超高級イタリアン。

昨日の話。

9月に結婚式を挙げた甥っ子への結婚祝いのお返しに貰ったカタログギフトで、高級イタリアンのディナーを選んで、お姉ちゃん達と母上と4人でザ・リッツカールトン京都へお食事にお出掛け。

その前に、せっかく京都に来たんだしと、紅葉と言えば永観堂と言う事で、永観堂へ。

まだ2、3割くらいの色付き。

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また紅葉全盛の時に絶対リベンジしよっ。

そして、ザ・リッツカールトン京都である。

庶民には縁の無い超高級五つ星ホテル。

カタログギフトでも無ければ、多分一生足を踏み入れないであろう超高級ホテル。

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駐車場に入ったら、ドアマンに車のキーを預けるんだけど、駐車してある車が、ベンツだプジョーBMWだとやたら高級外車ばっかし。

そん中に入って行くのに、逆に勇気要る。

いざ、ホテル内へ。

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なんとなくずっと薄暗い。

薄暗いと言うと、イメージ悪いけど、間接照明なのだわ。

そして、部屋の入り口も、トイレのドアもエレベーターのドアも、一見壁との見分けが付かない。

ドアノブなんてもんは、勿論無い。

目の前にエレベーターがあるのに、しばらく探してしまった。

「あ、これか!」と気付いた時には、「あったんかい。」と小さくツッコんでしまっていた。

お手洗も使うのが申し訳ない気持ちになる。

汚物入れが漆塗りみたいな入れ物だった。

地下1階の有名なチョコレートのお店、ピエール・エルメにブラッと寄ったら、マカロン1個が500円してた!

母上が「お土産に買うて帰ろかいな。」と言ったのを、腕を掴んでそっと制したのは言うまでも無い。

ちょいとビビりながら、ラ・ロカンダへ。

ホールのウエイターさんが、滅茶苦茶イケメンの外国人だった。(多分イタリア人)

出て来る料理、出て来る料理が、なんちゅーか凝っていて、全部説明してくれるんだけど、口にしてみてもどれがどれなんだか良く分からない。

鮮魚と甲殻類のタルタル 黒米とビーツのサラダ 紅芋酢とハーブのジュレ
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未だにビーツがどれだったのか、分からない。

自家製タリオリーニ 天然キノコ パルミジャーノ・レッジャーノ・バッケ・ロッセ 
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自家製タリオリーニつて、要は自家製パスタなんやけど、堅焼き蕎麦っぽかった。

幸福ポークのロースト チコリ 根セロリ リンゴ トリュフ
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ポークとは思えん味。

この色の美しさ。

けど、母上は「噛めん。」と言っていた。

そして、デザートにあのマカロンが出て来たっ!

1個500円のマカロンがっ!

ちなみに「ジャスミンとなんたらかんたら」の味だった。

噛みしめろ、噛みしめろ。

小っちゃい小っちゃいマカロンやけど、これは500円するのだ。

上品ではないか。

うっすらジャスミンの香りがするような気がするではないか。

味わうのだ。

う~~~ん。

なんか圧倒された。

食事を終え、駐車場に行くと、イケメンのドアマンがスッとあたしのコンパクトカーを運転して正面に持って来てくれた。

ベンツ、プジョーBMWの前に鎮座ましますわがTOYOTAのタンク。

ドアマンに「ありがとうございます。」と言う所を、「あ、なんかすみません。」と言ってしまった。

家に帰って来て、母上に「お母さんの口にはあんまり合わへんかったんちゃう?」と聞くと、「あんま美味いと思わなんだ。」と一言。

〝身の丈に合う〟

これってきっと無茶苦茶大事なのだ。


そして、そして。

『負けたがなっ!!』

阪神タイガース、今シーズン終了。

終~了~。