○○じゃない方?
アニキがアメトーークに出てた。
『○○じゃない方芸人2021』に。
では、『○○じゃない方芸人』とは?
相方は、派手でキャラが立ってて人気者。
知名度も抜群で、コンビの広告塔としても活躍。
ピンとしてもお茶の間に知れ渡っている。
そんな相方の影に埋もれて、個人名をお茶の間に覚えてもらえず、「○○(相方)じゃない方」としてしか呼んでもらえない芸人。
それが『じゃない方芸人』
その『じゃない方芸人』としてアニキが出てる。
しかも、リーダー席で!
こ、こ、これは喜ばしい事なんか?
なぁ、アニキ。
あたしは喜んでええのか?
「アニキ!ついに来たぜ!リーダー席だぜっ!」って喜んでええんか?
分からんっ。
「複雑じゃっ。」
他の『じゃない方芸人』の面々はこちら。
アインシュタイン、河井ゆずる。
マヂカルラブリー、村上君。
相席スタート、山添君。
おいでやすこが、こがけんさん。
錦鯉、渡辺さん。
宮下草薙、宮下君。
ティモンディ、前田君。
『じゃない方芸人』と言う企画で押し通すには、少々無理がある活躍中の面々。
ホンマに『じゃない方』は、ティモンディの前田君くらいちゃう?
(ごめん。でも実際に名前が分からなくて調べた。)
かつてこの『じゃない方芸人』に出演してからブレイクした芸人さんも一杯居る。
オードリーの若林さんとか。
博多華丸大吉の大吉先生とか。
それを踏まえてゲストのケンコバさんが、
「一人や二人は逆転するでしょうね!」とせっかく言ってくれてるのに…。
「シーーーン…。」
誰もな~んも喋らへん。
マジで無音の時間があった。
見よ、この覇気の無い顔。
普通なら
「俺、売れたいですっ!」
「逆転してみせますっ!」とかさ。
せめて
「おっしゃーッ!」とか無いの?
そういうとこやで。
各自、番組スタッフさんやファンに認識してもらえてない悲しいエピソードが続々。
ネットニュースの写真のコメントがこんなだった渡辺さん。
つ、ツライ。
他1名…3文字
渡辺隆…3文字
「使うなら、その3文字は俺の名前を書いてくれ。」
by ウル虎マリン
ツライ。
ちなみにこの写真↑をスマホでテレビ画面に向かって撮る時、何度やっても実物の渡辺さんでは無くパネルの長谷川さんに顔認証のフレームがズームするのだ。
長谷川さんの顔面インパクト、半端ない。
相席スタートとしてのラジオ番組が、番組改編期に無くなり、新たにケイさん一人のラジオ番組が始まってしまう山添君。
切ない…。
不憫が過ぎる。
和牛も自分のラジオ番組でその件について喋ってて、あの時思いっ切り笑ってたな。
負けんな、川添君。
オープニングでいきなりスベっても、ちゃんとエンディングでもう一度流してもらえる恩恵だって受けれるのだから。
次々飛び出すじゃない方芸人の切ないエピソード。
でも何と言っても一番切ないのはこれでしょう!!
アインシュタインが広瀬アリスちゃんと共演した、まんが王国のCM。
ネットニュースでアニキがこんな姿になってるのは知っていた。
でも、テレビ番組と違ってCMが流れるのは一瞬。
前もって録画するのも無理。
このCMを一回だけ見たのだ、あたし。
「え?アニキどこ??」
と、思ってる間に終わってしまった。
「居てたか?」
頭ん中を?マークがぐるぐる。
約半年振りに、アメトーークでようやく全容が分かった。
居てたわ、ここに。
「あ、あ、アニキぃぃ~~。」
切ない通り越して、不憫でしかない。
他のじゃない方芸人のみんなも、あまりの衝撃に「うわぁ…。」言うて引いてしもてるもんね。
問題のCMはこちら。
広瀬アリスを助ける“謎のヒーロー”は誰だ!? 顎が特徴的で正体を隠せない…アインシュタイン・稲田の「稲田の部分」 - YouTube
村上君曰く「歯を見せてくれてないと分からない。」
確かに。
アニキ。
特徴あるガシャガシャ歯で良かったな。
ガシャガシャ歯が役に立つ時が来るとは。
でも、アニキがアニキたる所以は、このCMをみんなに見てもらった後。
「それでもまだコンビで出して頂けるだけ有り難い。」と言うのだ。
聞いたかっ!
まんが王国っ!
多分アニキは笑ってるけど、心ん中で号泣したはずやで。
それやのに、「有り難い。」と言えてしまうのだ。
普通なら、「こんな事あります??」って立ち上がって喚くとこやで。
まんが王国さん。
第二弾がもしあるんなら、アニキの顔が分かる形でお願いします。
だってさ。
アニキの一番のウリは顔やのに。
真っ青に塗りたくってどうすんのよ。
と、まあ、ここまでイジりにイジって来たけど、『じゃない方芸人』扱いされても、決して腐らず、稲ちゃんがトークしやすい様に、アシストよろしくいつもきっかけをコツコツと振ってあげるアニキ。
ティモンディの前田君が、高岸君は何も考えて無いので、後はオチを言うだけってとこまで話を振ってあげて、トークを完成させると話す姿に大きく同意するアニキ。
そうなのよ。
ホンマに腐らずコツコツと。
テレビ見てて泣ける時あるもん。
そんなアニキは、このアメトーークでもこんなアシストをしてるのだ。
みんな、気付いてた?
この日の見届け人ゲストのケンコバさんは、みんなの傷をえぐりまくる。
イジると言うより、いたぶる。
ティモンディの前田君が、野球の企画に呼んでもらった時、自分も野球の実力はかなりあるのに、高岸君が上手く行くと自分のシーンは無かった事になると話した後、
「まあ、プロの球団でも力一緒やったら人気ある方使うやろから。」とダメ押しするケンコバさん。
一瞬怯んで、ぐうの音も出ない前田君。
そこでアニキが一言。
「なんか返そう。」
そして、前田君から出たこの一言で笑いが起きる。
「今日で嫌いになりそうです。」
くぅ~~。
泣けるぜ。
「小さい事からコツコツと。」
アニキの中にきよし師匠の精神を見た気がする。
アニキ。
「一生付いて行きます。」