小田さんとR-1ショック。
ちょうど一ヶ月前の2/24放送の『にけつ』の録画を見た。
ゲストはおいでやすこがのお二人。
『にけつ』においでやすこがさん。
M-1で例え優勝出来なくても爪跡残せば、事務所挙げてよしもとが噛んでる番組にどんどん放り込んでもらえる。
よしもとが噛んでる番組……なんぼでもある。
こうして考えると、よしもとの芸人さんがMC務める番組ってたくさんあるなぁ。
よしもとって改めて巨大企業だわ。
そんなよしもとを辞める芸人さんがチラホラ出て来てる昨今。
でも、ジュニアさんもケンコバさんも語ってるけど、芸人さんにとってはええ会社やと思うよ、よしもと。
それこそ、知らんけど。
ところで、にけつに登場して来たおいでやすこがのお二人の姿がこちら。
「え?」
「これって私服?衣装?どっち?」
私服にしては、こがけんさんの服がお洒落と言うか、かなり気合入ってるし。
衣装にしては小田さんの服は有り得へんし。
と、思ってたらやっぱりMCの二人からしっかり小田さんの洋服に対してツッコミが。
ケンコバさん「光化学スモッグの中歩いて来たみたいな服。」
ジュニアさん「PM7.5。(高っ!)」
と言う事は……。
な、なんと!私服やった!
「どーして?」
「なんで?」
「何故にけつの収録があると分かってる日の朝に、そのセーターとズボンを手に取る訳?」
「普通選ばんでしょ?」
って事は、こがけんさんのも私服な訳や。
これまたお洒落な。
二人の落差が凄いんですけど。
もう私服のインパクトが強くて、どんなトークやったのか、あんま思い出せない。
おいでやす小田さん=私服がダサい。
期待を裏切らない小田さんの駄目っぷりが何だか愛おしい。
変にお洒落にならんといて欲しいと思ってしまう理不尽なあたし。
そんな小田さんの駄目っぷりを味わい尽くしたくて、録画リストからおいでやす小田さんをピックアップ。
3/6放送の『かまいたちの机上の空論城』を見る。
小田さんが本編に出てるのかと思ったら、ストーリーテラー的な出番。
今年のR-1グランプリは、去年突如として芸歴10年までと出場規定が改訂された。
次回の大会からは、芸歴10年までとなるので、今まで通りの大会としては今回が最後です。では無く。
ホンマに急に改訂された。
その事を初めて知った時、漫才至上主義でコントやピン芸に対してはそこまで思い入れが無いあたしでも、「えーっ!こんな押し迫ってからほんな発表の仕方ある?」とびっくりした。
『R-1グランプリで優勝して売れてみせる』
その一念でピン芸を磨いていた芸人さんを弔う企画。(?)
小田さんは、出場規定が急に改訂された事を、どうするのかは番組サイドが決める事なのでしょうが無いと理解を示しつつも、
「それを聞いて何が悲しかったかって…。」
「じゃあ何か毎年ちょっと邪魔やと思ってたんかな…。」
「予選では落としたいけど、ウケてるからしゃーなしやったんかな?」
と振り返る。
うわぁ~、この感想はずっとR-1優勝目指して出続けてた芸人さんならではやなぁ~と、笑うよりもちょびっと切なくなる。
そんな小田さん推薦(これも番組主導かもしれんけど。)、芸歴10年以上で出場叶わなかった芸人さんセレクション企画、『P-1グランプリ』。
登場したのはこの3人。
本来R-1グランプリで披露するはずだった珠玉のネタを机上の空論城で披露。
バサッと10年以上のピン芸人を自ら切り捨てておいて、また自分とこの番組でイジり企画として取り上げる関西テレビ。
商魂たくましい。
ある意味、やり口エグい。
でも、これが面白かった!
紹介VTRの過去のR-1グランプリでの戦績を見ると唸る。
そして、染みる。
守谷日和君。
確実に一歩一歩階段を上がって行っての、去年決勝進出!
「今年こそ優勝するぞ!」って意気込みが、戦績から漏れ出てる。
そして、今年出られず。
爆ノ介君。
去年、ザ・プラン9の新メンバーに大抜擢。
漫才劇場内だけに留まっていたその面白さが、一気に開花するチャンスを得て、ザ・プラン9のメンバーとしても何とか結果を残したいと思ってたはず。
出られなかったけど。
それにしても、この宣材写真見る度に思う。
爆ノ介君一人だけ、他の5人より1メートル上にあるカメラ見てた?
そして、久馬さんは何でこんな困り顔なんだ?
ラストはヒューマン中村さん。
スゴっ!
スゴ過ぎるっ!
エグい!
何やこの戦績!
逆に何が足らんくて優勝出来んかったんや!
何じゃこれ。
自分の中でR-1が終わった瞬間を振り返るトークコーナーで濱家君が中村さんに聞く。
「M-1でおいでやすこがさんがバーンと行ったじゃないですか?正直ヒューマン中村さんは、どういう感覚で見てはったんですか?」
「1本目ウケた時は、〝おっ、スゲェーっ〟って思ってたけど、2本目は〝それ以上ウケるんじゃない〟と思ってた。」
そりゃあそうでしょ。
そういうもんでしょ。
「沈んで行くR-1って船から、おいでやす小田さんとこがけんさんだけゴムボートで脱出出来た。」
爆笑😂😂😂
夜中にお腹抱えて笑ってしまった。
ネタも3人共本当に面白かった。
もうそれについて書くのは面倒くさいので端折るけど。
見逃し配信も期限切れで見れんけど。
多分何処かの劇場で、きっと観れるはず。
見て欲しいわぁ。
そして、今気付いたけど、この『机上の空論城』。
3/7に放送されたR-1グランプリの前日に放送してるんや。
エグい。
関テレ、やる事がエグい。
でも、あたしは録画しといたおかげで、R-1グランプリが終わった後から見て正解やったかも。
これ見てからR-1グランプリ見たら、ちょっと納得いかへんかった。
そして、放送日と同じ日に開催された『R-1グランプリクラッシック』できっちり優勝したヒューマン中村さん。
優勝賞金がR-1グランプリの十分の1やけど。
何処まで『R-1グランプリクラッシック』が話題になったのか、も一つ分からんけど。
すんばらしい。
👏👏👏👏👏
ヒューマン中村さん。
「新しい目標は見つかったんでしょうか?」