美容男子の是非。
アニキがやっている。
とにかくやっている。
美容意識満タン女子力超絶高め女子の美容バイブル雑誌
『MAQUIA』のウェブインタビューで、K-POPアイドル目指してんのか写真連発。
まあ、綺麗わ。
お肌ツルツル。
ピカピカ。
テロンテロン。
こういう雑誌では、修正が120%施されているという事を差っ引いても、元の肌がそこそこでなければこうはならない。
勿論、努力は怠らない。
いや、すさまじい。
使っている化粧品が、〝ヒト幹細胞美容液〟らしい。
「………、なんじゃほりゃ。」
肌の奥まで潤ってカサつかんらしい。
ぬるま湯洗顔(温度にもこだわってます!)の後には、美容液をまず浸透させ、化粧水、乳液、クリームで保湿&フタを。
スペシャルケアとして、美顔器のケアもプラスしているとのたまう。
喋ってるのが誰か隠して読んだら、人気女性モデルのインタビュー記事かと思える。
「保湿&フタを。」なんてフレーズ、40過ぎの芸人で他に口に出来る人は居て無いだろう。
あ~、居ませんとも。
凄いわぁ~。
美容男子なんて一言で軽く片付けられるレベルちゃうわ~。
そんな風に感心してたら、『やすとものいたって真剣です』で、アニキは出演してへんのに、アニキの話題になってるのを発見。
令和喜多みな実の河野君がアニキに無茶苦茶怒られていたと。
それを目撃した笑い飯の西田さん。
聞き耳立てると、「もっと見た目ちゃんとしろっ!」と怒られてたらしい。
河野君曰く、「もっと見た目とかも気を付けたりして、売れる為の自己プロデュースをしっかりしろ…みたいな。」
それを聞いたともこさん。
眉間に皺寄せながら一言。
「面白かったらほんでええねんで。」
ともこさんから間接的にアニキが全否定されてて、爆笑してしまった。
この番組では、ちょいちょいアニキの美容へのこだわりに苦言を呈するともこさんが見られるので見逃せない。
アニキ。
方向性間違ってるかもしらんけど、頑張れ。
発火。
暑い、暑い、暑い。
とんでもなく暑い。
そして、この暑さは恐ろしい事を引き起こす。
先週の金曜日。
午前中、農作業して暑さにやられて、午後からは家ん中でダラダラ過ごしてた。
3時過ぎに家電が鳴る。
でも、この時間帯は出たところで、ほとんどがセールスだったり、アンケートに答えてだったりするので放っておいた。
それから約10分後。
「真理ちゃーんっ!真理ちゃーんっ!居てへんのぉー?」
と、ご近所さんが血相変えてやって来た。
「はい?」
「火事やっ!真理ちゃんとこの畑で火事やがなッ!」
「ええーッ!」
慌てて畑に行くと、呼びに来てくれたご近所さんのご主人が、田んぼの水を汲み出して消化作業してくれてて、丁度鎮火したところだった。
でも、まだ黒い煙が出ている。
結構すさまじい現場だった。
うちの母上は、ビニールハウスの一角に、物置コーナーみたいなのを作ってて、いちいち家から持って行くのが面倒くさい農具や、肥料なんかを置いている。
どうやらその中の石灰(土壌の消毒等に使用する肥料)が、暑さで発火して燃えたらしい。
物置コーナーには、空の肥料の袋やビニール紐、カゴなんかのビニール製品やプラスチック製品がまとめて置いてあったので、真っ黒な煙を上げてかなりの勢いで燃えたとの事。
2メートル近く火が上がっていたと言う。
う~~、恐ろしい……。
しかし、他に延焼しなくて本当に良かった。
ご近所さん様々である。
大ごとにならない様に、消防署には電話せず、迅速な消化活動で見事に鎮火してもらった。
ホンマにありがとうございます。
農家じゃないと関係無いけど、石灰や消石灰は直射日光の当たる所に置いておくと、発火するんだと。
知らなんだ。
いや~、本当に小難で済んだので言える事やけど、「一つ勉強になりました。」
全く話は変わるが、IPPON女子グランプリを見た。
最初の1時間の女性芸人編は見逃したけど、後半の女性タレント編はしっかり見た。
いやぁ~、4人共凄かった!
お題が出されて一緒に考えるのだけど、ろくな答えが浮かばない。
そうそう。
『話を盛ってるなと思う芸能人ナンバーワンは?』ってお題で、「磯野貴理子。」と心の中で答えたら、渋谷凪咲ちゃんが同じように答えてて、「オオー!」と思ったけど、IPPONならず。
「アカンかぁ~。」
そして、女性芸人チャンピオンの箕輪はるかさんと、女性タレントチャンピオンの桐島カレンちゃんの頂上決戦でのラスト問題。
『高身長、高学歴、高収入の次に結婚に必要な高〇〇とは?』ってお題。
あたしの脳裏に浮かんだのは……。
「高チン長!」
ソッコーで浮かんだ。
他に思いつかんかった。
ってか、この答えを導き出す為のお題ちゃうの?
これ、一択やと思ってんけどなぁ…。
「高チン長。」
ダメかしら?
ちなみに、一応弁解しておくが、あたしは決して
〝巨根好き〟
では無い。
大喜利だから出て来た答えなんである。
別に誰に言い訳する必要も無いが。
「高チン長。」
ええと思うねんけど。
早坂営業。
行って来ましたっ!
『爆笑お笑いフェスin彦根』
勿論、モグライダーとナイツさん目当てで、高校時代の演劇部の3人を誘って、早坂営業デビュー!
(ちなみに3人は、終わるまでよしもとのライブだと思っていた。)
座席は前から6列目の良席。
が、いざ座席に向かうと、一人の女の子が座っている。
「すみません…。ここ、私達の席だと思うんですけど…。」
女の子は立ち上がり、チケットを見せてくれた。
確かに『か列の28番』
え?
どういう事?
ダブルブッキング??
でも、良く見ると、女の子のチケットには 14:30開演 の文字が。
そう。
第二部と間違えて来てたのだ。
慌てて、「すみません!」と言って出て行った女の子。
焦った!
あたしが間違えたんかと思った。
それにしても、ロビーのもぎりの人は、開演時間まで確認せえへんもんなんか?
立ち上がって出て行く時、周りの人に笑われて、女の子が少し可哀想だった。
さてさて。
お笑いフェスの内容は…。
トップバッターはトム・ブラウン。
早坂営業では、漫才の時、センターマイクを置きつつ、それぞれがピンマイクを付けている。
なもんで、マイクの音量が大きい。
ハオる一歩手前で、大声の早口になると、何を喋ってるのか聞き取りにくくて残念だった。
それにしても早坂営業は全体にユルい。
出て来て自己紹介。
まあ、これはよしもとでもよくある。
そして、コンビによっては、どこで笑うのか笑うタイミングを指南したりする。
ネタ時間が10分なんだけど、「時間が余ったので…。」と言って、ショートネタやギャグを放り込んだりする。
ユルい。
なんちゅーか、学園祭の出し物ちっくな匂いがする。
お笑いフェス初登場だというやす子ちゃん。
「大丈夫か?一人で10分ネタ最後まで持つんか?」と心配してたら、案の定時間が余ってた。
なんちゅーか、人を不安にさせる。
これもまたやす子ちゃんの特色なんだろう。
そういう事にしておこう。
お目当てだったモグライダーは、〝虫刺されのコマーシャルに出てみたい〟ネタ。(こんなタイトルなのかは知らない)
今日もともしげ君は、どこまでが仕込みでどこまでがガチ言い間違えなのかが分からない、絶妙のポンコツ具合で爆笑を取っていた。
そして、芝君が細い。
更に細くなった気がする。
口の横の方のでき物が気になる。
きっと疲れが溜まってるんだろ。
せっかく売れたんだ。
身体だけには気を付けて。
初めて観るダニエルズのコントが面白かった。
あさひ君の女装が見事で、隣の友達が目の前のあさひ君とチラシのあさひ君を見比べて、「え?どっち?」と呟いていた。
ランジャタイも真空ジェシカも相変わらずぶっ飛んでいた。
でも、U字工事からこれまた初めて観るタイムマシーン3号、そして大トリのナイツさんの流れがさすがで面白かった。
タイムマシーン3号の関君の首が無い。
少し前にテレビで体重が108キロになったと言っていた。
おデブちゃんには、〝暑苦しいデブ〟と〝可愛げのあるデブ〟の二通り居るが、関君は圧倒的に〝可愛げのあるデブ〟だった。
良く似ていると言われる秋元康さんは、〝暑苦しいデブ〟に分類されるのに何でだろ?
大トリのナイツさんはさすがだった。
他の出演者の3倍くらいウケてた。
爆笑に次ぐ爆笑。
塙さんがトム・ブラウンの合体ネタをパクってて、そのタイムリーさに爆笑と共に拍手喝さい。
ところで、ウィキペディアで調べたら、この3組なんと同期だった!
嘘~~~ん。
の順で、2年くらい芸歴が空いていると思ってた。
ナイツさんの老獪さはなんだ。
ベテラン具合が異常なんだが。
あの何とも言えない猫背具合がそう見せるのか。
そして、この3組同期なのに、ナイツさんにだけあたしはさん付けだ。
今更、U字工事さん、タイムマシーン3号さんとさん付けするのも面倒くさいので、このままでええか。
ナイツさんのネタが終わり、改めて出演者全員集合で、クイズ大会が始まった。
が、しかし。
もうそろそろ御手洗に行きたい。
クイズ大会も「彦根市が昨年全国1位にランキングされたのは何?」って一問だけなのに、みんながユル~くボケる。
よしもとのお笑いライブみたいに、「はいはいはいはいッ!」てな感じで、「俺も俺も」と前のめりではなく、ビミョーに間が空くのだ。
そして、塙さんがマイク持って無いのに、指名したりなんかチャチャ入れて言ってるんだけど、マイク持って無いから、何言ってんだか良く分からん。
ユルい。
最後、お客さんも含めて集合写真撮るサービスまであって終了。
もうこの頃には、「う~~。トイレに行きたい。」で頭が一杯で、結局彦根市が何でランキング1位だったのか、全く思い出せない。
誰か答え教えて欲しい。
でないと、気持ち悪い。
デヴィ夫人最強。
撮り溜めしておいた、『アインシュタインの愛シタイン』を一気見する。
デヴィ夫人回が圧倒的に面白かった。
今回、デヴィ夫人と大阪色満載、コッテコテの新世界でロケ。
テレビで稲ちゃんの事は見た事あるデヴィ夫人。
会って一言目が、「こんなに髪の毛が薄いとは思わなかった。」
そーなんです。
デヴィ夫人。
稲ちゃんはアゴに目が行きがちですが、髪の毛も結構凄いんです。
そして、隣に居るアニキにも一言。
「あなたどうしてホクロ取らないの?」
しかも、取った方がいい理由が、「邪魔じゃない?」
ちゃうんです。
あれ、デカいイボなんです。
真正面からアニキの顔を見たデヴィ夫人。
もう一点、どうしても許せない事が。
アニキのキラーポイント(?)
デカ八重歯を抜けと御指摘。
デヴィ夫人といい、Mattといい、美意識高めセレブ芸能人は、歯並びが悪いのが許せない。
この後オンエアの中で、デヴィ夫人はロケ中に4回も「歯を抜きなさい。」と言っていた。
よっぽど許せない、醜い八重歯だったらしい。
「絶対に治す所は稲田の方が多いと思うんですけどね。」とアニキに言われ、も一度稲ちゃんの顔を見て一言。
「このシャクレは治せないわよね。」
普通ならオブラートに包む所を、そんな忖度は一切お構いなしのデヴィ夫人。
もうある意味、気持ちいい。
でもどうやら稲ちゃんの事は面白がってる感じ。
なのに、アニキに対してやたら当たりが強い。(笑)
「歯並び悪いだけでこんなにハマらん?」とアニキも言ってた。
でもね、ホンマに歯並び悪い人の事、「信じられない。」と良く言ってるから、デヴィ夫人は。
それにしても、デヴィ夫人のバイタリティは凄い。
ちなみに歳を調べたら、82歳!だった。
びっくり。
80代なんや。
通天閣タワースライダー。
全長60メートル。
時間にして、10秒程で回り落ちる。
関西ローカルでは、色んな番組で取り上げてて、あたしも一度滑ってみたいと思ってたアトラクション。
これにデヴィ夫人が挑戦するのだ。
絵的に恐ろしく強い。
でも、番組側は御年82歳のセレブ芸能人であるデヴィ夫人にこんな体験をさせる事に、「危険では?」と言ったクレームが寄せられるのを懸念したのか、アニキや稲ちゃんが滑り降りる時には出てなかったこんなテロップを出していた。
※安全を確認し特別な許可を得て体験しております。
そーですとも。
コンプライアンス対策もばっちりですねん。
ビビりのアニキよりも稲ちゃんよりも、平然と滑り降りて来たデヴィ夫人。
10秒では物足りなさそうだった。
その後も、この番組特有のサンコイチチェックもあんまり理解してないと言うか、どーでも良さそうで泰然としてる様子が面白い。
なんだかんだで、新世界をご満喫のデヴィ夫人。
最後までアニキに「歯を抜きなさい。」と言い続けてた。
ちなみにあたしが一番笑ったのは、「ちなみに僕はどこを直したらいいとかありますか?」と聞く稲ちゃんに放ったこの一言。
「手のつけようがない。」
デ、デ、デヴィ夫人~~。
そう言えば、「絶対歯抜こう。」と言っていたアニキ。
ホンマに抜いたんか?とラヴィット見てみた。
イボもデカ八重歯もまだおった。
ご褒美。
行って来ましたっ!
『なんばグランド花月本公演3回目』
久々のNGK。
田植えもようやく無事終わり、自分へのご褒美に笑いに来ました。
満席のNGK。
本日のラインナップ。↑
隣に座る4人組の大学生。
男の子がスマホで撮ったこの写真を見ながら、隣の女の子に話し掛けてた。
「これ全部分かる?」
「うん。分かる。」
「むっちゃお笑い好きやん。」
「え~、好きやけど。」
「チュートリアルぐらいは分かるけどさぁ…。」
「ええっ?」
あたし(心の中の声)
「ええっ!」
「エエっっ??」
「このメンツでチュートリアルしか分からんの?」
「逆にそれでよく劇場来たな。」
「っちゅーかさ。ここ3年くらいテレビ見てへんの?」
あんまびっくりして、思わずマジマジと男の子の顔を見てしまった。
むっちゃ整った顔してた。
「青年。勉強も大事やけど、たまにはテレビでも見て息抜きしなよ。」
トップバッターはアインシュタイン。
またしても『服屋の店員』ネタだった。
ホンマにまたしてもである。
これはどういう事なんやろ?
あたしの何かが『服屋の店員』ネタを呼び寄せてるのか?
それともアインシュタインは、劇場でこのネタしか掛けて無いのか?
そうそう。
この前NHKで2018年のアインシュタインの漫才を見たけど、稲ちゃんちょっとふっくらして来てる。
その稲ちゃんが動く度、右後方から男性の声で、「スゲーな。」と聞こえて来た事を記録しておこう。
今日この日のチケットを取った理由の一つでもあるぼる塾登場。
この3人の漫才は独特のテンポ。
時に学芸会風でもあるトリオ漫才。
はるかちゃんの天真爛漫さと、田辺さんの独特の存在感と、あんりちゃんの毒づきの緩急にやられる。
初めてぼる塾の漫才観たのは去年だっけ?
一昨年だっけ?
その時は、3人共が緊張気味で、学芸会風の漫才がたどたどしい様に見えてしまう時があったけど、今日は完全にこれがぼる塾の味と思えて、すっごい笑ってしまった。
そして、今日一番の楽しみだったオズワルド!
のっそりのっそり出て来る。
冒頭、畠中君の「僕達のファンですよって方、手を挙げて下さい。」
の声に、全然全然手が上がらない。
本当に上がらない。
オズワルドが数えたら、5人だった。
満員なのに!
800人以上居るのに!
「僕達の事知ってるよって方は?」に、ほぼ全員手が挙がる。
「え~と、僕達の事を知った上でファンにはならなかったという…。」
に爆笑してしまった。
あたし?
手を挙げそびれました。
昔は伊藤君のツッコミが素晴らしいとばかり思ってたけど、最近は畠中君のあの朴訥とした語りとボケ具合に、結構ハマっている。
そして漫才とは関係ないけど、ここ最近テレビで活躍してる若手芸人の中で、フリートークの面白さは伊藤君が飛び抜けてると思う。
いつも笑いながら感動している。
オズワルドが出てるバラエティ番組を選りすぐって見てる内に、生オズワルドがどうしても久々に観たくなって取ったチケットなのだ。
手を挙げ無かったけど。
好きなのよ。
う~~ん。満足っ!
お次はプラスマイナスさん。
岩橋さんが更に太った気がする。
お腹の中に太鼓が丸々1個入ってるんちゃうかと思う程の大きなお腹。
シャツのボタンが気の毒である。
兼光さんが器用で物真似が上手いのは知ってたけど、ホンマに上手い。
まさかDAIGO(メンタリストでは無い方。)の物真似まで出て来るとは。
が、岩橋さんのツッコミ通り、顔が違い過ぎて入って来ない。
王道の喋くり漫才だけじゃなくて、物真似も絡めて笑いに持って行けるって、色んなパターンが出来て、このお二人は強い。
もっと世の中に認知されるべきコンビやのになぁ…と、観る度に毎回本気で思う。
スクリーンにチュートリアルさんの文字が出た時の「おおーーっ!」ってどよめきが凄かった。
福田さん顔がテカテカ。
いや、ピカピカ✨
税金滞納問題をがっつりしっかりネタに変えて、笑いをかっさらうお二人。
税金滞納問題のおかげで、劇場出番が以前より増えただろうと推測するけど、チュートリアルさんの漫才を劇場で観れる機会が増えたのは幸せな事である。
漫才職人、笑い飯さん。
給食センター長を交互にやるダブルボケという、聞いた事無い設定の初めて観るネタ。
斬新。
そして、しっかり笑う。
もうなんて言うか、ホンマに職人芸。
漫才の大トリは西川のりおよしお師匠。
今日はエネルギーが暴走してハチャメチャって感じでは無くて、がっつりしっかり漫才魅せてもらったって感じ。
このお二人は無茶苦茶若い。
ダンディー。
セクスィ~。
格好いい⤴️
大トリは文珍師匠。
文珍師匠の気の若さと言うか、今起こってる時事ネタの取り入れ方の早さには毎回感心する。
そして、本当に文珍師匠は変わらない。
気だけじゃなくて見た目が本当に若い。
30年くらい前からずーーっと見た目が一緒。
夜な夜な誰かの若血を吸うてるんちゃうやろか。
タブレットの使い方が分からないおじさんが、お客様サポートセンターに電話して使い方を教わる創作落語。
「そうそう、おっさんってそう。」と若い子が笑えて、「分かる分かる!」と年配の方があるある感で笑いながらスッキリ出来て、爆笑の連続。
素晴らしかった!
隣の大学生の女の子が寝てしまってて、「寝てる場合ちゃうで。聴かな損やで。」と揺り起こしたい衝動と闘うのに必死だった。
そして、たまたま偶然なんやけど、新喜劇は寛平さん座長の特別公演。
いやぁ~、寛平さん凄かった。
ボケ倒すとは正にこの事。
どんどん自分のノリで脱線しまくり、おんなじ事これでもかって繰り返す。
それが「もうえーねん⤵️」では無くて、繰り返す度に笑いに繋がるのだから凄い。
振り回されるアキさんが無茶苦茶可愛い。
耐え切れず横を向いて笑いを堪えてる姿にキュンとする。
アキさんの兄貴分役の辻本茂雄さんはさすがだ。
振り回されつつも、本来はこうなるはずなのに、寛平さんがこんな事するからボケが潰れたって説明をアドリブ全開で観客にしてくれるので、観客は目の前で起こった事で笑って、「あ~ホンマはこうなるはずやったんや。」で二段階で笑える。
笑いの着火剤にもスパイスにもなって、尚かつ新喜劇全体をコントロールしてる。
寛平さんは勿論お笑いのレジェンドで化け物やけど、辻本茂雄さんってホンマに凄いのよ。
「あ~、笑った笑った。」と満足して劇場を出る。
あちこちから「面白かったなぁ~。」の声。
あたしの後ろから聞こえて来た標準語の女性の声を拾う。
「生の稲ちゃん凄かったね。」
「うん。なんて言うか…、人間業じゃ無かったよね。」
思わず噴き出しそうになって、わざと歩くスピードを緩めて横に並んで顔を見た。
あたしと同世代の二人だった。
人生50年生きて来ても、まだまだ衝撃の出会いってあるもんなんである。
壮大なるコント。
話題になってる『警視庁・捜査一課長』のナイツ塙さん演じる奥野刑事にスポットを当てた先週の放送分をTVerで見た。
いやはや、凄かった。
ツッコミ所満載!
のっけから、塙さんと元テレ東アナウンサー現フリーの鷲見玲奈とのラブラブシーンから始まる。
塙さん演じる奥野刑事宅の家政婦として働く鷲見アナに、塙さんがプロポーズしてんのだ。
「こんな綺麗な家政婦居ねーよ!」
と、何故か標準語でツッコんでしまった程、二人のアンバランス感がエグい。
「いきなり鷲見アナか…。贅沢やな。」と思ってたら、お次は錦鯉が衣装もそのままに、コンビで登場するんである。
昔は奥野刑事は熱血刑事だったと振り返る回想シーンでの登場。
割と重要なシーンなのだ。
奥野刑事から取り調べを受ける窃盗犯役で長谷川さん。
取り調べに立ち会う同僚刑事役で渡辺さん。
もうそのまんまのキャスティング。
「刑事っぽい」と言われまくってた渡辺さんが演じる刑事は、どこからどう見ても刑事そのものだった。
そして、長谷川さんの罪が〝錦鯉17匹を盗んだ罪〟。
「なんじゃそりゃ。」
M-1チャンピオンに敬意を表してるっつー事か。
錦鯉のお二人はチャンピオンになったご褒美でABCテレビで『泳いで行くぜ』って冠番組を持たせてもらって、その中でドラマに出てみたいと、演技指導を受ける回があった。
同じ朝日放送系列で、ちゃ~んと夢が叶った訳だ。
「なんで盗んだ錦鯉の数が17匹ってものすごい半端なんやろ?」と一瞬思ったけど、きっと錦鯉がM-1の17代目のチャンピオンだって事にかけてあるんやな。💡
遊び心があっていいじゃないか。
遊び心はこれで終わらない。
相方の土屋さんまで登場して来た。
しかも、役名が『谷保健作』
勿論、「ヤホー検索」をもじり倒してる。
役どころも事件に関係ある事象を検索して報告する役どころで、「谷保検索によると…。」って台詞がしれーっと出て来て、ニヤニヤしてしまう。
この土屋さん演じる谷保刑事は、奥野刑事が何故感情表現に乏しい、棒台詞しか言わない様になってしまったのか、過去を知る存在でもある。
昔は熱血刑事だった奥野刑事は、奥さんを亡くしてから抜け殻の様になってしまったと…。
そして、その奥さんが、清水ミチコさんなんだもん。
もうここまで来ると、ドラマの形を借りた壮大なコント。
でも「もうコントやん!」と笑いながら見たけど、スタッフさんや他のキャストの塙さん演じる奥野刑事への愛情がヒシヒシと感じられてちょっと感動もしたりする。
だって、元々はこんなちゃんとしたバックボーンの設定は無かったと思うのだ。
それが〝世紀の棒演技〟とファンを巻き込んでイジられまくる塙さんの演技が、多くの人に愛されて面白がられて出来た企画だと思うんである。
いやぁ~、それにしても凄かったわ。
そして、ちょっとは台詞回しマシになったかなと思ってた塙さんの演技だけど、台詞量が膨大だと、「やっぱりしっかり棒。」と、何故か納得の出来。
もうここまで来たら、変に上手くならんといて欲しいような。
刑事もんで笑ってみたい人、必見です。
ツチノコ探し。
約半年振りの草刈りでヘトヘトになる。
「疲れた~~。」と言いながらベッドへ。
そして、疲れ切ったあたしは夢を見た。
すこぶる山奥の林の中で、あたしはツチノコを探していた。
モグライダーの芝君のお父さんと。
なんで急にモグライダーの芝君のお父さんなのか。
今週の月曜日、ラヴィットに出てたのだ、モグライダーが。
いつもNHKの朝ドラを見てから、出勤するまでの10数分、あたしはラヴィットにチャンネルを合わせる。
そしたら、出てたのだモグライダーが。
不意打ちで。
この日は、高速道路が開通した記念日らしく、各ゲストがお薦めの道を紹介してた。
でも、朝ドラを見てる間に、芝君の紹介シーンは終わったらしく、仕事から帰って来てTVerで見る。
しかし、朝の情報番組がTVerで見れるなんて、ラヴィットは世の中的にはもうしっかりした大喜利お笑い番組として、認知されたって事なんだろ。
スマホの小っちゃい画角の中で、芝君は実家に至る山道を紹介していた。
そして、実家をリフォームし、民宿を経営してる芝君のお父さんとお母さんが出てたのだ。
お父さんは、若い頃はさぞかしモテただろうと思える、白髪も格好いい男前のお父さんだった。
お母さんも元高校教師と言われればぴったりな感じの(高校教師だったかどうかは知らない)理知的なお母さんだった。
さすが接客業を営んでるお二人。
インタビューもそつなくこなし、「やっぱ、芝君のご両親だけあって、素敵なお父様お母様だわ。」と、あたしの心に深く刻まれる事になったのだった。
あれから4、5日経つのに、今頃夢に出て来るお父さんの焦らし具合が憎い。
夢の中で芝君のお父さんはちょっとした時の人だった。
ツチノコを見たと地元紙に紹介されてて、そっからあれよあれよと言う間に、全国区のTVや週刊誌に取材される日々。
が、しかし。
実際にツチノコを捕獲した訳では無く、胡散臭いと言われ出してて、じゃあもう一度ツチノコを探しに出掛けましょうとなり、なんでかそのパートナーがあたしだったのだ。
ところで皆さん。
ツチノコって何かご存知か?
今、40歳以上の人なら知っている、実在するのかしないのか、未だ謎だらけの生物。
こんな感じ。
あたしが子供の頃は世間を揺るがす一大ブームで、テレビをつければ、あっちでもこっちでもツチノコ探しをしていた。
あたしと芝君のお父さんは、お父さんが前にツチノコを見たと言う林の中へ取材陣を引き連れ入って行く。
険しい山道、顔に当たりまくる小枝をかき分け、道なき道を行く。
「やっぱりツチノコなんて、居てへんちゃうの…?」と、疲れ切ったあたしの頭の中に疑問が浮かんで来たその時、真っ白に光るアナコンダの様な化け物級にデカい大蛇が藪の中から現れたんである!
「ウンガァっっ!!」
あまりの衝撃に藪の中を転がり落ちるあたしと取材陣。
でも、芝君のお父さんは「待てぇーー!」と叫びながら大蛇を追い掛けて行ってしまう。
「お父さんっ!危ないですぅっ!」と叫びながら必死に追い掛けるあたし。
どれくらい追い掛けただろう。
ちょっと開けた草地でへたり込むお父さん発見。
「逃げられてしもた…。」うなだれるお父さんの背中をさするあたし。
そんな二人をガメラに収める取材陣。
『謎の巨大ホワイトアナコンダ発見!』
新たなニュースの主役になったお父さん。
お父さんと並んで取材を受けるあたし。
そこで、「実はこのご主人の息子さんは、昨年のM-1グランプリの決勝に勝ち進んで、今や大ブレーク中のモグライダーの芝さんなんです。」
「今、中継が繋がってまーす。」
「モグライダーの芝さぁーん。」
カメラ越しに芝君が映る。
お父さんが芝君に話し掛ける。
「大輔、ホンマにわしは見たんや…。」
芝君。
「知らねぇよ。」
「何やってんだよ。」
愛媛県出身だと言うのに、なんでかバリバリの東京弁でツッコむ芝君。
「そっか。残念やったね。」
そう言って、ねぎらって欲しかった。
あの山道分け入るの大変やったのよ、芝君。
そう思った所で目が覚めた。
そして、あたしの顔の上に、ゆる~いS字形の抱き枕が乗っかっていた。
ところで、ラヴィットと言えば、見取り図のモリシが、ランキングコーナーであろうことか、スタッフさんの台本を覗き見て、不正を働きクビになったらしい。
どーでもいいが、あんなペースでランキング発表してたらいずれネタ切れになるぞと思ってたら、この前は『スーパーで買える美味しいベーコンランキング』たらをやっていた。
ベーコンのランキングみたい知りたいか?
ネタ切れにも程がある。
そんなこんなで、
モリシ。
「さいなら。」