99
🎤 やわらかな風が吹く
🎤 この場所でぇ
🎤 今二人ゆっくりと歩き出す
GLAY / HOWEVER
言わずと知れたGLAY最大のヒット曲。
毎回高音の所で、TERUが苦しそうにする。
自分達の持ち歌なのに、そんなに苦しいなら、作る時もうちょっとボーカルの音域に配慮して作ればええではないかと、ヒットしてテレビ番組で流れまくっていた当時、物凄く冷静に思っていた。
こんばんは。
ウル虎マリンです。
なんでこの歌を取り上げたか。
これを聴いたからであります。
『ナィンティナインのオールナイトニッポン』
この前のブログでもチラッと触れたけど、あたし岡村隆史のオールナイトニッポンも一回も聴いた事無かった。
岡村さんがどうこうでは無くて、ただ単純に結構毎日の生活に追われているので、ANNまでフォロー仕切れ無いと言うだけの話なんだけど。
4時起床。
日暮れまで代掻きしてたのに、結局終わら無くて、仕事行く前に朝仕事で代掻きする為にいつもより1時間早く起床。
4時だとまだ暗い。
洗濯したり部屋を片付けたり、出来る家事を先に済ませて、夜明けを待つ。
その流れの中でTwitterチェック。
気になるtweetが。
うん?
やすよともこのOFF MODEの公式さんどうした?
99のオールナイトニッポン聴いて熱くなってるっちゅー事か。
聴いてみますか。
夜が明けた。
久し振りに仕事行く前の朝仕事で田んぼ来たけど、やっぱええね。
気持ちいい。
段々太陽が昇って行って、明るくなって行く様を見ていると、人間ってやっぱり太陽と共に生活する様に出来ていると思う。
太陽が段々昇って行くのを見てたら、なんか自然と気持ちが洗われるもん。
人間って小さいなって思える。
そんなこんな事思いながら、岡村隆史のオールナイトニッポンを聴き始める。
冒頭から矢部さんが居る。
元々は99のオールナイトニッポンだったけど、矢部さんが卒業してからは岡村隆史のオールナイトニッポンになって続いているくらいの基礎知識はある。
逆にそれくらいしか知識が無い。
岡村さんの失言騒動があって、矢部さんが番組に乗り込んで公開説教。
翌週も再び説教。
なので、3週連続の登場。
岡村さんが矢部さんに登場をお願いした経緯を話し始める。
もうこの流れでこの後どうなるか予測はつく。
なのに、なのに、二人が声を合わせて「オッケー!ナィンティナインのオールナイトニッポン!」と言った所で泣きそうになる。
初めて聴いたのに。
今までの99のオールナイトニッポンの歴史なんて知らないのに。
なのに泣く。
ほら、構成作家の小西さんも泣くよ。
そして普通ならアーティストの曲を流す所で、19年前に録音したという矢部さんが歌うHOWEVERが流れた。
恐ろしく音痴。
そして、TERUの苦しさなんて可愛いもんなんだと思い知らされる高音の声の出なさ具合。
でも、この曲の歌詞と今の99の置かれてる状況とのリンク具合が凄い。
これをチョイスしたスタッフさんの思いの強さと心意気。
多分まだ少しでもふざけた要素があると、岡村さんの失言に怒る人達から叩かれるかも知れないのに、この音源を流したその思い。
改めてラジオっていいよなって思う。
そして、漫才師ってやっぱりいいなと心底思う。
家族よりも長い時間一緒に居る相方。
言わば運命共同体。
相方の全てを肯定してるコンビなんて多分居ないと思うし、顔を見るのも嫌、同じ空気を吸うのも腹立つなんて言う人達も居るくらい、美談では済まない部分も一杯あって。
ファンが想像もつかない位の色んな事を経て、それでも「人を笑わせたい。」その気持ちで繋がる二人。
2時間の番組聴き終わった時には
「99のオールナイトニッポンのリスナーさん、おめでとう。良かったねぇ。」ってしみじみ思ってた。
そのタイミングで白鷺君が畦道に降り立った。
ちょっとだけ、99のオールナイトニッポンの再出発を神様が応援してる様な気持ちになった。
多分そんな事無いけど。
ただの偶然だけど。
でもあたしの気持ちは、疲れてる身体に反比例して清々しかった。
聴いて良かった。