謝罪と復帰の違い。
只今、長距離移動中。
暇。
朝、恐ろしく早く家を出たもんで、昨日のアンジャッシュ渡部さんの会見は見ていない。
でも、懇切丁寧に一問一答をアップしてるニュースサイトもある今の世の中。
映像で無いと、細かなニュアンスは伝わらないけど、まあ想像してた通りだった。
『ガキの使いやあらへんで』の収録を行ったと言う情報が漏れ伝わって来てからの会見。
そして、その事に対する世間の反発。
反発って言葉よりもっと強い嫌悪感って方がしっくり来るか。
騒動が起きて直ぐに謝罪せずに、テレビ出演の前に帳尻合わせの様に会見を開いた事に、芸能記者から執拗に突っ込まれ続ける渡部さん。
「これは復帰会見では無いのか?」と詰問する記者に、「謝罪させて頂きたい。」とする渡部さん。
ガキ使がまだこれからの放送で、出演する側だけの意向で詳しくは話せないと繰り返す事に終始する。
謝罪会見なのか、復帰会見なのか。
そこにどうしてそこまで固執する必要があるんだろ?
確かに、今回のこのタイミングは渡部さん一人で決めた事では無いにしろ、如何にも渡部さんらしいと言うか。
〝策士策におぼれる〟を地で行ったなって感じ。
でも、芸能記者の人達も、長年芸能界で仕事して来た人達の集まりなのだから、ガキ使の特性と言うか、シークレットゲストが誰かが一番の楽しみである番組で、多分シークレット中のシークレットだった渡部さんが、「番組に有り難い事に出させて頂きました。その前に皆さんにまずお詫びを。」とは言えないのは当たり前だと分かってるはずなのに。
その部分を煮え切らない渡部さんに対して
「我々もガキの使いで来てるんじゃないんですよ!」と言った記者に、笑い声が起きたらしい。
こんな低質な笑いがあるか?
「上手い事言った!」と当該記者は悦に入ってるんだろうか。
絶対吊し上げみたいになるよな…と思って、昨日もリアルタイムの会見を見る気にはならなかったけど、見なくて正解だったかな。
嫌でもこれから何度も見る事になるだろうし。
フットボールアワーの岩尾さんが、毎年ガキ使には呼んで貰ってるのに、渡部さん出演のニュースを聞いて「あ、ガキ使の収録もうあったんや。俺呼ばれて無いやんってのをこんな形で知るの嫌やわ。」と言ったってニュースが一連の報道の中で一番笑ってしまった。
のんちゃん、ほっこり。
あたし的には、会見開くにしても、もう2、3日待ってあげて欲しかった。
せっかくM-1グランプリの決勝進出者が決まって、初出場の組も何組もあって、ようやくようやく日の目を見るのに。
本来なら決勝進出を果たしたこのコンビってどんな漫才師?ってな形で取り上げられたりする期間なのに。
渡部さんが会見なんかしたら、全部そっちに持って行かれるやん。
俳優や歌手ならいざ知らず、同じ芸人の渡部さんにそれをしてもらいたく無かったな。
取り上げてあげてよ。
長年苦しい生活にも環境にも耐えて、人を笑わせる為に人生捧げて来た芸人さんに、やっとスポットライトが当たるんやから。
結局ガキ使の出番も消えそうな渡部さんは、泣きっ面に蜂状態。
それもまたお笑いファンとしては悲しい。