波紋

もうこの話題について書くのは止めとこうと思ってたのだけど。

一連の吉本闇営業問題。
(闇営業と言うから余計たちが悪く聞こえる。直営業と置き換えればいいのに。)

が、が、またしても書かずにはいられない進展が。

島田紳助さん、週刊新潮にて激白!!

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思わずコンビニに買いに走ったがな。

あ~、懐かしい~。
これ、これ。
こういう喋り方。
ホンマに忠実に文字に起こしてくれてる。

今回の騒動が吉本の上層部や、企業としての体制批判に的がズレて行って、色んな芸人さんのコメントを見てると、50代以上くらいのベテラン芸人さんと、若い世代の芸人さんとで、受け取り方が全く違うと感じる。

それ自体は至極当然の事で。
よしもと所属の芸人ではない、一般人のあたしがどうこう言う事でも無い。
あっちの意見を聞けば「そうそう。」と思うし、こっちの意見を聞けば「確かに。」と思う。
正直、もう何が正解なんか分からんわ。

ざっくり、無茶苦茶ざっくり言うと
『ちょっと吉本は大きくなり過ぎた。』

昔は良かった。ではないけれど、52歳のあたしの感覚は、もう今の若手芸人さんには理解してもらえる事は無いんやな…。と、ちょっとだけ寂しく感じたり、逆にサブローさんや巨人さんの意見を聞いて、「そうそう、そうやねん。」と思ったり。

でも、『目の前のお客さんを笑わす事だけに集中する。』って言葉を聞いて、またちょっと感動したり。

ここ何日かの自分の中の揺れを、週刊新潮の記事が静めてくれた。
上手いこと書けないのだけど、
風が吹いてどしゃ降りの雨が降り注いで、荒れに荒れてた湖を見てて、いつ収まるの?と心配したり、溢れ出した水が新たな川を生み出して、もうその流れまでは追い切れなくなってしまうけど仕方ないなと思ってたのが、すーっと静まった。
そんな感じ?

アカン。
全く上手く例えられない。

ま、とにかく、あたしは紳助さんがどう考えてるのか知れて嬉しいのだ!

そして、引退されてから、自分が関わると迷惑がかかるからと、芸人さんとは全く交流を持たないように自重してはるんかと思ってたら、今もちょくちょく交流があるみたいで、それが一番嬉しかった。

ああいう形で引退されて、掌返したみたいにサーッと紳助さんの元を離れて行くような、水臭い人達ばかりじゃない。
きっとお世話になった後輩や、切磋琢磨して来た仲間は、忘れたりはしてないはずと信じてたけど、それが確認出来てなんだかホッとした。

でも、紳助さんの性格を考えれば、よしもと復帰は無いんやろうなと諦めつつ、心の何処かで〝もしかしたら…〟と思ってたのが、ホンマに復帰は無いんやと。

良かった……。
うん、良かった。
諦めが付いた。

今が愉しそうやし。
紳助さんが愉しそうなら、それで良い。
うん。
それで良い。

紳助さんが能勢で暮らしてた頃。
能勢の自宅にサッカー場までこしらえて、土建屋よしゆきさんとか仲の良かった元サッカー選手なんかとフットサルに興じてはった時。
芝刈りや自宅周りの草刈りが大変やとテレビで話してはった紳助さん。

あたしは軽トラに草刈り機積んで、マジでこっそり草刈りに行こうと計画してた。
でも、今みたいにナビが有るわけでもなく、超絶方向音痴のあたしが、能勢と言っても広い広い地域の何処が紳助さんちか分からへんのに、探し当てるのは無理か…と諦めたのだけど。

諦めて良かった。
今、冷静に考えたら、あたし無茶苦茶危ない奴やん!
それに、下手したら住居不法侵入で捕まってる。

アブナイ。
止めといて正解やった。
ナビが普及してない時代にありがとう言うとくわ。

未だに、草刈り機見るとその時の気持ちを思い出して、少し苦笑する。

正直、紳助さんが願っている事と、今現場で頑張っている芸人さんの気持ちには距離があると思う。
でも、この騒動の登場人物全員
『人を笑わせたい!笑ってもらいたい!』
という芸人としての芯の部分は一緒なはず。

それがブレなければ、きっと大丈夫。

うん。大丈夫。