招かざる客

行って来ました!
「別にええねんけど…inマンゲキ」

COWCOW多田さん可愛かったなぁ。
多田さんの〝面白さに優しさまぶしました。そいで恥ずかしさが見え隠れしちゃうんです。〟みたいな感じがすごく好き。
伊勢丹総柄漫才スーツより、今日のベストだけ伊勢丹です。の方が格好いい。
普段そんなキツい事は言わはらへん人やと思うねんけど、女の子の事凄いよく見てはるんやって、ちょっとおかしかった。
おかしいと思ってる事を伝えるイベントなんやから、そんでええねんけど(笑)

ゆりやん、痩せたなぁ。
凄い小っちゃく見えた。
他の男性芸人さんが、背が高い人ばっかり揃ったから、余計小っちゃく見えた。
ゆりやんはデビューして1年後くらいの怖いもの知らずの勢いで、独特の世界観を放ってた頃と比べると、ちょっと迷ってるのかな?
自信がなさそうに見える。
テレビでチラッと「自分一人だけ空回りして…。」って泣いてるのを見たけど、壁にぶち当たってる感じなんやろな。
正直に言うと、あたしはゆりやんNSCを首席で卒業したってテレビに出て来た最初、どこで笑えばいいのか分からなかった。
その番組でも、「面白い!」って反応の人と、「また新しいのが出て来たなぁ。」って戸惑ってる人とハッキリ分かれてた。
あたしは明らかに後者。
ただ、あたしのお笑いの感覚が古いって事なんやなって思ったのを覚えてる。
どんどん今までにない、新しいアプローチの仕方をしてくる芸人さんが出て来て、勿論全てが自分の感性と合うなんて事はないわけで、誰を面白いと思うのかは全く自由。
その後ゆりやんが押しも押されぬ人気者になって行くのを見ていて、自分の感性の古さを感じずにはいられなかった。
偉そうな事を言うつもりは全くないねんけど、ゆりやんは今まで通り思い切りやればいいと思うけどな。
この空気どうするねん。みたいに一瞬ブラックホールに落ちたみたいな瞬間があるけど、そこまで込みでゆりやんの味になってる思うけどな。
お笑い怪獣みたいな達者な先輩が山ほど居てるねんから、やりっ放しみたいに思い切りやってええんちゃう?
先輩芸人さんがどう拾うか悪戦苦闘してる姿見るのは結構面白い。
やり続けたもん勝ちの世界やと思うけど。
テレビって。
ま、一視聴者の感想です。

今日ちょっと開演時間に間に合わなかった。

15時上がりのシフトやってんけど、今日は2月最終日。
そう、棚卸最終日だったのだ。

あたしのお店では、主にお客さんの会計をするメインレジ、お客さんが並んだらフォローするサブレジ、サードレジって役割が決まってて、それぞれ1時間単位で区切られてる。
あたしはいつもはサードレジに入る事が多いねんけど、今日中に棚卸を完了させなければならないのを考慮してもらって、ほぼずっとフリー扱いのシフト割だった。
と言っても、入荷があればそれは全部消化しないといけないし、ゲームソフトの価格変更作業に、ランキング変更まであって、「ヤバい。絶対15時になんか終わらへん。」って焦りながらフルスピードで仕事こなしてた。
なのに、こういう時に限って厄介なお客さんに引っかかるのだ。

いつも「仮面ライダーの〇〇シリーズのDVD、レンタルには置いてあるけど、販売のはないの?」と聞いてくるお客さん。
次々、「それからあれは?そしたらこれは?」と立て続けに聞いてくる。
そして調べて在庫がないと伝えると、価格を聞いてくる。
でもこのお客さん、常連さんなんやけど、買ってくれたためしがないのだ。
散々調べるだけ調べさせられて、結局今お金がないからと、注文入れる訳でもなく、ふらっとレジから離れてどこかに行ったかと思えばまた戻って来て、また別の仮面ライダーのシリーズを調べさせたりするのだ。
もう、あたしは買うつもりがないのが分かってるので、適当な所で切り上げるんやけど、新人スタッフが捕まると、延々その人の相手をするので、レジが全く進まなくなって、結局フリーでもレジフォローに入らないといけなくなる。
〝もう~、今日は相手してる暇ないねんっ!〟
新人スタッフに任せておくとキリが無いので、途中で接客を交代した。

お客さん「この仮面ライダーのシリーズ買うのは置いてへんの?」
あたし「置いてません。」
お客さん「買ったらいくら?」
あたし「7500円に消費税です。」
お客さん「これは?」
あたし「同じく7500円に消費税です。」
お客さん「どの仮面ライダーとどの仮面ライダーが戦うの?」
あたし「それはデータでは出ません。全部の内容をスタッフは把握しておりませんので、お客様自らDVDケースの説明読んで頂くしかありません。」
お客さん「全部で何話まで入ってるの?」
あたし「それもデータでは出ません。ケースに書いてあります。」
お客さん「これ7500円なんやな?」あたし「そうです。どうされますか?注文されますか?」
お客さん「ちょっと考えてるねん。」
あたし「…。」
お客さん「今お金がないからよ、注文だけ先にしといてくれる?」
あたし「それは出来ません。お金が入って買える時に改めてお越し下さい。」
お客さん「4月になったら年金が入るねんか。その時に買いたいねん。」
あたし「では、入ってからお越し下さい。買って頂けると確証のない物を注文する訳にはいかないんです。」
お客さん「アカンの?」
あたし「あきません。」
お客さん「ほな、またほの時来るわ。」
あたし「そうして下さい。」

……………。
なんやねんっ!年金って!💢💢
アンタ、幾つやんな?
四十前後やろ?
親の年金当てにして、DVD買おうとしてんじゃネーッ!!
毎度毎度、何回このストロークせなアカンねんなっ!
いい加減、システム覚えてくれっ!

ぜえぜえ…。
棚卸、時間までに終わらんかったやないか!

お客さん帰った後、あたしとお客さんのやり取りを見ていたベテラン主婦パートのYさんがポツリと言った。
「あの人、喋りたいだけなんやて。

あたしもそう思う。

お客さんよ。
棚卸最終日だけはやめてくれ。

あ、書き忘れるとこやった。

アニキ
今日、『上の中』
ま、遠目でハッキリ見えへんかったせいかもしれんけど。

それから、立ち見のお客さんで、やたら喋る男の子が居て(うるさかった)、稲ちゃんの事「可愛い、可愛い」言うてたわ。

とうとう男の子にモテるようになったやん。
おめでと。??