5回目の正直。その続き。

28日(土)に開催される、アニキの生誕40周年イベントのこれ。
        ⬇
f:id:mr-5160-hate:20201125202311p:plain

アニキも気合入ってますわ。

くりくりパーマも絶好調!

見ようによったら、ただのおばちゃんパーマちゃうの?ってくらいくりくりくりくり。

顎グイッと上げて、斜め上からカメラ見下ろして、ポケットに手を突っ込んで、足なんかも曲げてみせてます。

「俺がお洒落番長や!」
「美魔女芸人の神髄見せたりますわ。」
ってなとこか。

あたしは土日にイベントがあって、しかも28日の18:00から翌日のセレモニーのリハーサルが入って、泣く泣く参戦を諦めたのは、前に書いた通り。

ところがである。

イベントの開催の雲行きが怪しくなって来たのだ。

参加対象者が年配の方が多く、第三波が押し寄せて来ているコロナ真っ只中に開催する事に対する不安の声があるとの事で、実際に参加を見合わせる人が出て来て、さて元の案通りに開催していいものかどうかと、ここに来て開催自体がグレーになったのだ。

「え?今更?」
「ええ~。ほな、中止になる可能性もあるって事?」
「ちょっと待って。リハーサルがあるから『声枯れ』諦めたのに。」
「イベント無くなるんやったら、行けるやん。」
「どっちなん?ハッキリしてぇ~~。」

ってな、状況になったのが23日の夜。

『声枯れ』のチケット申し込み〆切が24日11時。

23日の夜から悩みたくる。

「どうしよ。やっぱりチケット申し込もうかな。」
「けど、もし仮に当選したとして、やっぱりイベントやります。リハーサルもあります。ってなったらどうする訳?」
「リハーサル欠席すんのか?」
「いや、なんぼ何でも進行係が欠席はマズいやろ。」
「でも、何回もやってるイベントやから、流れも分かってるし、あたし居んでも大丈夫ちゃうか?」
「そうよな…。きっと他のスタッフも初めてちゃうし、あたし居んでも出来るやんな?」
「でも、無茶苦茶後ろめたいで…。」
「でもでもでも、後から中止になりました。ってなったら、参戦出来たのにって、悔やんでも悔やみ切れん気がする。」
「あ~~。早よどっちかに決めてぇ~~。」

と、悶えながら24日の朝を迎える。

結局ギリギリまで参加者の確認を取ってから開催の有無を決めるの姿勢で、結論が出ず。

「ウ~ウ~う~う~。」
「もう知らんッ!」
「チケット申し込んでやる!」
「当選したらその時考えよ。」
「ってか、当選したら拝み倒して『声枯れ』行こ。」
「もう決めたっ。決めましたッ!」
「あたしは『声枯れ』申し込みますからっ!」

24日9時前。
「ポチッ」と申し込みをクリック。

そして、当選発表が本日の18時。

珍しく仕事で揉めて、退社時間が30分オーバーした。

「ハァ…。15年働いてても上手く行かん事ってあるねんなぁ。」と揉める事が極端に苦手なあたしはグッタリ。

トボトボと着替えて車に向かってシートベルトを締めて、ハタと気付く。

「あっ!『声枯れ』当選発表やった!」

揉めた事なんかどっか行った!

「チケよし~、チケよし~~。頼むでチケよし。」
「分かってるやんな?チケよし。」
「これ、5回目の正直やねん。」
「な?分かる?4回連続で落選してんねん。」
「そこんとこ分かってる?」
「普通4回も振られたら諦めるで。」
「それでもプラチナチケットにもう一度挑むあたしの心意気分かってるやんな?」
「チケよし~、チケよしィィィィィィ⤴️」

『ジャンジャカジャカジャァァーーん』





f:id:mr-5160-hate:20201125212104p:plain


「落ぢたッ!」

「落ちた落ちた落ちた落ちた落ちた!」

「ウッそーん!」

「あはははあはははあはははあはははあはははぁ…。」

(ウル虎マリン、壊れる。🌀)

「あ、あ、アホかぁーっ!チケよしッ!」
「あんだけ気を揉んだんは何やってん?」
「チケよしには〝忖度〟とか〝便宜を計る〟とか無いんか?(あったら困る)」

あ~あ~あ~~あ。

「落ちました!」
「ウル虎マリン、落ちました!」
「綺麗さっぱりこざっぱり落ちました!」

超絶プラチナチケットを勝ち取った
ゆずっ子(ゆずるファン)の皆さん。

どうぞあたしの分まで楽しんで来ておくれやす。

花束渡すのもファンレター渡すのも禁止やけど、代わりにアニキからゆずっ子に向けて放たれる美魔女ビームを存分に浴びて来てくだせぇ~。

賢志郎君にもよろしく。
山名君にもよろしく。
トキ君にもよろしく。
ピンになって〝らいぱち〟に芸名がなった今井君にもよろしく。

わちゃわちゃ同期三人衆と、アニキの一番弟子、いや、舎弟がゲストなんて、贅沢過ぎるやないかぁ。

「いいなぁ…。」
「いいなぁぁ……。」
「羨ましいなぁ。」

「行きたかったなぁ。」

「うぐっ。」

「いいのよ、遠慮なんか要らないわ。」
「ゆずっ子達が楽しんでくれればええのよ 。」
「所詮あたしは一生『声枯れ』には行けない星の下に生まれた女なのよ。」
「どうぞどうぞ存分に楽しんで来ておくれ。」

えっと。
最後に1回だけ吼えてもええかな?




『アニキーっ!お達者でぇぇぇ~~!』


落ぢだ。