10年か20年。

範疇に無いものを追い掛けてる暇は無い。

そんなあたしも瀬下君は好きなのよ。

そんなに生で漫才を観てきた方では無いけど、なんというかとにかく純粋な感じがジワ~と染み出てる。

「この人絶対いい人よな…。」が見る度に重なって行く。

野球好きのあたしは、本気で野球やってた人に悪い人は居ない。という確固たる思い込みがある。

変化球も変化球の川原君の相方は瀬下君じゃなきゃ務まらない、きっと。

そんな優しい瀬下君は、勝手に一人よしもととエージェント契約結んで、その事を話してもくれなかった川原君の事を「やっぱり優しい奴やなと思って。」と言って泣くのだ。

どんだけ人がええのよ。

そしてなんと言っても、瀬下君はむっちゃ男前。

辛ラーメン食べて辛さに顔を歪めててもこの品度。

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最後、汗ダラダラで涙流して鼻水垂れてても、まだ耐えられたもんな。

男前って凄いわ。
最強やわ。

そんな優しくて男前で素敵な瀬下君が大切に思ってる川原君の事があたしは苦手です。

ホンマは川原君は繊細で優しい人って、芸人さん達がよく言ってる。

きっとそうなんやろ。

でもさ、あたしは直接そういう所見て無いもん。
知らんもん。

もう書いてまお。

そう。

『あたしは天竺鼠、川原君が苦手です!』

あ~、スッキリしたっ!

瀬下君ごめん。

大切な相方を傷付けてしまったわ。

けど、無理。

無理なもんは無理。