個室越しの会話。
ホっ。
無事、当選。
元々は10/22に行われるはずが、コマンダンテ安田君のコロナ感染により、大事を取って中止になっていた公演。
「これ…、延期になってチケット取り直して落選って事も有り得るのよな…?」
と、ちょっとビクビク。
でも良かった。
当選やった。
うふ。当選やった。
10/22の時に取ってたチケットより席が9列後ろになったけど、当選やった。
石井君の指をマジマジ見ようと思ってたけど、9列後ろになったけど、当選やった。
あたしは超指フェチなのだ。
石井君の指は完璧。
さや香・新山君を超えるかもと思ってる。
それを確認しようと思ってたけど、9列後ろになった。
え?
怒ってへんよ。
別に安田君に怒ったりしてへんよ。
1㎜たりとも。
コロナ感染なんて、もうこうなって来たら誰がなるかも分からないし。
安田君も大事な時期に、コロナ感染したくてした訳じゃ無いし。
でも、もし落選してたら吼えてたかもしれんけど。
「オラァ、安田っ💢」
「コロナなんかに負けてんじゃねぇッ!」
「あたしは、あたしはぁ、チケット当選してたんだよォォォー!」
「12/24の祇園花月のお笑いライブの時に、メンチ切ったるさかいなッ!」
「ウオォォォ~~~~ン!」
ってな場合も想定してたので、全然全然大丈夫。
全然大丈夫よ、安田君。
安心してね❤
チケットと言えばこれ。
アニキの生誕祭。
NGKでやんのか。
あたし、この日18:00くらいまで予定がある。
二日続けてのちょっとした研修みたいなもんがあって、スタッフ側なのだ。
ええ~~~。
東京やったら、スッパリ諦めがつくのに。
なんばかぁ…。
行こうと思えば行けん事無いよな…。
他のスタッフにひたすら謝って、ちょい早めにずらかる。
なら、行けん事は無い。
ええ~~~。
どうしようかなぁ。
ま、これこそプラチナチケットみたいなもんなので、当選する保証は何処にも無いねんけど。
ウウ~~。
(=_=;)
もう一回吼えとこ。
「ウオォォォーーーーーン!」
話は全く変わって、今日のスーパーでの出来事。
御手洗に入ったら、個室3つの内2つが使用中で残りの1つに入った。
使用中の2つから、バリバリ大きい声で会話してるのが聞こえる。
若い声。
高校生か?
女の子A「聞いてぇ。この前お葬式行ってんかぁ。」
女の子B「洋式?うちらの学校全部和式やで。信じられる?」
女の子A「ちゃうねん、ほんでなぁ。」
女の子B「○○ちゃんの学校綺麗やし、洋式やろ?」
女の子A「洋式。ほんでなぁ。」
女の子B「あたしなぁ、あれ買いたいねんかぁ。」
女の子A「オッケー。」
女の子B「ちょー、出てから喋るわ。」
女の子A「オッケー。」
……………。
「お葬式の話はどうなってん!」
てか、あんたらそれでよう友達やってんな。
こんな相手の会話無視した返し続ける?
しかもこんなボリュームMAXで個室越しに喋るか?
他に聞いてる人が居るかも知れへんって事に、チラッとも頭がいかへんのかいな?
個室に居ながらモヤモヤ。
先にその女の子2人が個室から出た。
続けてあたしが出て行くと、鏡の前でお化粧直しに余念の無い高校生2人。
2センチ位あるんちゃうかと思う程のツケマに、極太のアイラインで何か目がやたら黒い。
ピタピタのスキニージーンズにデコルテががっつり見えるベージュのニットにピンヒール。
双子コーデっちゅう奴を地元で初めて見た。
さっきの会話を丸々聞いてしまった事への気まずさに、マスカラ塗りに余念の無い2人より先にあたしの方がそそくさと手を洗って外に出る。
「お化粧に余念が無いのもええけど、羞恥心ってもんをもうちょっと身に付けた方がええんちゃうか。」
カートを押しながら、ちょっとぶー垂れて思ったりなんかしてみる。
一通り買い物終えてレジに並んだら、あたしの後ろにその女の子2人が来た。
「さっきの子や。」と思ってふと見ると、女の子それぞれが手に持ってたのが、麩菓子。
たった1個の麩菓子。
「あたしなぁ、あれ買いたいねんかぁ。」のあれは麩菓子やったんか??
なんか一気にさっきのモヤモヤが消えた。
「きっとこの子らいい子やわ。」
麩菓子。
あたしが知らんだけで、女子高生にブームでも来てんのか?
今度、買ってみよ。