準決勝の壁。

M-1グランプリ準決勝進出者発表。

丁度、お昼休みだったので、覚悟をして「ええいっ。」て気持ちで見た。

「フゥ…………。」

「アカンかったかぁ…。」

アインシュタイン、準々決勝敗退。

くぅ~~。
字面で見ると余計グッと来るな。

アインシュタインにとってM-1決勝進出は悲願であり、それはファンにとっても同じ事。

正直、今日はブログ更新は止めておこうとも思ったのだけども。

あたしでさえ、結構グサッと来てるので、二人の気持ちはいかばかりか。

年々M-1参加者は増え、毎年の大会を見る度に、レベルの高さがどんどん上がって行ってるのを、ファン目線でヒシヒシと感じていた。

なので、失礼を承知で書くと、準決勝進出は決して簡単では無いかもと思ってもいた。

こういう予測に限って、変に当たるのだあたしは。

このブログでクソミソにけなしまくったりしてるけど、あたしはお笑い芸人さんの凄さってのを心の底から尊敬している。

特に漫才に対しては、特別な思い入れがある。

なので、M-1の予選が始まって結果だったり、色んな情報が出る時期になってからは、このブログを書く時に気を付けている事がある。

①漫才のネタに不用意に触れない。

②バラエティ番組で見た感想を面白可笑しく書く事はあっても、漫才の内容については茶化さない。

③漫才に対する気持ちが下がる様な書き方はしない。

今の言葉で分かりやすく言えば、漫才師さんに対する忖度みたいなものかも。

まあイジる時の角度がエグい時がちょいちょいあるので、「どの辺が忖度やねんっ!」ってツッコミを受けるかもしれへんけど。

あたしなりに一応気を付けてはいるのだ。

もう「気持ち入れ替えて来年頑張れ!」としか言いようが無い。

言われたくは無いだろうけど、ちょっとアプローチの仕方を変えてみる時期に来てしまってるのかもしれないな…。

今回テレビ番組でよく見る人気コンビがことごとく敗退した。

準決勝進出者を決めるのは審査員さんなので、予選を観に来ていたお客さんの反応がどこまで加味されるのか良く分からないけど、人気者でネタ番組で良く見るコンビ程、「こういうネタで来るんやろうな。」的な、相手に手の内が分かられている状態で戦う事になる。

それが安心感を生んで安定の笑いにつながる一面もあるけど、逆によっぽど上手くハマらないと爆発力は感じにくいとも思う。

そこをどう突破して行くのか。

「うわぁー、こんなんも出来るんや!」
「ネタを揉みに揉んで、極上の一品に仕上げて来たなぁ。」
「この間、この掛け合いは他のコンビには無理。」

文章にするのは簡単やけど、かなりハイレベルな話。

アインシュタインだけでなく、心の中で応援して来た、令和喜多みな実やさや香、ミキにツートライブ

漫才劇場で何回も笑わせてもらったコンビに、コマンダンテすゑひろがりず等、このブログでイジって来たコンビ。

三四郎さんやスリムクラブさん等、やっぱりM-1で頂点取りたいと並々ならぬ意気込みで挑んだベテランも。

「う~~~ん………。」

「今年は終わりましたっ!」
「来年!来年!来年!!」
「今日は死ぬ程とことん悔しがって、その悔しさをマグマに来年頑張れッ!」

以上、月並みですが。

多分なんの慰めにもなってないでしょうが。


さぁ!気持ちを切り換えて準決勝進出組に目を向けようっと。

いやぁ~、新鮮!

あたしは無茶苦茶ミーハーファンなので、テレビ露出の無いコンビの事はほぼ知らない。

わざわざYouTubeや動画でネタを観る事もしないので、ホンマに1回もネタを観たこと無いコンビが結構居る。

ウエストランド、キュウ、カベポスター、タイムキーパー、おいでやすこが、ランジャタイ、東京ホテイソン、錦鯉。

過去に敗者復活戦に出場した事があるコンビも居るかもやけど、正直覚えて無い。

決勝進出者のネタが何やったのかもウロ覚えの53歳なもんで。

ところで、ななまがり敗退したんや。

えーっ。
むっちゃ前評判良かったやん。
観た人観た人「今年のななまがりは凄い。」って言うてたやん。

通過してるもんやと思い込んでたわ。

前評判って本人達の耳にも無茶苦茶入ってるやろから、ショックはより一塩やろなぁ。

が、頑張れ!ななまがり!
めげんなっ!

ほんで〝おいでやすこが〟って!

おいでやす小田さんとこがけんさんによる即席ユニット。

即席ユニットって響き、むっちゃ失礼やけど、逆に痺れるわぁ。

こがけんさんの事は全く知らない!

知らないけど、おいでやす小田さんファンのあたしとしては、無茶苦茶ワクワクする。

〝おいでやすこが〟の文字見た時、二度見したもん。

「マジで!」
声出して何故か笑ってしまった。

今年は分かりやすい優勝候補が上げにくいな。

あたしのM-1決勝の楽しみ方は、それまでの予選の動画は一切見ない。

あえて見ずに、本番一発勝負のドキドキ感を楽しむ。

見てしまうと、準々決勝なんかの手応えが邪魔して、決勝の審査員さんの結果を素直に受け入れられなくなりそうな気がするもんで。

そう言いながら、準決勝のライブビューイングは絶対行きたいけど。

色んな意見があるやろけど、ガチの戦いなのだ。

決勝行ってなんぼの大会なのだ。

一体この中からどの組が決勝進出果たすのか。

楽しみに待とう。


アニキ。
稲ちゃん。

楽しみがもう一年先に伸びた!

アデオスっ!