驚愕のハライチ。

M-1グランプリの翌日。

ABEMA-TVの『スピードワゴンの月曜TheNIGHT』に、M-1戦士の錦鯉、真空ジェシカモグライダー、ハライチの岩井君が出演してた。

優勝した錦鯉をお祝いしようと言う企画と言いつつ、M-1グランプリの裏話がたっぷり。

その中でもびっくりしたのが、ハライチの岩井君の話した内容。

自分達のラジオでも語ってたらしいが、敗者復活戦で掛けたあのネタ。

なんと、敗者復活戦の前日に書いて、当日にネタ合わせして挑んだと言うのだ!

「ええっ!」
「マジで?」
「本気?」

M-1グランプリ用のネタを、劇場や寄席で何度も何度も掛けて、当日も勿論ネタ合わせして、出来る準備は全部して本番を迎えるってのが芸人さんのスタンスでスタンダードだと思うのだ。

それが、前日に書いたネタだと?

どういうメンタルなんだ。

メンタル超合金級。

敗者復活戦を勝ち上がって決勝戦で掛けたネタは、前からあった岩井君がやりたかったネタらしいけど、実は前日に書いたネタはもう1本あって、もし最終決戦に進出したら、その新ネタを披露したかもしれない。

ハライチ、凄過ぎっ。

そして、前日に2本も新ネタを書き上げる岩井君も凄いけど、書き上がった新ネタをメールで貰って、当日2時間程ネタ合わせしただけで、敗者復活戦に挑める澤部君のスペック高過ぎやろ。

岩井君は書いてる内にある程度は頭に入るだろうけど。推敲してる内に覚わる部分があると思うのだ。

でも、澤部君は必死でしょ。

それでも、敗者復活戦では抜群の出来だった。

凄い、凄過ぎる。

それで1位になって、決勝進出するなんて、敗者復活戦に向けて、ネタをしごいてしごいてしごき上げて来た他の漫才師の立場は……。

なんか、ホンマに驚愕した。

それで、全てを出し切った爽快感満載の晴れやかな笑顔を見せたラストイヤーのハライチ。

格好良過ぎる。

新ネタでは無いけれど、モグライダーも当日のネタ合わせはせずに本番に挑んだと、『やすともの至って真剣です』で語ってた。

事前にどのネタを掛けるかをともしげ君に伝えると、練習して来るので、面白くなくなるってな事を言ってた。

色んな形があるもんだなぁ…。

『やすともの至って真剣です』
M-1グランプリ翌日の収録で、見取り図、ニューヨーク、インディアンス、ランジャタイ、モグライダー、ゆにばーすが出演。

今までランジャタイやモグライダーの事はほとんど知らなかったけど、この番組見てすっかりファンに。

M-1好きには堪らない内容になっとります。

見るべし、見るべし。