ゴールデンでスベり倒すM-1戦士。①
『相席食堂ゴールデン』見たっ!
普段、関西ローカルで深夜帯にやってる千鳥さんの番組が、一夜限りのゴールデン進出。
M-1ファイナリスト10組総出演!
しかも、訪ねるのはコンビのどちらかの地元!
「いいやん!むっちゃいいやん!」
「去年のM-1ファイナリストって、全国的な知名度があるコンビってほとんど居てないし、まさしく地元凱旋。感動秘話とか出まくるんちゃうの?」
期待大っ!
と、思う一方で…。
「言うても、千鳥の相席食堂やしな…。感動路線はあんま無いか…。」とも思いつつ見る。
え~、最初に言っときます。
200%後者でした。
トップバッターのインディアンス。
登場して来たつかみのボケ。
田渕君「ゴールデンと言う事で、爪跡残したいなと思ってたんですけど、昨日の夜爪切っちゃいました。」
見てよ、このワイプの中の千鳥さんの渋い顔。
田渕君「ウケてんの?」
きむ君「分からへんねん、これいっつも。」
ウケてへんっ。
ウケてへんよっ。
冷たい川に入って行くとか、諸々流れて(書くのしんどい。ショートカット。)田渕君の実家へ。
え?
田渕君の実家なん?
最初、ハーモニカ吹きながらきむ君が出て来るカットに結構尺取ってたから、きむ君の地元行くんやと思ってた。
ほな、あのハーモニカ要る?
写真屋を営む田渕君の実家。
「僕はお父さんを見て育って来た。」と田渕君が言う通り、お父さん田渕君そっくり!
逆か。
田渕君お父さんそっくり。
ほんでお父さんが笑い取りに来る。
無茶苦茶貪欲に。
そっくり!
そして、田渕君がお父さんに感謝の手紙を読み上げる。
「キターっ!これよこれ、こういうのよ。」
手紙を読む田渕君。
目を瞑って頷きながら聞き入るお父さん。
過去の写真や、この日撮影したカットをバックに手紙を読む田渕君。
田渕君「長々と書いてしまいましたが、最後に…。」
「うん?」
「そんな長なかったで。」
「もうちょっと頂戴よ…思う短さやったで。」
と一瞬思った次のカット。
「7枚も書いてるやんっ!」
「全っ然読んで無かったやんっ!」
「トータル2枚くらいしか読んで無いやろ!」
千鳥のお二人も「手紙カットした?」とツッコむ。
大悟さん「長々と書いて無かったもん。ほら、伝わらんよ。」
同意。
アカン。
忘れてた。
ゴールデン言うてもこれ相席食堂やった。
嫌な予感は続く。
次いで、東京ホティソン。
今回初めて知ったけど、たける君のあのツッコミって、備中神楽から来てるんだと。
なるほど。
でも、決めに行ってるツッコミは出来るけど、アドリブで出て来ないのが二人の悩み。
そんでロケ中にアドリブでたける君がツッコんでみる。
ウケるウケないは置いといて。
結構チャレンジしてる。
それを受けてのショーゴ君。
爆笑。
相方受け切れて無いやん。
車の整備工場を営むたける君のお父さんは、東京ホティソンを全力で応援してくれてる。
二人の写真入りのティッシュを作ったり、ステッカー作ったり。
オマケに東京ホティソンのネタを完コピして近所の人に披露してるんだと。
有り難いねぇ~。
普段無茶苦茶応援してくれてるお父さんが映って、もうこんで良かったんじゃないでしょうか。
そして、ニューヨーク。
屋敷君の地元、三重県熊野市を巡る。
屋敷君が海をバックに話してる登場シーンで、砂浜を駆け抜け海に飛び込む嶋佐君。
「何で若手はみんな海とか川に入りたがるんやろ?」
屋敷君が度々話してる「お母さんに女手一つで育ててもらった。」そのお母さん登場。
このお母さん(美人!)凄い人やった。
28歳で始めた空手で世界2位!
スゴっ。
そのお母さんに「M-1どうやった?」と聞く屋敷君。
「ニューヨークちゃうんや!」
「お母さん、完璧です。👍」
続いて、我らが見取り図。
モリシの地元、堺へ。
登場シーン。
落ち葉を掻き集めた絨毯の中から出て来た。
時間掛かってるなぁ~。
仕込んで来るわぁ。
ほんで、リリー君どこ行った?と思ったら居たっ!
仕込んでるなぁ。
ほんで、モリシに一切絡む事無く、画面右に歩いて消えて行った。
爆笑。
やっぱ見取り図はセンス抜群!
一般人に絡むロケはそんな大した事無いけど、見取り図だけとか、見取り図と芸人だけで完結させるロケは無茶苦茶面白い。
地元の美容室に立ち寄るモリシ。
出て来た。
「ええっ!!」
「コーンロウなってるッ!」
これ、めたくそ時間掛かるやつやで。
「仕込んで来るなぁ~。」
で、次のカット。
「リリー君もコーンロウなってるやんッ!」
爆笑😂😂😂😂😂
「仕込んで来るわぁ。」
もうお腹捩れて涙流して笑った。
そして、モリシの中学時代の恩師、田中先生に会いに出掛ける二人。
この田中先生がいい。
見た目もシュッとして格好いい。
61歳とは信じられない若々しさ。
そして、M-1を見てたかどうか聞かれて
「見てられ無い。」
「笑神籤のところから1番引くなって、まずそこから。」
もう他人事では無くて、自分の息子の姿を応援する様な気持ちで居てはってんろな…と、ホロリとする。
そして、思い出のカットが流れる。
「うん??」
「もう一回。」
「コーンロウしてるっ!」
「コーンロウしてるやんっ!」
爆笑。
😂😂😂😂😂😂😂😂😂😂
炬燵の天板叩いて笑う。
こっから来てたんか。
「仕込んて来るわぁ~~。」
しかも、他の番組とか劇場でこのコーンロウヘア姿見てないって事は、バレへん様にその日の内に元に戻してもらってるはず。
むっちゃ時間掛かるヘアスタイルやのに。
勿体なぁ。
しっかし、もう最高っ!
見取り図、やっぱ天才。
あたし的には、相席食堂グランプリ、ぶっちぎりの1位です。
そして、ある意味1番心配してたおいでやすこがさん。
実家は久留米で有名な居酒屋なんだと。
暖簾をくぐると、こがけんさんを生まれた時から知ってる常連客の松尾さんに握手で迎えられる。
いい笑顔。
それが、「僕らの漫才見てもらっていいですか?」と漫才披露した後がこの顔に。
もうね。
これで全てを察して欲しい。
これから辞書の『スベる』を引いたら、『相席食堂でのおいでやすこがの状態』って、書き加わると思う。
見てて、逆に爽快やった。
……………と、今日はここまで。
あたしはこんな夜中に、一体何してるんかな?
徒労感がものスゴい。
でも、一応②も有ります。
多分。