ゴールデンでスベり倒すM-1戦士。②
え~、一応やっときますか。
もう、「何で②も有ります。」なんて書いたんやろ。
寝たい。
昨日も今日も明日も明後日も、8時間フルタイム立ち仕事なのよ。
54歳なのよ。
寝るべきよ。
マヂカルラブリーです。
M-1チャンピオン。
チャンピオンやけど、野田クリスタル君のあの奇天烈な感じは、地元凱旋ロケで受け入れられるのか?
妙な不安。
今回は、芸名村上、本名鈴木君の地元、愛知県新城市へ。
綺麗に晴れ渡った空。
ほんでどうでもええけど、ワイプの中のノブさん鼻ほじってるし。
「うん?」
「なんか、居る。」
「あっ。」
「野田君居た。」
大悟さん「こいつはほんまに寝とくんの好きやな。」で爆笑。
相席食堂は、千鳥さんの「ちょっと待てぃ!」の後のツッコミを浴びる様に堪能するのが楽しい。
え~、一方のマジカルラブリー。
次のショットがこれやった。
「真っ黒!!」
オープニング、むっちゃ晴れてたで。
あのお日さんの感じ、絶対午前中やったで。
間は?
間、何してたん?
全カット??
と思ってたらば、次のシーンがこれやった。
「全カット正解!」
しんど。
ほんで、脇に無造作に置かれてる着替えが気になる。
雑なんよなぁ。
そして、この筋肉。
「いつ必要??」
笑える程鍛え上げられてる。
村上君「ふざけんなってお前。どーすんだよ、この辺近所の人が通りかかったら。」
野田君「野田じゃ無いです。」
村上君「野田じゃ無い?じゃあ何?」
『ちゃんとウケたこ、こ、ことがない奴です。』
「噛んだッ!」
「肝心なとこで噛んだッ!」
「こんな田舎で裸になって、先っぽに金色の蛇口付けといて、噛んだッ!」
え~~、マヂカルラブリー。
この後、村上君の実家に行って、ご両親に野田君考案ゲーム〝野田ゲー〟をやらせたりしてますが、もうこれが全てです。
なんで写真6枚もアップして振り返ったんやろ…。
ちなみに空白の8時間は、その夜の本来の枠、関西ローカルABCテレビでやってた。
だから、急に飛んだんや。
ABCで使うから。
ゴールデンで流したれよ。
M-1チャンピオンになったんやから。
関西ローカルの貧乏根性丸出し。
次っ!!
お次はオズワルド。
畠中君の地元、北海道函館市まで帰ったらしい。
「ちょっと待てぃ!!」
裸!
どーしてこーして、若手はみんな裸になりたがるんだ。
ほんでこれ良く見たら、雪やん。
白い綺麗な砂浜かと思ったら、雪やん。
改めてマジマジと見る。
「オズワルドやわぁ~。」
今回は、周りの人間に「芸人になる。」とは誰にも言わずに上京した畠中君の恩人に会いに行くと言う。
いいやん、いいやん。
やっと来たやん、感動路線。
畠中君が芸人になる前に3年間程働いていた金物屋さん、〝日本一金物店〟(ネーミングがなんか良い。)を訪れる二人。
社長の山本さんに、当時の畠中君の印象を聞く。
「惜しい人材だった。」
「真面目だったから。」
「そんなに悪いイメージは無いし…」
「極端に素晴らしいっていうイメージも無い。」
爆笑~。
リアル。
こういうもんなんよ、ホンマのリアルって。
ロケ中、お店に掛かって来た電話に出るボケを噛ます二人。
こういうの見るとヒヤヒヤする。
「もぉ~、ホンマすんません、社長さん。」
「うちの若いのがウケたい一心で、しょーもないボケ噛ましまくって。」
「えらい迷惑やったでしょ?」
「ほんでたいしてウケへんってどうゆう事よ??」
って、代わりに謝りたくなるのよ。
と思ってたらば、大悟さんのこのツッコミ。
「一緒ッ!」って思わず叫んだわ。
7年振りに実家に帰る畠中君。
お父さんは遠洋漁業の漁師さん。
ほとんど会話もちゃんと出来なかったお父さんに、芸人になるとも言わずに出てしまった。
そんな実家にM-1ファイナリストになって帰る。
何とも言えない重い空気。
固唾を飲んで見守る様な流れの中で、またしても「ちょっと待てぃ!!」炸裂。
襖の奥になんか居るっ!
って、大悟さんが言うまでは気付かなかった。
いっつも思うんやけど、大悟さんはみんなが見過ごす様な小っちゃい所をホンマに良く見てる。
このまさかの心霊現象が功を奏して、オズワルド見取り図を抜いて1位に。
これがオズワルドのオズワルドたる所以。
(いまいちピンと来んな…。)
そして、アキナの登場。
M-1の準決勝であんなにウケて、一昨年はキングオブコントに心血を注いでM-1にはエントリーせず。
それが1年ブランク空けて、再びM-1にチャレンジしたら、いきなり決勝進出。
「やっぱアキナさんってスゲえーーっ。」って後輩から羨望の眼差しで見つめられて進んだ決勝の舞台。
「あれ…?ハマってない、ハマってない…。これヤバいヤバい。」の地獄の4分間を経験した二人。
(書いてて泣けるぜ。)
そんなアキナがゆく傷心癒し旅。
おおっ!
山名君、八日市帰ってたのね。
言ってくれれば声掛けに行ったのに。
「だんないだんない。」
「誰も次の日、アキナがどうとか言うて無かったで。」
「そんな気にせんでもええって!」
全力で肩揉んだけたのに。
水臭いわぁ~。
地元を歩く二人。
急に山名君が雪の塊を見つけてでんぐり返しっ!
「ええっ!」
決勝のネタで、後半に山名君がでんぐり返しするシーンがあって、それをボケに使おうとしてる。
「下、コンクリートやんっ。」
「これ、痛いでぇっ。」
「見て。平気な顔して立ち上がってるけど、絶対肩とか背中とかむっちゃ痛いで。」
傷ってそんな簡単に癒えへんもんなんやな…。
しみじみ…。
さ、見んかった事にしよっと。
山名君の思い出の味。
ハート食堂に向かう二人。
「え?ハート食堂行くの?」
「ハート食堂、潰れてんで。」
ほらな。
潰れてるやろ。
八日市市民に愛された、何とも言えないレトロな食堂、ハート食堂。
老夫婦が切り盛りする食堂は、安くて美味しい、田舎の味。
車の免許取って、長浜に美味しい親子丼のお店があると聞いて、長浜まで遠征して食べに行った。
確かに美味しいけど、これならハート食堂も負けてへんけどな…。と思った思い出の食堂。
だけど、潰れて入れず。
別の意味でスベるアキナ。
「だんないだんない。」
「こういう事もあるよ。」
気を取り直し、実家に向かうアキナ。
出て来てくれた山名君のお母さんは、アキナファンだけで無く、アギシュファンならお馴染みのお母さん。
なんか、見る度に垢抜けて行ってはる気がするのよな。
テレビに映るって心の張りになんねんな。
ハート食堂で懐かしい味に舌鼓を打ち、マスターと昔話でもしようと思ってた当てが外れて、お母さんに食べるものは何かあるか尋ねる山名君。
お母さんが出して来てくれたのが、これ。
これよ、これ。
何の事前連絡も無く、いきなりカメラクルーが来て、「何か食べるもんある?」と息子に言われても、そうそう何でも出来る訳やないのよ。
お茶碗によそわれた真っ白のお粥の上に、綺麗な赤い梅干し。
立ち上る湯気。
このシーン、名シーンやと思う。
見てどう思った?と聞かれたお母さん。
「他の人のは見られたけど、あんまり見れなかったね。緊張して。」
「くぅ~~。泣ける。」
お母さんの気持ちが染みた秋山君が
「二杯目おかわりしようかな。」
優しい。
これぞ、枯れない優しさ。
なのに!
「はぁ?」
「なんで?」
山名君。
「あいつら元気出たんかなって。」
「それが実は親孝行かもしれん。」
「ホンマに出てったっ!」
「アホかっ。」
息子の相方に「おかわりしようかな。」って言われて、台所に用意しに行ってる間にみんな居てへんようになったら、「え?やっぱりお粥だけではみっともないて思われたんやろか?テレビでは使われへんて思われたんやろか?」
って思うわっ!
見てみ。
お母さん。
ちゃんとおかわり用意してくれてはるやん。
さっきはお粥の上に乗っけてた梅干しを、別のお皿に乗せて。
泣ける。
ほやのに、途中で出て行くのが、なんで親孝行になると思う訳??
意味分からん。
ホンマ、いっつもこねくり回すよなぁ。
この『こじらせ坊主っ!』
なんか腹立って来たわ。
えーと、今何組?
8組。
あと、誰?
錦鯉とウエストランド?
『パスッ!』