敗者復活戦を振り返ろう。
いやぁー、終わりましたな。
M-1グランプリ2021。
優勝は錦鯉!
準決勝観た時に、一番ゲラゲラと声をあげて笑ったのが錦鯉だったので、「もしかしたら優勝あるかな?」と思いつつも、準決勝に掛けたネタと同じレベル、もしくはそれ以上のネタを持ってるかどうかと思ってたけど、ちゃ~んと2本揃えて来たもんね。
ではでは。
敗者復活戦から振り返ってみます。
アインシュタインの出番順は2番目。
うわぁ~、2番目かぁ。
なかなか厳しい位置やなぁ。
これってトップバッターがどれだけ跳ねてくれるかで、だいぶ変わって来るよね。
そのトップバッターのキュウ。
キュウ独特の世界観。
でもボケ数炸裂のガーッと盛り上がって行くパワータイプのネタでは無いので、ちょっと静かな立ち上がりになった。
個人的にはネタが進むにつれて、理解するのに頭を使うので、敗者復活の極寒の現場では弾けにくかったのかなと思った。
ただでさえ12月の野外会場と言う漫才を行うには、恐ろしく厳しい現場。
しかも、日本中に今年一番の寒波が訪れた今日。
まさしく極寒。
寒さに震えて震えて笑うどころじゃない環境。
その寒さにこわばった口をこじ開けるのは、至難の業。
その口をアインシュタインはこじ開ける事が出来るのか。
二人共、リラックスしてネタに挑めてる様に思えた。
アインシュタインの敗者復活戦参戦は何回目になるんだろ?
ただ、会場では沸いているのかも知れないけど、テレビ画面を通して見ると、結構重たいお客さんの様に映る。
準決勝が異常なくらいウケまくってただけに、どうしても物足りなく思えるのよな。
う~~ん。
大爆笑までは行ってないような。
どーなんだろ?
見取り図も面白いんだけど、もう一つウケ量に不安が残る。
ラストイヤーのハライチ。
ネタが進むにつれて、岩井君が黙ってる時間が長くて、あれって勇気要るよね。
でも、さすがのハライチ。
本気度がひしひしと伝わって来た。
準決勝で度肝を抜かれたヨネダ2000。
ウケてたなぁ。
でも、野外会場ならではの、マイクから離れた時の声を拾う精度が劇場とは違って、あまねちゃんの声が流れた箇所が何ヶ所かあって、その分笑いを取りこぼしてもったいない気がしたな。
ずっと気になってるヘンダーソン。
良かったと思うけど、ネタの内容的にヘンダーソンの事を良く知ってれば知ってる程笑えるネタなので、大阪の準決勝ライブビューイングの時の反応に比べると、どうしてもウケ量は落ちてしまうのかな。
でも「俺らしか笑ろてへんやないかっ!」で爆笑起きてて嬉しかった。
もっとヘンダーソンの顔が知れて来たら、まだまだウケるネタだと思う。
稲垣吾郎をイジり倒すニューヨーク。
毒のある皮肉も含めたニューヨークならではのネタよりも、ちょっとポップ寄り。
でも不思議なもんで、もっと毒のある部分が観たいと思ってしまう。
男性ブランコ、理屈ぬきに面白かった!
あたしは一番好きっ!
「ルンバのペースでやらせて。」→爆笑。
東京ホティソンが上手くなったなぁと思う。
去年決勝に初出場した時と比べると、ショーゴ君の堂々とした態度に、1年間色んな現場で揉まれて来たんやなと実感。
金属バットも面白かった。
唯一、途中から一緒に見ていた母上が笑っていた。
友保君の喋る言葉って、かなりの強い関西弁で、テレビで耳にする関西弁とはだいぶ違う。
それであれだけウケるって大したもん。
最後に登場のさや香。
なんだ、このネタ!
なんなんだ??
ちなみに、あたしは、男性ブランコ、東京ホティソン、金属バットに投票しました。
結果はハライチが決勝へ。
ごめん。
アインシュタイン。
来年こそ、決勝だっっ!