空っぽのチケットホルダー
行って来ました！
ろくでなし見取り図 公開収録。
が、な、な、なんと！
発券したチケット忘れて行った！
ありゃ？
えっ？
なして？
どうして？
ちゃ～んと、朝支度する時に、トートバッグに、一番にチケット入れたはずなのに。
祇園のチケットホルダーは確かにあるのに、中身が空っぽ！
なんでやっ！
しかもそれに気が付いたのが、漫才劇場５階に着いてからという。
いつもなら電車の中で開演時刻を何度も確認したりして、チケット取り出して見るのに、今日は昨夜散々確認したから必要なし。
余裕で電車乗ってたのに。
一瞬、もうそのままU ターンして家帰ろうかと思ったけど、ダメ元でチケットのもぎりのお姉さんにチケよしの購入履歴の画面見せて聞いてみた。
スマホの画面には、発券済みとなってるのに、チケットよしもとに電話して再発行証明を出してもらわないといけないらしい。
チケよしに電話。
全く繋がらない。
ひたすら待つ。
やっと繋がり、再発行証明の手続きをしてもらって、再びもぎりのお姉さんの所へ。
すぐに発行されるものではなく、更に7～8分待った。
モニターでは学ラン姿のもりしが、これまた学ラン姿のリリーさんの背中に乗ってアシストしてもらい、何とかバク転しようと奮闘中。
奮闘中…？
ただデカい図体のもりしがリリーさんの背中をゆっくり滑り落ちただけやった。
「何がしたいの、あんたら？」
やっと再発行証明を持って来てもらい、劇場の中へ。
一瞬リリーさんが「ギョッ」とした様な気がした。
約１５分のロス。
「何がしたいの、あたし？」
ろくでなし見取り図と言えばコレ。
これ、ホンマに格好いい。
一時スマホの待ち受けにしてたくらい格好いい。
舞台下手にドドーンと置いてあって、あ～普通に会場に入れてれば、開演前に写真撮れたのになぁ…。と、ちょっと凹む。
（終演後に撮れば良かったのに、すっかり忘れて出て来てしまった。）
今日のゲストは、ツートライブにからし蓮根にロングコートダディ。
学ラン姿の青色君が無茶苦茶可愛い。
さすが『ジゴロ、青色。』
しかも遠目に見ると、青色君の顔の大きさはマジでもりしの半分くらいしかない。
もりしがデカ過ぎるのか、青色君が小さ過ぎるのか？
多分両方だ。
おまけにもりしは学ラン姿だと、なんとなくオウム服を思い起こさせて、麻原彰晃にマジで似ている。
リリーさんがネタで、もりしが麻原彰晃に似ていると何度も言うので、オウム服を着てマイクを持ってご機嫌に
「♪しょ～こう～、しょ～こう～、しょこしょこしょ～こう～。」と歌っている麻原彰晃の首から上が、もりしにすげ変わってしまって、もう麻原彰晃の顔がどんなだったか思い出せない。
もりし、ええ奴やねんけどなぁ。
周平魂くんによるイキリ授業。
しかし、何事もやり続けてみるもんだ。
周平魂くん＝イキリってキャラ定着したもんな。
『ケツ肉馴染ませて、あたしも授業受けさせてもらいましたァっ！』
あらイヤだ。
オホホ。
別のコーナー、セグウェイを使った乳首チャレンジ（？）
やたら青色君がセグウェイを乗りこなしている。
むっちゃ上手。
そしてセグウェイに乗った青色君よりも、何にも乗ってない伊織君の方が背が高い。
あたしの左横の女の子が「伊織、デカっ！」とシンプルに驚いていた。
ロングコートダディはテレビの大喜利なんかで、堂前君の事はちょこちょこ見てて、ひょうひょうとしてるけどセンスの塊やな、この子と思ってた。
なんちゅーか、玄人受けするタイプ。
お笑い好きの番組制作のスタッフさんとかが気に入るタイプ。
その内（その内はないか…。失礼）
もうすぐ！跳ねそう。
そして今日初めてちゃんと兎君を認識した。
遠目に見ても、ふくよかで穏やかなおばちゃんやった。
動きとかリアクションがみんなよりワンテンポずれる。
でもそれが何とも面白い。
こーゆーのって、狙って出来るもんではないので、変にもっと前に前に出ようとか、ツッコむタイミング見計らって〝今やっ！〟って前のめりにならずとも良いと思う。
そして、こういうタイプの芸人さんの良さを引き出すのは、同じ舞台の上に立ってる他の芸人さんのチームワークの良さがあるからこそ。
漫才劇場はこれが本当に素晴らしい。
仲良しでわちゃわちゃやってるだけとも言えるけど、笑いはシュートを決める人間だけを揃えても続かない。
ちゃんとパス出したり、こぼれ球を拾ったりする人間が居てこそ、時には２時間を超える様な公演でも、笑いの空間が続くのだと思う。
チケット忘れて会場入り出遅れるという久々の失態を犯したけれど、ろくでなし見取り図満喫致しました。
ほんで家帰ってチケット何処行ったんやと探したら、有りました！
和牛のチケットホルダーに入れといたのに、空っぽの祇園のチケットホルダーをいそいそとトートバッグに入れてたあたし。
｢ちょっとぉー、木﨑君っ。いい加減にしてよ、ホンマ！｣
漫才劇場は今日も平和でした。
