ビバッ!54歳。
令和3年1月7日(木)
あたくし、54歳になりました。
1/7と言う事は、七草粥の朝。
お洒落でも高級でもキチンと形式を踏襲した訳でも無い、超一般庶民なわが家の七草粥。
餅米はJAで購入。
12/30に餅つき器でついた丸餅を、お正月の間、神棚に飾った後お下げした物を頂く。
今ではスーパーで、七草粥セットみたいなのが売ってるけど、うちんちはここんとこずっと、水菜だけ。
お粥とお餅と水菜を塩だけで味付け。
写真では美味しさが全く伝わらないけど、むっちゃ美味しい!
お正月に暴飲暴食した胃を休める意味もある七草粥。
お正月中、そんな大した食生活を送ってた訳では無いけど、じわ~と身体中にお餅とお粥の温かさが染み渡って、日本人に生まれて良かったと思える朝。
そして、毎年母上と交わされるこの会話。
母上「お前幾つになったえ?」
あたし「54。」
母上「歳取ったわぇ~。」
あたし「……………………。うん。」
若返る事は無い。
多分これからもずっと続く会話。
若い子達なら、お誕生日おめでとうlineとか、メールとか、インスタとか、色々やり取りしまくるんやろな。
ちなみに、今年一番最初にお祝いしてくれたのがTwitterだった。
これ、嬉しい様な侘しい様な…。
ちょい複雑。
そして、知り合いの中には、lineで誕生日おめでとうスタンプを毎年欠かさず送ってくれる、無茶苦茶マメな人も居る。
誕生日だけじゃ無く、お正月やクリスマスにも。
こういうマメな人って、多分あたしにだけでは無く、他の友人知人全部に送ってると思うのだ。
真似出来ん。
あたしは友達の誕生日とか、全く覚えて無い。
彼氏の誕生日も、付き合ってすぐ聞くのはなんか浅ましい様な気がして、しばらく経ってから聞いたら、もう誕生日終わってた。
ってな感じだった。
薄情をこじらせて、ちょい厄介な奴なのだ。
そんな厄介なあたしにlineを送って来てくれる元バンドメンバー。
今も現役のベーシスト。
アマチュアやけど。
そして、このやり取りの後、毎年歯の浮く様なお褒めlineが送られて来る。
「いっつもありがとうねぇ。」
と、感謝しつつ、毎年思うのだ。
「バンドマンは信用ならねぇ。」
そんなバンドマンと今度安土城跡に行く。
なんか『麒麟が行く』が終わったタイミングで、改めて安土城跡に行きたいんだそうな。
あたくし、大河ドラマ見て無かったんで、全く興味ないんだが。
安土城跡って知ってる?
ホンマに城跡なんよ。
石垣しか残って無い。
歴史に興味ない人間からすると、せめてなんか建物残っといてくれよと思うのだ。
まあいい。
たまにはお付き合いしてあげよ。
何故なら、このバンドマン。
あたしと誕生日同じなのだ。
54歳と58歳の傷の舐め合い。
ちゃうか。
ま、そんなこんなは放っといて。
あたくし、今日は雄琴温泉なう。
ホンマは温泉1泊一人旅のつもりしてたけど、このご時世。
雄琴温泉日帰り湯に予定変更。
なんか、雪チラついてる。
う~~。
大浴場から見る琵琶湖の絶景パノラマが楽しみで来てんのに。
晴れてくれっ。