まだ続くで!ファイナルステージ!

あ~こりゃ、こりゃ (ノ-"-)ノ~
あらよっと! (ノ-"-)ノ~
あ~それ、それ ヾ(^▽^)ノ
そらよっとぉ ヽ(´ー`)ノ

勝ったがなッ!
びっくり、イヤ、びつくり!!

家に帰って来れたのが20:20頃。

気になって仕方無い。
隙を見て、時々スマホで速報をチェックする。

第一チェックポイント。
阪神1ー0巨人。
ファイナルステージ初めての先制点。
「おっ。イケるやん。」

第二チェックポイント。
阪神1ー3巨人。
「へ?もう逆転されてるやんっ!」

やっと帰れる。
車に乗ってとりあえずラジオをつける。
第三チェックポイント
知らんてる間に巨人に更に1点追加されてる。
でも、阪神も高山のタイムリーで1点返した。
阪神2ー4巨人。
「ようやった!高山!」
「しかもまだノーアウト満塁!頼むで!大山!」
が、呆気なく大山三振。
「あ~~。大山全然当たって無いなぁ…。」

車運転中。
ラジオの実況アナが叫ぶ。
でも、雑音が混じってハッキリ聞き取れんッ。
梅ちゃんがタイムリー打った事は確か。
阪神3ー4巨人
1点差!!
「家まであと少し!あ~、映像見たいっ!」

山裾の真っ暗闇の中に我が集落の灯りが見えて来た。
代打原口は三振。
二死満塁。
打順は1番に戻って、当たりも少し戻って来たルーキー近本。
な、なんと!
走者一掃のタイムリスリーベースヒット!
阪神6ー4巨人
アナウンサー絶叫。
あたしも絶叫。
「ギャーッ!見たぁーいっ!」

アカン。事故る。
堪らず農道の路肩に車を停めて、ラジオを聴きながら状況チェック。
巨人も堪らず澤村にチェンジ。
ってか、今まで誰投げてたん?
高木?
阪神にフィーチャーし過ぎて、巨人の状況分からず。
阪神の打席は北條。
クライマックスシリーズで一番当たってるラッキーボーイ。
「頼むで、北條。東京ドームは何点あってもどーなるか分からへんで。」
が、あえなくライトフライ、チェンジ。

この隙に帰ろ。
家に到着。
プロ野球に1㎜の興味も無いお母さんがバレーボール中継を見てる。

「お母さん、ゴメン。頼むで阪神戦見せて。」
お母さんが居間よりも大きいテレビが据えてる自分の部屋に退散する。
「すんませんな。」

読売テレビを点ける。
確か今日は、試合終了まで中継するって言ってた。
「でかした!読売テレビ!」
俄然試合も面白くなって来て、ウハウハちゃうの?

5回裏。
ドリスにスイッチ。
巨人は丸から続く重量打線。

その丸をいきなりファーボールで出してしまう。
「頑張れドリス。落ち着いて。」
落ち着いていたのは、巨人の若き4番岡本。
打った瞬間、完璧な当たりに
「アッ。」としか声が出ず。
バックスクリーンへの同点ツーラン。
阪神6ー6巨人。

「こんな直ぐに追い付かれる?」
もう負ける気しかしない。
でも、解説のレジェンド桑田がドリスの事を落ち着いていると言う。
「そうか?ドリスいっつもこんな感じやで。」
「まだ同点。追い越されないのが大事と分かってますよね。」と桑田さん。
「そんな事、ピッチャーなら誰でも分かってるんちゃうんか?」

不安でブチブチ文句言ってる間に、なんやかんやでドリスは後続を押さえた。
「ありがとう!ちゃうわ、同点にされたがな。」
なんかプチパニック。
ドリスよりあたしの方が落ち着いてないのは確か。

6回表。
変則投法の大竹の前に無得点。

6回裏。
ドリス続投。
「ドリス~、ドリス~。」
陽を空振り三振!
やっぱりレジェンド桑田の言う事は合ってる。
なんでか、にっくきジャイアンツにあって、レジェンド桑田の事は結構好きなあたし。

阪神はここで岩崎にスイッチ。
岩崎と書いて「いわざき」と読む。
いわざき完璧な継投で、嫌な亀井、坂本をきっちり打ち取る。
「ちょっと、勝ちパターンになりつつあるんちゃうの?」

風船飛ばしも終わって7回表。
ここまで絶不調の大山から始まる。
打順も7番に降格。
「頑張れ大山。巨人は岡本が打ってるんやで!」
打球はサードに転がる。
大山の足が勝ち!
サード内野安打。
「とりあえず先頭出たでッ。」
しかし後が続かない。
チェンジ。
「あ~、あと2回しか無い。」

7回裏。
巨人は怖い怖い丸から。
でもいわざき君がクールに打ち取って行く。
ホンマに表情変えない。
こういうピッチャーの方が、打ち取られたバッターは腹立つんちゃうやろか?

8回表。
巨人は6番手中川。
もう総力戦。
阪神はラッキーボーイ北條から。
北條出たッ。
ラッキーボーイまだまだ健在。
そしてドメさん。
「ドメさぁ~ん。ホームラン打ってぇ~。」
「カキーン!」
快心の当たりはセンター前ヒット!
「ッシャー!」
でも、後続がまたしても続かず。
「あ~~、流れが巨人に行ってしまう。」

8回裏。
阪神は勿論勝ちパターンの継投。
球児を8回から投入。
センターフライ、ショートゴロ、ショートフライ。
「球児、今日も完璧っ!」

いよいよ9回表。
打順はここまで大砲としての役割が全く果たせていない大山。
「大山ぁ、意地見せて!」

「カァーン!!!」
「きゃぁーーーー!」

大山、意地のソロホームランっっ!
「やっタァ~、やっタァ~⤴️⤴️」
「あんたはやったら出来る子やと思てたで。」
一本のホームランで評価なんて簡単に覆る。
欲しい所で打つ。
それが4番の仕事やろ。
あ、今日は7番やった。

ごちゃごちゃ言うてる間に、梅ちゃんのヒットが出たのに後が続かない。
チェンジ。
「さぁ。球児頼むよぉ。」

9回裏。
巨人は坂本、丸、岡本。
死ぬ程怖いラインナップ。
「なんやねん、この破壊力。あ~、打順の厚みが全く違う。」
「けど、投手力の厚みは阪神の方がずっと上。」
「球児~、球児~。お願い、球児~。」

その球児。
怖い怖い3人をものの見事に完璧に押さえて、ゲームセット!!!

「勝ったァ~~!」
「勝った、勝ったがな。」
「アハハ😀😀😀」

試合前。
「3タテ喰ろて、もの凄い恥ずかしい感じで終わる気がする。」
と、予感してたあたし。
「明日の試合、台風の為に中止にしたけど、それ無駄ちゃう?」
とまで思ってた。

東京ドームで戦う巨人はほんだけ怖いのよ。
ピンポン球みたいにホームラン打つねんもん。
おんなじボール使ってるって思えへん。

けど、打ちましたがな。
大山君。
これは他の野手が打つより10倍価値がある。
早出特打してなんとか調子を上げようともがいて来た大山君にホームラン。
「素晴らしいっ!」

これで明日はゆっくり身体を休めて、第4戦に臨める。

躍動した阪神ナイン。
踊り狂った阪神ファン
絶叫しまくった実況アナ。
でも、一番ウハウハしてるのは、間違いなく試合終了まで中継した読売テレビ
藪さん風に言うなら「ガッポガッポ。」

はぁ~。
なんか、興奮して遅くに書き出したら止まらなくなってしまった。

只今、3:00。

雨が降り出して来た。
明日(今日)台風どうなるんやろ?
ずっと帰りが遅い日が続いてて、台風への備えが出来て無い。
朝早くから片付けなくちゃ。

阪神は勝った。
あとは、大阪城ホールでのすまたんイベント、無事開催されますように!

「神様~。」