バージンなアニキ。
『水曜日のダウンタウン』にアニキ出る。
この企画。
「おおっ。」
「確かにアインシュタインにおいては、ドッキリとかは稲ちゃん担当。」
「アニキって、ちょっと格好つけ芸人みたいに思われてて(実際そうやけど)、イジられにくいとこあんのよな…。」
と、期待30%。不安70%で見る。
ちなみにあたし、『水曜日のダウンタウン』初めて見た。
ドッキリバージン芸人のトップバッターは、マヂカルラブリーの村上君。
てっきりM-1チャンピオンとしての村上君密着かと思いきや、M-1決勝の一ヶ月前の収録だったんだと。
こういう番組スタッフさんの嗅覚みたいなのって、凄いよね。
事務所から健康診断を受ける様に言われ、病院にやって来て始まるドッキリ。
別室に野田クリスタル君(アニキの26期より先輩にはさん付けが基本のこのブログ。途中であ、野田クリスタル君やなくて、野田クリスタルさんやわ。と気付いたけど、なんかどう考えてもさん付けキャラでは無いので、野田クリスタル君で今後も統一。)が居て、村上君がドッキリ仕掛けられたらどうなるか、インタビューに答えている。
M-1以降、ネタでは無く、普通のトーンでインタビューに答えている野田君が、割と格好いい。
なんやろ?
声がいいのかな?
かなり奇天烈キャラの野田クリスタル君を格好いいと思う様になるって、M-1マジックは凄い。
さて、ドッキリでは、女性の看護師さんの質問に答える村上君。
「え………っとぉ~、8?」
この数字。
今までの女性経験を聞かれている。
「ほんな質問ある訳無いやないか!
」ってツッコミかけて、村上君の意外な返答に固まる。
モニターで見ている野田君が「8?こいつが?」とツッコむよりも秒速で「嘘やんッ!」とツッコむあたし。
「なんや?看護師さん相手に見栄張ってんのか?」
「それとも手当たり次第なんか?」
「イケる隙があったらこじ開けるタイプなんか?」
更にドッキリ質問は続く。
「それってお店の人も含まれてます?」
あたしより失礼やな、この看護師。
村上君「お店入れたら………10?」
増えたッ!
2増えたッ!
ドッキリバージン芸人って、皆こんなもんなんか?
ほれとも、ただのアホなんか?
純粋な(そういう事にしておこう。)村上君へのドッキリは、更に粗くなる。
麻酔科に連れて行かれて、カーテンを開けたら、じゃーんっ!
頭にターバン巻いたインド人麻酔師現る。
「んな、アホな!」
「ほんでランディなんや。」
ターバンランディが麻酔と称し持って来たのは水パイプ。
「怪しいっ。怪しいが過ぎる。」
しかし、さすがに「これどう考えてもおかしいないか…?」と疑いつつも、水パイプを咥える村上君。
ターバンランディより遥かに怪しい。
水パイプ麻酔を吸って、若干脱力している村上君に、ドッキリのネタばらしで野田君が登場。
「うん?いまいちリアクション薄いな。」
「テレビ的映えるリアクション取る余裕が無いんか?」
『マグロリアクション』の称号を得て、村上君の初ドッキリ終了。
次はあるのか??
一方のアニキ。
最初の身長測定で、頭にガチンッと測定器を落とされても、「全然大丈夫です。」
人の良さが裏目に出て、大して面白い絵面にならず。
しかし、アニキの普段からちゃんとしている感が凄い。
ヘコヘコするくらいに、よろしくお願いしますで頭を下げ、洋服を置く前に「ここ置いても良いですか?」と聞き、ヘンテコな診察が終わった後でも、ヘンテコ医師の目を見て「ありがとうございました。」と頭を下げる。
さすが大阪時代、漫才劇場の後輩から『まんげきの風紀委員長』と煙たがられていただけの事はある。
「伊達に人の事注意してないぜ!」
さすがだわ、アニキ。
身長測定の次は、女性看護師さんによる例の質問。
看護師さん「いわゆる経験人数…?」
アニキ「10前後やと思います。」
可もなく不可もなくびっくりもせず。
VTRの音声で流れ無かったけど、アニキにも看護師さんは「お店の人も含まれてます?」と聞いている。
「いや…無いです、無いです。」と多分答えている様に見えるアニキ。
特に面白くならなかったので、バッサリ✂️。
お次は先生による問診。
何故かドデカいヘッドホン🎧をして、コードが繋がっていない聴診器を当てられ、怪訝そうなアニキ。
見てるなぁ~。
怪訝そうなアニキも、ワイヤレス聴診器を二つ当てられて、何故か恍惚の表情を浮かべる。
「好きなんか?こういうの?」
そして、アニキも麻酔科へ。
カーテンの向こうに現れたターバンランディ…………、や無いっ!
阪神のバースっ????
やから、『ランディ』やったんや!
爆笑~~。
麻酔師ランディが水パイプ持って来ても、全力でパイプを咥える素直なアニキ。
ほっぺたへっこむ程に吸い込みまくる。
これがヤバい薬やったらどうするんや?
疑う事を知らんのか?
「ホホ~。」
出す。
鼻から煙むっちゃ出す。
海外に遊びに行って、見るからに怪しい外人に水パイプ勧められても吸うな、これは。
そして、別室で見ていた稲ちゃんがネタ晴らしに登場。
これが大好きな番組だと聞かされて、『水曜日のダウンタウン』だとやっと気付く。
騙されてたのに、嬉しそうなアニキ。
稲ちゃんに何処かヘンな所無かったか聞かれて。
『へ?最後だけ??』
激痛身長測定も、問診で女性経験聞かれたのも、ワイヤレス聴診器の二刀流攻めも。
全部アニキにとっては想定内なんや。
アニキ。
純粋なんか、おぼこいんか?それともアホなんか?
「東京行ってもスレてません。」
ヤバい薬売りに来る奴にはくれぐれも気を付けて。
怖いぞ、東京。
ほぼ行った事無いけど。