『げいにんたちのいるところ』in NGK
なんばグランド花月が先日から新しい試みをしている。
NGKの楽屋での芸人さん達の雑談してる様子を配信してるのだ。
今回が#11。
初めて見た。
何となく気にはなってたけど、見る事は無く…。
でも、令和喜多みな実の河野君のnoteで触れられてたのを読んで、興味そそられて初めて見る。
(河野君の思うツボ。)
舞台の上とは違う、芸人さん達のホントの素の姿に興味津々。
で、こちらが楽屋の様子。
ティーアップのお二人。
ティーアップさんはお二人共ホントにいつもお洒落だ。
岡村さんの番組で『長谷兄NGKコレクション』として私服での楽屋入りの様子が特集されるほど、長谷川さんがお洒落なのは有名なので、その影に隠れてしまってるけど、前田さんもかなりお洒落だと思う。
ところで、楽屋でのソーシャルディスタンス対策のアクリルパネルならぬ、この透明のビニールシート。
恐ろしくちゃっちい。
大丈夫か?これで?
「多分、無いよりマシ。」
うちのお店よりちゃっちいだが。
なんかえらくお手製っぽくて、ちょっとホッコリ。
この配信、365度カメラが回る。
と言うか、自分のスマホをぐるーっとすると、楽屋の角度も動くのだ。
指でスワイプしてもOK。
上下左右自由自在。
でもこれが、信じられないくらい三半規管が弱いあたしは、酔う。
ほどほどにしとかないと。
楽屋での会話から、この配信に支払われるギャラが1ステージの半分だと判明。
元々は30分の配信番組。
「1ステージは10分。その3倍喋ってるのに、ギャラは3倍やなくて、半分か。」と前田さん。
でも一般小市民のあたしからすると、楽屋で楽しく世間話してるだけでお金が貰えるなんて、なんちゅーかズルい。
ほんな美味しい楽な仕事ないやんか。と思う。
あたしのこの愚痴もなんかのお金に化けへんやろか。
ティーアップのお二人に河野君、兵動さんが話してる所に新喜劇の鮫島幸恵ちゃんと井上安世ちゃんが合流。
そこで語られる安世ちゃんと吉田たちゆうへい君の赤裸々な夫婦生活。
夫婦の数だけ夫婦の形があるんだろうけど、なかなかレアケースだと思う。
う~~ん。
ちょっとゆうへい君に同情するかな。
でも、「だから風俗はOKなんです。」の安世ちゃんの言葉に「なるほど。」と思ってもみたり。
詳しくは是非アーカイブが残ってるのでご覧あれ。
今のコンプライアンスに照らし合わせると、セクハラ三昧な芸人さん達の会話。
なんだか、20年くらい前にタイムスリップした様な、昭和の会社の休憩時間を覗いてる様な気持ちになる。
これを「キモっ💢」と思うのか、「芸人さんの世界やわぁ…。」と面白がるのか、もしかしたら世代によってかなり違って来るものなのかも知れない。
でも、色々と手を変え品を変えチャチャを入れてくる先輩を上手にいなしたり、一緒に笑い合ったりしてた昔は、決して不健全なものでは無くて、コミュニケーションの取り方を身に付ける場でもあって、あたしはあの頃が懐かしい。
テレビの地上波に乗せるにはコンプライアンスと言う壁に跳ね返されそうなこの配信。
こういうのがあってもいい。
芸人さんの世界ですもん。