満喫。お笑いライブ。
🎤 風立ちぬ 今は秋
🎤 今日から私は 心の旅人
松田聖子 / 風立ちぬ
秋を歌った曲数あれど、山口百恵の秋桜とこの風立ちぬが未だ秋ソングの2大巨塔。
ずっと更新されてない。
あれから何年経つんだ。
でも松田聖子の歌の中でも、かなり初期のこの曲は、松本隆作詞、大瀧詠一作曲なだけあって、ふとした時に口ずさんでしまう不朽の名曲。
こんばんは。
ウル虎マリンです。
行って来ましたっ!
『よしもとお笑いライブin新大阪2020秋』
良かった。
間に合った。
ヤバかった。
メルパルク大阪って行った事あるわと思って大して下調べしなかったら、行き方全然分からんかった。
公式ホームページでJR新大阪駅の北口から徒歩5分って書いてたから舐めてかかってた。
とりあえず北口に出る。
そこからメルパルク大阪への案内図みたいなんが何処にも無い。
う~~~ん。
とりあえず道路に出よう。
出た。
まさかの高架下だった。
何処やここ?
こういうのが一番アカン。
分からん。
ビルとか交差点の地名表示とか、そういうのが頼りなのに。
NAVITIMEでは目的地まで3分と出る。
とりあえず歩く。
どっち方向か分からんまま歩く。
なんかNAVITIMEが迷ってる。
「しっかりせえっ!NAVITIME!」
「お前が頼りやねん。」
「なんかぐるぐるグルグル迷ってんじゃねーッ!」
どっちや?
こっちか?
それとも逆なんか?
「ルートから外れました。」
「言うて来るの遅いねんっ!」
「だいぶ歩いたわッ。」
アカン。
無理。
こんなん絶対間に合わへん。
通勤帰りの女の人に訊ねる事に。
あたし「スミマセン。メルパルク大阪に行きたいんですけど、方角どっちになるか分かりますか?」
女性「メルパルク?メルパルクってホテルの?」
あたし「多分。そこにホールがあると思うんですけど…。」
女性「ちょっと待って下さいね。お時間ありますか?」
あたし「はい。」
女性「多分あそこだと思うんですけど、一応調べさして下さいね。」
スマホで検索してくれる女性。
女性「あ、やっぱり。どう言えば良いかな…。ここから行ったらサッカー場があるので、そこの前のニッセイのビルを右に曲がったら真っ直ぐ。そしたら角に見えて来ます。」
あたし「ありがとうございます。お手間取らせてすみませんでした。」
むっちゃ綺麗な女の人だった。
髪型、メイク完璧。
スマホを操る指先のネイルも綺麗~。
でもあんなに爪長くてパソコンとか出来んのかしら?
ありがとう!お姉さん!
次あたしも道聞かれたら、お姉さんの様に親切丁寧に教えるぜ!
って、滋賀県で道聞かれる事はまず無いんだが。
お姉さん教え方完璧!
迷わず到着。
次からNAVITIME頼んの止めて人に聞こう。
ほんでメルパルク大阪って来た事無いわ。
あるっけ?
もう着いたしどーでもええけど。
今日の出演者は豪華。
アキナ、和牛、アインシュタインが揃い踏み。
東京で行われるアキナ牛シュタインには行けない(オンラインチケット購入)ので、なんだか事前の肩慣らしみたい。
肩慣らし??
なんかちゃうな。
あ、前夜祭やっ!
(^^)v
と、その前にトップバッターはコウテイ。
もう好き勝手にやっている。
コウテイは始まりから終わりまで、ずーーっとスベり倒す時がある。
大概お客さんの客層が年齢高めの時に。
でも今日のお客さんは若い女の子が凄い多い。
赤い学生服風の衣装がアニメのキャラの様に似合う九条君と4頭身に見える下田君によるコウテイワールドは大ウケ。
「あの九条君は滋賀県民なのよ。」と言いたい衝動に駆られる。
でも、今日の一番のお目当ては学天即だったりする。
あたしが初めて学天即を知ったのは、アインシュタインがNHK上方漫才コンテストに出場するので、代打でヒラメキラジオのパーソナリティを学天即が務めた時。
アインシュタインの代打が学天即と知った時の二人の反応を今でもハッキリ覚えている。
アニキ「うわぁー。」
稲ちゃん「ワーっ。」
「もう無茶苦茶喋って止まらへんでアイツら。」って感じの事を言ってた。
でも、この時のヒラメキラジオが面白かったのだ。
以来、ずっと気になるコンビ。
この頃の学天即はテレビ出演も凄い増えて、どんどん露出を増やしている。
奥田君の博識振りとよじょう君の何とも言えないフワフワした脱力感(?)。
二人の対比が面白くて、見た目インパクトもある。
もっとブレイクしてもいいコンビやと思うねんけどな。
ところで、今は〝四条〟じゃなくて〝よじょう〟なんや。
あれ?
四條じゃなかったっけ?
四条なんか。
ってか、あたしは四条って名字がスゴい格好いいと思ってたので、名前から受けるイメージと見た目のギャップが有って、逆に良いなと思ってたら、突然〝つくね〟に改名したのよ。
つくね?
つくね??
どっから来たん?
つくねって?
そしたらまた四条に戻してた。
つくねで行き詰まったんか。
その学天即。
ネタを観るのはかなり久し振り。
前の出番の和牛が無茶苦茶ウケてて、お客さんが死ぬ程笑ってた後なので、出番順としては最初の入りがやりにくいところ。
でもちゃんと水田君をイジってから入る。
前に観た時は、奥田君の達者な喋りを活かしたネタだった気がするけど、今日はよじょう君の何とも言えない脱力感あってこそのネタ。
学天即ってそんなに何回も観た訳では無いので偉そうには言えない。
それでもあえて偉そうに言うなら、奥田君が達者なのは前から知ってたけど、よじょう君が前に観た時よりグンと上手くなってた。
でもまだまだもっと化けられる。
実力も伸び代も感じられて満足。
(^-^)v
アキナ牛シュタインではまずアインシュタインがトップバッター。
凄い人気。
一斉にお客さんが前に乗り出して、ワーって拍手。
今日のお客さんはまた女の人ばっか。
9割5分女の人だった。
しかも、若くて綺麗な子、可愛い子がわんさか。
お笑いファンも変わって来たわ。
昔は恥ずかしくて全然目が合わせられなかったアインシュタイン。
今やガン見出来る。
(稲ちゃんを。)
前から8列目だったので、肌の状態まで分かる。
テカテカ。
いや、ツヤツヤと言うべきなのか。
「ブロックされてんのよなぁ…。」と思いつつ見る。
ネタに入る前に二人で5分以上ふざけてた。
ほぼフリートーク。
そしてっ!
アニキがパーマヘアを終わっている!
前に戻った。
やっぱ絶対こっちの方がいい。
なんか湯上がりの女の人みたいだった。
このフリートークみたいな調子でずっと行くんか??と思いかけた頃に、アニキがチラッと腕時計を見て「あ、だいぶ喋ってもた。」ってな顔をしてから、クルザーデートのネタに入る。
これもう何回観たか分からない。
稲ちゃんが海に飛び込んでサザエを取りに行くくだり。
サザエ?
サザエちゃうわ。WWW
伊勢海老や。
伊勢海老取りに行くあのくだり。
髪の毛がふわふわ舞って、竜宮城に辿り着いた生き物みたい。
「軽いわぁ……あの髪の毛。」と思って観てたら、なんか腕の脇んとこから下の白シャツが見えた様な気が…。
うん?
セットアップ破れたんでね?
捌ける時に稲ちゃんも気付く。
結構派手に破れてた。
「だから、もう買い替えなって。」
「ヘロヘロやん。」
「生地薄くなって来てるもん。」
「膝と肘出てるし。」
「みっともないって。」
「漫才スーツは舞台に対する気持ちやで。」
あたしの念が届いた気がした。
女53にもなれば、念で脇んとこ破く事も出来る。
………………………… 怖いって。
続いて和牛。
もう水田君が出て来た姿見ただけで可笑しくて可笑しくて仕方無い。
なんなんだ?あの髪型。
笑わす為にあの体型と髪型を手に入れたんだろうか?
水田君の喋ってる台詞の8割何言ってんのか分からんかった。
でもそれでも成立するネタなのだ。
細かい事は省くけど、死ぬ程笑った。
なんか久々にツボにハマって、お腹捩れて涙出た。
あたしが観て来た最近の和牛は、すごくゆったりしてて、それが余裕でもあり和牛の味でもあるねんけど、ちょっと爆発力に欠けてて、正直物足りなかった。
でも今日は「やっぱ和牛やわ!」と感心する程、爆笑をかっさらう。
水田君のなりも面白いけど、賢志郎君のほぼお爺ちゃんみたいな身のこなしも面白い。
40手前のコンビとは思えない。
なんだか翁と呼びたくなる。
ラスト出番がアキナ。
去年、何故アキナはM-1にエントリーしなかったんだろう?
コント師としてプライド持ってやって行く決意みたいな事だったのか?
でもあたしはアキナにもM-1に是非挑んで欲しい。
関西では知らない人は居ない(言い過ぎ?)程、毎日テレビにラジオに舞台にと忙しいアキナ。
人気も実力もある。
コントが面白いのは勿論だけど、漫才だってむっちゃ面白い。
アキナがM-1決勝行ったのって何年やったっけ?
2016年か…。
アキナの面白さは関西を飛び出して日本中にちゃんと伝わると思うねんけどな。
今日のネタ初めて観たけど、面白かった。
山名君の動きと声の抑揚と表情。
芝居も上手い。
山名君の魅力を活かし切ったネタ。
そして秋山君のツッコミのトーンがあたしは好きだ。
ガーッと声を張ってツッコむのでは無く、優しく山名君を見守る様な感じ。
実際には年下の秋山君が、山名君を見守るお兄ちゃん的な優しいツッコミ。
じんわり和む。
秋山君がこういう優しいトーンなので、山名君のちょけた動きがより映える。
やっぱりアキナ牛シュタインは、人気も桁外れやけど、やっぱり面白さも群を抜いている。
3組3様の味が有って、3粒食べたら10個分美味しい!みたいな。
あ~、贅沢な時間やった。
そうそう。
帰り道。
人の流れに付いて行ったら、なんかビルの中に入ってエスカレーターで上がって、連絡通路みたいなん歩いて行ったら新大阪駅に着いたっ!
アホ程簡単!
行きのあの迷いまくった時間は何やったんや。
行きとのあまりの違いにしばし呆然。
それはともかく。
やっぱりライブはいいな。
ホールを出て、駅に向かうお客さんの幸せそうな事。
みんな楽しい時間を過ごせて高揚している感じ。
何人かが「ゆずる君、髪の毛切ってたね。」と話してた。
概ね好評だぜ、アニキ。
さてさて、次はこれ。
22日の祗園花月での
『祗園笑者 見取り図・盛山✖️コマンダンテ・石井』
あたし、コマンダンテの事正直全く知らない。
知ってるのは石井君がイケメンって事くらい。
祗園笑者は1対1のトークライブなので、祗園花月にやって来るのは、そのイケメンの石井君だけど、相方が誰かも知らない。
調べる。
相方は安田君。
と……。
こんな状態でトークライブ観に行っても楽しめるんか?
お笑いのライブ観に行く時に、漫才師さんの情報を何も知らなくても、本当に面白いコンビは面白いと思う。
でもトークライブってやっぱり事前に演者の事をあれこれ知ってる方が絶対楽しめる。
あたしは53年間常に行き当たりばったりで生きて来たので、事前に予習するとかほぼした事が無い。
(自慢!では無い。)
若い頃から下調べとか、明日に備えて準備するとかが全く出来ない子だった。
「何とかなる。」と思ってしまうのだ。
臨機応変に対処する能力だけは他人より長けている。
そして実際何とかなって来たので、懲りてない。
でも今回はちゃんと勉強してみよう。
コマンダンテ。
果たしてどんなネタするんだろ?
そう言えば。
モリシと言えば、小説幻冬でのエッセイ連載。
まだ読んで無いわ。
1個も。
明日仕事終わったら、立ち読みしなきゃ。