『稲刈り終了~~。』

ふぅ~~。

疲れたぁ~。

暑かったぁ~。

 

今年の稲刈り無事終了。

 

 

台風14号の襲来におののき、必死で排水作業をして、何とかコンバインが入れる状態に持って行く。

 

親戚から譲り受けた、かなり年季の入った我が家のコンバイン。

 

いきなり、稲わらが詰まり全然進まない。

 

えんやこらえんやこらと、詰まった藁を必死で取り除く。

 

腕に思い切り力を入れて藁を引っ張ってたら、足元が滑って、しこたまコンバインの爪に太腿を打ち付けた。

 

「ウウッ😭」

 

太腿に穴空いたかと思った。

 

穴は空いて無かったけど、思いっ切り青痣になってた。

 

 

あ~、痛ぁ~。

この調子だと、今日一日じゃ終わらんやないか…と途方に暮れそうになる。

 

なんでこんなに藁が踏み付けたみたいになるんかと、コンバインの周りをグルッと一周。

 

すると隣の藁を倒すバーが折れて地面に着いてしまっていた。

 

こいつが一番左側の稲を地面に押し付けて倒してしまってたのだ。

 

折れたもんを直す技術は無い。

 

ええーい。

もう取ってしまえっ!

 

道具箱を取りに帰り、ネジを外してバーそのものを撤去する。

 

これで何とかなるだろう。

 

結果、正解。

 

その後はスムーズに刈れる刈れる。

 

しかし…。

今日は暑かった。

もう熱中症になるかと思った。

 

汗だく、クラクラしながらなんとか刈り終わりました。

パチパチ👏パチパチ👏

 

「わしは田んぼで倒れて死ねたら本望や。」が口癖だった父上が亡くなった2年後。

 

機械の使い方を一から教えてもらい、細々と二反の田んぼで作って来た無農薬米。

 

母上が今年で86歳になり、這いつくばっての草取りはもう出来ないので、無農薬米の栽培は今年で最後。

 

見よう見まねで試行錯誤しながら、苦労の方が多かった無農薬栽培。

 

24年間、よく頑張ったと自分を褒めておこう。

 

「ご先祖様、お父さん。今年も無事稲刈り終了しました。」

「ありがとうございました。」