確認怠るべからず。

東京オリンピック2020で秘かに一番楽しみにしてた、柔道・形の清水希容選手の演武。

テレビやCMで見て、その凛々しさ格好良さに惹かれていたあたし。

でも、4分間通しの演武は見た事無くて、オリンピックで見られるのを楽しみにしてた。

素晴らしかったっっ!!

もう~~、感動っ!

残念ながら目指していた金メダルでは無かったけれど、清水選手の演武は完璧だったと思う。

道場に立った瞬間から周りの目を引き付けるオーラ。

ピンと張り詰めた空気の中で繰り出される形の速さ、美しさ、凛々しさ。

あんなにビュッビュッと音が出る程、手足を速く動かせるものなのか。

静と動の緩急からなる緊迫感を支配する感じ。

あ~、格好良かったぁ~。

あの吉永小百合さんが、清水選手の形を見て「やってみたくなりました。」と話してたそうな。

あたしと一緒や!

あたし、吉永小百合に並びました。



昨夜、あたしはびっくりした。

お風呂に入る前に、「あ、そうそう。明日の単独ライブの御園座の行き方をチェックしなくては。」と、アクセス方法のチェック。

何時の電車に乗ればいいのか、乗り換え案内のアプリを開く前にチケットで開演時刻の確認。

17時開場。
18時開演。

え?
18時開演とな?

14時からちゃうの?

岡山シュタインが14時開演だったので、てっきり14時開演と思い込んでいた。

え~~~!!

目覚まし時計かけずにゆっくり目に起きて、朝昼兼用のご飯を食べて、11時くらいに家を出ればいいかと思ってたのに、昼過ぎまでポッカリ時間が空くではないか。

「そんなんオリンピックでも見てゆっくりしといたらええやん。」と思った貴方。

そうはいかないのが農家の性。

休みで一日テレビを見て過ごすなんて、うちの母上は許してくれない。

午前中空くのかぁ。

草刈りせなアカンよな…。

この殺人的な暑さで、どうしても外に作業に出て行く勇気が持てず、見て見ぬ振りをして2週間。

畦の草は膝丈まで伸びてしまってる。

これ以上伸びると刈りにくい。

草刈りするかぁ……。

てな訳で、朝の6時から草刈り。

梅雨が明けてからあたしの住む地域には、まとまった雨が全く降っていない。

滋賀県ににわか雨や雷雨の予報が出ていても、うちの近所の空の上だけ結界が張られてるんちゃうかと思う程、ずーーっと降って無い。

ダムからの排水が整備されてるからいいものの、それが無かったらとっくに田圃は干上がり、お米は獲れなくなってただろう。

こうなると、ずっと日照りだと野菜の皮がゴツくなって実が硬くなるのと同じで、草も硬くなるので、スパッと切らせてくれない。

体感では1・5倍時間がかかった気がする。

単独ライブの朝にあんまり無理はしたくない。

2時間で引き上げる。

早朝から頑張ったおかげで、「草刈りせねば、草刈りせねば。」の強迫観念からはようやく解放された。

でも、54歳の肉体に汗だくだくの草刈りは結構こたえる。

オマケに「あ~、明日朝から草刈りかぁ…。」の憂鬱感に支配されて、昨夜はほとんど寝られなかった。

ヤバい。

名古屋シュタイン。

寝てまうかもしれん。


皆さん。

出掛ける前の確認は早めにしておきましょう。