痛風持ちの彼。

高校時代の同級生、野球部の元エースS君に久し振りに会った。

あたしが作るお米を時々買ってくれるS君。

今回は、前の職場の後輩が病を患ってるので、あたしの無農薬米を食べてもらいたいからとの事だった。

「奥さんも大変やし、真理の作る美味しいお米を食べてもらって、精付けてもらいたいのよ。」との有り難いお言葉。

こういう形で無農薬米を選んで貰えるってのは、お米農家としては無茶苦茶嬉しい。

ところで、そのS君。

115キロはあろうかと言う巨体の持ち主。

高校時代もお尻がどっしり大きいガッチリタイプだったけど、野球辞めてから、あれよあれよという間に巨体に成長。

そんなS君が、1年前から炭水化物を控えて糖質制限ダイエットを始めたと言う。

20キロは痩せたんちゃうやろか?

「凄い!むっちゃ痩せてる!どんだけ痩せたん?」と聞くと、「体重は測ってへんし分からへんけど、前に着てたスーツはブカブカになったわ。」と言う。

「なんで?」

あたしは、このダイエットしてるのに体重測らないってのが、全く理解出来ない。

体重減って行く過程がダイエットの醍醐味では無いのか?

男の人って本当に体重測らない人多いよね。

あたしなんか「やった!500グラム減った⤴️」とか、「くぅ~、お鍋おかわりしてしまったんがアカンかったか…。」とか、毎日一喜一憂してるのに。

どういう方法で痩せたのか興味津々で聞くと、
⚪︎お米やラーメンなんかの炭水化物を極力食べない。
⚪︎甘い物も食べない。
⚪︎代わりにとにかくお肉を食べて空腹を満たす。
⚪︎運動はしない。(してない。)

なんか聞く限りかなり乱暴な方法なんだが。

これを始めた時はかなり調子良く体重が減って行ったそう。

でも、この方法を試し始めて3ヶ月くらい経った時、お肉の食べ過ぎで痛風になったんだと!

「なんじゃそりゃ?!」

S君もこりゃヤバいと思って、お医者さんに診てもらい、痛風の薬を飲んで今は正常値に戻ったと言っていた。

痛風になるほどの肉食生活ってどんなんなんだ。

と言っても、あたしの痛風知識と言えば、お店に長年通ってくれてる常連のお客さんが、靴からサンダル履きになり、足を引きずる様になり、杖をつく様になった事と、濱家君が痛風持ちだと知ってる程度だ。

1年くらい前に、正月番組の収録か何かで、雛壇の後ろの席に座ってた濱家君が、「ア痛たたたた…。」と顔をしかめながら、ビッコ引いてスタジオの隅に消えて行った映像を見た事がある。

収録中か収録前か忘れたけど、雛壇から消える程、あんな急に痛みが襲って来るもんなんかと思って
「お笑い芸人のかまいたちの濱家君って分かる?」と聞いてみた。

S君「かまいたち?あ~~。デカい方?小っちゃい方?」
あたし「デカい方。」

なんて分かりやすいんだ、かまいたち

そんなデカい方の濱家君も、今はスッキリややイケメンで売ってるけど、昔はこんなだった。

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それがこんなに痩せるんだからたいしたもん。

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ただただ痛風が痛くて食べる気になれず痩せたとなんかで言ってた気がする。

それなら〝痛風ダイエット〟では無いか。

しかし改めて見ると凄い変化よなぁ。

これが
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こうなるとは。
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そうそう。

見た目の変化と言えば、東京ホティソンのショーゴ君が、48キロのガリガリヒョロヒョロから、プロテイン飲んで筋トレして、ムキムキに変わったと『これ余談なんですけど・・・』で言ってた。

Wikipediaる。

48キロ→83キロ!

え?
35キロ増っ!!

無茶苦茶やんっ!

小学5年生一人分くらい増えてるやんっ!

ええっ?

ある意味、濱家君より衝撃。

35キロの筋肉って………。

「何の役に立つの?」

売れてない時代(今も売れているとはまだ言い難いけど。)、相方のたける君と同居してて、バイトで家賃やら生活費やらをたける君が稼ぐ一方、ネタを考える為にバイトはしたく無い、プロテイン代をたける君に借金してたと、かなりのクズっ振りを披露してたショーゴ君。

「なんかおかしな若手ってまだまだ居るなぁ…。」

ミョーに感心しながら見てしまった。

あたし、数あるかまいたちの番組の中で、『かまいったーTV』と『これ余談なんですけど・・・』が一番好き。

二つ並べてる時点で一番では無い気もするけど。

『やすとものいたって真剣です』も大好きだし、要は、あたしはネタ番組より、芸人さんがトークする番組が好きなんだな。

あれ。

痛風持ちのS君の話からだいぶ逸れた。

そのS君と、互い違いに座って小一時間食事して、「ありがとう。またいつでも声掛けてね。」と言ってお別れし、お風呂入る前に体重計に乗った。

昨日、夜ご飯かなり少な目にして減らした500グラム。

きっちり戻ってた。

〝美味しい食事を奢ってもらう〟
〝体重が増える〟

ううぅ~~~。

「トントン(豚々)か。」