スマホのAI 知能

落ちた。
また落ちた。

令和2年1月7日、道頓堀ZAZA HOUSE でのアインシュタイントーク

前回のアインシュタイントークは当選したので、ま、今回は無理かと思ってたけども。

でもさ。
でもね。

1月7日って何の日か知ってる?

あ、むっちゃ面倒くさいアホな女みたいな事聞いてもた。
各方面から「知らんがなッ💢」と言われてる気がする。

ま、一応聞いてみたので答えておく。

誕生日なのだ。
あたくしの。
53歳の。

チケよしにアインシュタイントークがアップされた時、
「あ、あたしの誕生日やん。これ、行くしか無いやろ。」とノリノリで申し込んだ。

ほんで落ちた。

えーねんけどよぉ~、別にぃ。

けどよ、けんどもよ。
チケよしももうちょっと気ぃ使てくれてもええんちゃうの?

今日び、ネットで買い物したら、勝手にそれに類する商品とか、「あんたこれも好きやろ?こういうの好きやん?今まで注文してたの見てたらさぁ。」ってな感じの広告がスマホの画面に現れるようになるやん?

AI 知能っちゅーの?
そんだけ利用者の情報をデータ化して学習出来る能力があるこの時代。

チケよし知能A 「このプレミアムメンバー、前回のアインシュタイントーク当選してるな。そしたら今回はパスで。」
チケよし知能B 「あ、けどちょっと待って。このメンバーの誕生日見てみ?」
知能A 「何?何?」
知能B「1967年1月7日生まれって…」
知能A B「誕生日やんっ!!」
知能B 「しかもこの会員トータルで結構お金使ってくれてるで。」
知能A 「ホンマや。ここは一つチケットよしもとからの誕生日プレゼントっちゅー事で。」
知能B 「っちゅー事で。」
知能A B「当選っ!!」

これくらいの忖度あってもええんとちゃうの?
ま、過ぎた事はもうええねんけどさ。

でもホンマにスマホのAI 知能 にはびっくりさせられる。
時々「なんか何もかも監視されてるみたいで怖いわ。」思う程。

そしてあたしはこのAI 知能 にえらい目にあわされた事がある。

アインシュタインがやってたラジオ番組「ヒラメキラジオ」
それとは別にアインシュタインがもう一つラジオ番組に出てると知ったあたしは早速聴いてみる事に。

そのラジオ番組で語られるTENGAたら言う商品。
「何の事なんやろ?話の流れからすると、マスターベーションに使う商品みたいやけど…。」

この時あたしはTENGA の存在を全く知らなかった。
本当に知らなかった。

しかもどうやらこのラジオ番組は、TENGA の 一社提供。
サザエさんにおける東芝
おしゃれイズムにおける花王みたいなもんでは無いか。

何やねん、TENGA って。

検索、検索。
そ、Amazonで検索。

今思えば何でAmazonで検索なんかしてしもたんやろ?
TENGA の ホームページ見れば良かったのに。

Amazonで〝TENGA 〟と検索。
出て来る、出て来る。
恐ろしい種類やった。

種類が多過ぎて、何がどういうもんなのか逆に分からず。
商品説明を読んでみたりした。

「へえ~。」
「はぁ~。」
「こんなんあるんや。」 
「どうやって使うのコレ?」

全く見知らぬ未知の商品への好奇心を掻き立てられたあたしは、しばらくTENGA の 海を彷徨った。

(この辺の流れはこのブログの『スタイリッシュTENGA(ヒラメキラジオ投稿より)』を読んで欲しい。)

TENGA の 海は広過ぎて、なんだかお腹一杯になってスマホを閉じた。

そしてあの波はこの後からやって来る事になる。

次の日。
いつも頼んでるコンタクトレンズを注文しようとAmazonを開く。

勧めまくって来る。
TENGA を!

「いや、別に欲しい訳ちゃうねん。どんなんなんかなーって調べてみただけやねん。」

スマホ開くとTENGA の 花が咲く〟
ってな、状態になってしまった。
今この状態のスマホを他の人に見られたらどーするのだ。

検索履歴って消せんのか?
どーすりゃええのだ。
しかも何気にTENGA の新商品勧めて来てるではないか。

「何で知ってる?あたしが新しもの好きな事を!」

イヤイヤ、そういう事では無い。

結局AmazonからのTENGA 攻めを防ぐ為に、ついこの前買ったばっかりのクレンジングオイルをまた注文して、Amazonの気を逸らす作戦に出るハメに。

そして、TENGA の 海を彷徨った後遺症は、深くあたしに影を落とす事になる。

脳内にTENGA の 残像が残る。
ちょうどラジオ番組内でも
「コレってTENGAちゃうん?」とパッと見でTENGA に見える物を扱ってた。

こーなると、あれもコレもTENGA に 見えて来てしまう。
なんせ、TENGA への免疫力が無い。
もう脳内をTENGA が飛び回る。

例えばコレ。

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TENGA の そのものでは無いか。

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TENGA ディープスロートカップ

こうやって道路に2本並んでいる。

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すると、「あ~あ~、道路にTENGA が2本勃っているぅ。」と、見えて仕方が無かった。

あ~、画像加工する技術が無いのがもどかしい。
誰かこの2本をTENGA に置き換えた画像作っておくれ。
そうすればあたしの脳内で起こっていたのが、どんなに異常な事態か分かってもらえるのに!

スマホの広告は今必要では無いクレンジングオイルを注文したら、消えてくれた。

でも脳内の画像を消すのはどうしたらええのだ。

しばらく怖かった。

もし、あたしの脳内を覗かれて、衆人の目に晒されたら、あたしは完璧に
〝キモくてヤバいイキ遅れた50オーバーのおばさん〟ではないか。

何でAmazonTENGA なんか検索してしもたんやろ。
くそ~。
あ~、またTENGA が勃ってるぅ~。

この後悔は一ヶ月程続いた。

一ヶ月もすると、何をどう対策した訳でもないけど、自然と何を見てもTENGA に 変換されなくなった。

慣れたのだ。

漫才劇場の1階のドンキホーテ
劇場帰りに必ずTENGA がズラッと並ぶコーナーの前を通る。

初めて通った時は密かに「おぉッ!」とビビった。
何回か通る内に、あの独特のフォルムはTENGA 以外の何物でもないと、ちゃんと脳が判断したのだと思う。

良かった。
やっと普通のごく普通の52歳に戻れた。

ブログでTENGA と30回も表記するのが、普通かどうかは判断が分かれる所だとは思うが。

TENGA 茶屋(これが31回目)は、あたしから色んな物を奪って行く。