神様の帳尻合わせ

行って来ました!

KEREN+和牛と一緒に楽しもう。
アフタートークライブ付き
再び。

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KERENの感想。
ま、一言で言えば
『デジタルビジュアルアートと日本文化と日本発エンターテイメントのごった煮』

良くも悪くもよしもとらしさ満開。
とにかく引き算一切なし。
詰め込めるもん全部盛って詰め込みました!みたいな感じ。

でもLEDの映像はホンマに綺麗やった。
色は勿論鮮やかで、3Dみたいな立体的な表現も出来るし。

正直、劇団四季のパフォーマンスと比べると見劣りする部分もあるし、女性キャストは宝塚歌劇団のキャストに比べると、いかにも日本人的なスタイルの人も結構居て、無茶苦茶洗練されてるという訳ではなかった。
でも逆にそれが関西のごった煮感と上手くリンクしてる気もする。

でもあれ、キャストは大変よ。
水田君も言ってたけど、あたしもフィナーレで何人か数えたもん。
ホンマに40人弱やった。
舞台裏は戦争やろな。
走って捌けて、着替えてまた出て踊って。
芝居や歌パートがほぼないから、舞台上で息つく暇がない。
一人何役やってんねんろ?
昔のお芝居なら、役者さんの動きのきっかけに合わせてPAさんが音出すんやろうけど、この舞台は多分デジタル制御されてるやろうし、キャストが音に遅れないように、舞台に出て行って踊って殺陣を決める。
ズレたら大変。
いやはや、お疲れ様でした。

一番良かったのは、暗闇の中でのタップダンス。
無茶苦茶シンプルやけど、発想の転換でタップダンスの良さを引き出してる。

そして、影絵。
上手かったなぁ…。
指と腕だけで、あんなに色んな動物表現出来るんや。

しかしこうしてみれば、タップダンスも影絵もデジタルアート全く関係ないやん。
要はやっぱりキャストの技量なんやろか。

今日は和牛目当てのお笑いファンがほとんどやったけど、本来のKERENの目的、外国の方に日本のエンターテイメントの格好良さを観てもらうにはぴったり。

あたしの席はV列の真ん中辺りやったから、多分和牛の二人とは通路を挟んで3メートルくらいの距離で観てた事になる。
てっきり後ろの真ん中辺りに居るんかと思って、後ろばっかし見てたわ。
あたしの近くの席の女の子達が、二人が殺陣やタップダンスを教えてもらってる時
「水田君、可愛い、可愛い。」ってやたら言うてたけど、どういう感覚?
着ぐるみ見てるのとおんなじ?
〝シャツのボタン飛んでくで…。〟と思いながら見てたあたしとの温度差が一番面白かった。

今回、初めから和牛のトークライブ付きのチケットを取った。
アインシュタインのファンミーティングは取らなかった。

何なん?あのファンミーティングの内容?
2ショット写真撮影会みたいなオプション。
いらんねん、そんなん。
みんな、よ~横に並んで写真撮影しよう思うな。

あたしはGACKTのファンミーティングにも行きたくて行きたくて仕方ないねんけど、あれも2ショット写真撮影会がメインなのよ。
GACKTとメンバーと一緒に海外旅行して、アコースティックライブを鑑賞して、高級ホテルのスイートルームで写真撮ってもらう。というのが基本プラン。
アコースティックライブのセットリストが感涙ものなのよ。
聴きたい!
でも、あんな美しい生き物の隣によ~並ばん。
ファンの人は、それこそアカデミー賞の会場かと思うようなドレスやったり、着物を持参して行く人も居て、一世一代のお洒落をして行く。
どこかのママさんか、ナンバーワンキャバ嬢かと思う様な人も結構居てる。
あの中に混じる勇気がない。
海外でなくてもいいからさ、有馬温泉辺りの旅館でアコースティックライブしてくれんかな?

ないな。

高速を運転してる帰り道。
BGM代わりにTENGA茶屋をポッドキャストで遡って聴いてねんけどさ、
ケンコバさん、誕生日7月4日やんっ!
GACKTとおんなじやんっ!
しかも、GACKTより1歳違うだけやんっ!
なんか、スゲェー!!!
7月4日ってなんかあるの?

この世にケンドーコバヤシさんを誕生させたその1年後に、神様はGACKTをこの世に産み落とした訳や。

なぁ、神様。
1年かけて、7月4日の帳尻合わせにかかったの?

KERENも和牛も吹っ飛んだわ。

ケンコバさん、最強です。