真のイケメンは?
女子スタッフでどうやったら垢抜けるか、レクチャーしてたN君が眼鏡を外して出勤して来た。
おおっ。
ここは前回の挽回のチャンス。
思いっ切り褒めてつかわそう!
あたし「N君、コンタクトにしたん?」
N君「昨日からですよッ!山田さん全然見てくれて無いじゃないですかッ!」
ありゃ。
そうなの?
昨日から眼鏡してなかった?
あれれ。
全く気付かんかった。
そうなのよ。
あたし、他人に興味ないの。
許せ、N君。
素直なN君は、ホンマにコンタクトを作ったらしい。
でも、正直想像してたよりも一つパッとせんねんけど…。
あれ?
もっと垢抜けると思ってんけどなぁ…。
でも、これを口に出すようなポカはしない。
「グッ」(o^-')b
と親指を立てておいた。
『今ちゃんの実は…。』で、アインシュタインの二人が真のイケメンはどっちか対決をしてた。
これはチェックしなくては。
久々にバラエティ番組を見る。
①礼儀作法
②優しさ
③度胸
の、3項目で対決。
まずは食事のマナーにおける礼儀作法対決。
①前菜を食べる順番
②お刺身の食べ方
③ご飯のおかわりの頼み方
チェックするのは、鬼のマナー講師、平林都先生!
出たっ!
平林先生!
テレビでもお馴染み。
とにかくスパルタ。
ビッシバッシと注意と言うよりは、ほぼ罵声に近い声が飛ぶ。
アインシュタインもいきなり「偉そうに背もたれにもたれるな。」と椅子の座り方から注意を受ける。
え?
アニキは最初からずっと背筋伸ばして座ってたけどな…と思ってたら、「握りこぶし1個分空けないといけない。」そうな。
それに対しても「空けてますけど。」と反論するアニキに、「空けてないッ!」とピシャリ。
ヒィ~、出たッ!平林都節。
アニキはこういうの、凄い苦手な人である。
大きい声でビッシバッシと叩かれるタイプの叱られ方。
特にその相手が女の人なら尚更。
マジでちょっと怖がってた。
引きそうになりながら、何とか立て直すアニキ。
ちなみに前菜の食べる正しい順番は、味の薄いもの→濃いものなんだそうだ。
知らなんだ。
このコーナーでは結構知らなかった事が一杯あった。
次のお刺身を食べる正しいマナーで出て来た、お刺身の上に乗っかってる芽ジソの花の実は、お箸でバラしてお醤油に入れるんだと!
そして、ご飯のお代わりを頼む時には、お茶碗に少しご飯を残した状態で頼むのが正しい。
少し残したご飯につなぎの意味があり、まだ食事は終わっていない合図になるんだと。
みんな知ってた?
ほんなん普通ちゃんと綺麗に平らげるべきやと思わん?
こんなマナー、仲居さんでも知らんのちゃうか。
深いぜ、日本の礼儀作法。
結局、一問ずつの正解でドローだったので、平林都先生によるジャッジで、この対決は稲ちゃん勝利。
この時の平林先生のコメントがウケる。
ルックス?
ル、ルックス??
ほんなもん、マナーに一切関係あらへんがな。
平林先生、結局ただのイケメン好き。
お茶目だわ。
続いて優しさ対決。
アインシュタインの二人には、400メートル走での運動能力対決と言う偽企画を準備。
400メートル走った後で、カメラが回って無かったのでもう一回走って下さいと言われた後のリアクションで、どっちが優しい対応をするのか。
400メートル走ってキツいよぉ~。
しかも、アニキも稲ちゃんももう40だぜ。
考えるだけでしんどいわ。
ゼェゼェ言いながら完走した後。
まずは稲ちゃんにドッキリ。
全力で走った後に、スタッフさんからカメラが回って無かったと伝えられ…。
おっと。
ちょっとムッと来てる。
隠し切れない苛立ちが、テーブルの上にドンッと音を立てて置く腕に表れる。
一方のアニキ。
おお~~。
一切嫌な顔せず。
これぞ芸人の鏡。
いや、芸能人の鏡。
さすがスタッフさん受け120%のアニキ。
どの番組スタッフさんからも、「むっちゃいい人過ぎました。」と言われるアニキ。
あんまりの高評価に、逆に胡散臭いものを感じてたけど、どうやらホンモノである。
が、しかし。
2回目走るも同タイムだったので更にもう一回走らされる二人。
何故か漫画みたいに突然の大雨の中、3回目走らされる事になり…。
稲ちゃんは言葉を発する事も出来ず、この表情。
稲ちゃん。
ほの顔はアカン。
この対決、アニキの圧勝!
そして最後は度胸対決。
5メートルの高飛び込みから、どちらが早くビビらず飛び込めるかのシンプル対決。
しかし、5メートルは高いぞ。
オリンピックで飛び込み競技を見てるから大したことない様に思えるけど、あんなもんは幼少の頃から極限の練習を積み重ねて来た超人だから成せる技で、素人に5メートルは高い。
「怖い、怖い。」と散々ゴネたアニキ。
3分53秒後に勇気を持ってダイブっ!
飛び込み中でもイケメン♥️
一方の稲ちゃん。
3秒で飛び降りる。
あ。
そんな簡単に飛べるのね。
なんだか拍子抜け。
このままなら稲ちゃんの勝ちなのに、時間が余ってるからと言う、ものすごい弱い理由で、何故か7.5メートルが高さから飛ぶ事に。
これをまたアニキが飛ぶのだ!
「おお~~!」
「マジで凄いがな。」
高所恐怖症の稲ちゃんは、泣きの断り。
結局トータルで真のイケメン対決はアニキの勝利!
いやぁ~、7.5メートルから飛び降りるのは、ホンマに凄いっ!
「良く出来ました。💮💮💮」
うん。
たまには褒めておこう。
明日は名古屋の単独ライブなんである。
楽しみやけど、この暑さで初めての夏バテ中。
あ~、暑いねんろなぁ。
行くけどさ。
劇場着いたら、多分あたし妖怪みたいになってると思う。
寝るか…。