諸々デビュー。

岡山シュタインに向かう新幹線車内。

14時開演のライブなので、10時半くらいに家を出れば間に合うのに、なんだか緊張して予定より1時間以上も早く家を出てしまった。

久々のアインシュタインに出会えるから緊張してるのかって言うと、ちと違う。

あたし、新幹線に乗るのが緊張するのだ。

え~、スミマセン。

何処に行くのも車移動の田舎もんの滋賀県民なもんで。

自分で新幹線の乗車券買って乗るのは、確か人生3回目。

岡山シュタインが決まった時は、ど平日と思ってたけど、よく考えたらオリンピックyearの今年、昨日から4連休に変わってたんやった。

家に吊してある100均で買って来たカレンダーは、ほんな事なってなかったぞ。

4連休だと気付いたのが割と最近。

「え?新幹線空きすきと思ってたけど、甘いんちゃうん?」

もうこの辺からビミョーに緊張してるんである。

と思いながら乗り込んだ新幹線車内。

がら空き。

「なんや…。」とちょっと拍子抜け。

が、しかし。

乗り込むまでに既に一つやらかしているあたし。

京都駅の新幹線乗り場。

自分で買った新幹線の乗車券を入れて通ろうとしたその時、「ピンコーンピンコーン。」
ゲートが閉まる。

女性駅員さんがやって来る。

あたしの新幹線の乗車券を見て一言。

「ここに来るまでの乗車券はお持ちですか?」

「あっ💡」

新幹線乗り場から新幹線に乗ると言う事で頭が一杯で、近江八幡~京都までの乗車券をバックに入れたままだった。

「あ、すみません、有ります有ります。」

「それで通ってみて下さい。」

通れました、通れましたとも!

かなり恥ずかしかったが、「どうもありがとうございます…。」とちょいと上品ぶって小首を傾げて御礼を言う。

後ろに居たリュック背負った若者の視線をヒタと背中に感じながら。

あ~、恥かいた。

でも乗ってしまえばこっちのもん(何が?)

そして、あたくし。

54歳にして付け爪デビュー致しました!!

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魔女みたいに長い訳でも無いねんけど、自分の爪から2㎜程はみ出してるだけやのに、不便な事この上無い!

ボタンが止められ無い。
小銭が取り出しにくい。
そして、何よりスマホが打ちにくい。

お洒落女子の日常って、不自由との隣り合わせなのね…と、54歳のあたしはそっと目を閉じる。

岡山シュタインから帰って来たら、サッサとこんな爪剥がして捨ててやる。

よくInstagramで、新幹線車内からの車窓の動画をアップしがちなアニキ。

それをいつも、「ほんで何やねん。」と思いながら見るあたし。


やってみた。

う~~~ん。

なんかアップの仕方が分からない。

アップしたところで、
「ほんで何?」


あ。

岡山着いた。