それが鳥谷敬。

ひっさびさのすまたんツイート採用。

一体いつ振り?
調べたら7/3以来やった。
田んぼに行ってて見れてない時もあったけども。

7/3の時点 50分の14 採用率0.28
8/26の時点 70分の15 採用率0.21

3割目前やったのに、鳥谷の打率くらいまで落ちた。

その鳥谷。
引退するんやろか?

今年は不退転の決意で、もう一度ショートとして挑戦したいと矢野監督に直訴して挑んだシーズン。

ルーキー木浪の台頭もあって、先発ではなかなか使ってもらえなかった。
でも、数少ない先発の機会に結果が出なかったのも事実。
そして、先発出場よりも更に調整が難しい代打起用。
ずっとフルイニング出場を続けて来た鳥谷だからこそ、いつ出番がやって来るか分からない代打は、アジャストするのが難しいと思う。
でも、そんな事を言い訳に絶対したくないと誰よりも思っているのが、鳥谷自身のはず。

藤本っちゃんの大ファンだったあたしにとって、スーパールーキー鳥谷の阪神入りは複雑なものだった。

早稲田大学の、いや、大学野球界の大スター鳥谷。

あの当時、成績は勿論、見た目も男前でスター要素満載の鳥谷がどの球団を選ぶのかは、野球界にとって凄く大きなニュースで、逆指名で鳥谷が阪神入りを表明した時は、阪神ファンはもうお祭り騒ぎだった。

あたしは、「せっかく藤本っちゃんがレギュラー獲得したのに、鳥谷なんで阪神来んねん。他になんぼでも引く手あまたやろ。」とボヤキまくっていた。

鳥谷入団1年目こそ、鳥谷と藤本っちゃんのショートレギュラー争いという形やったけど、実質2年目から、ショート鳥谷、セカンド藤本っちゃんの布陣になった。

藤本っちゃんにとっては、古い言い方をすれば〝目の上のたんこぶ〟みたいな存在だったはずの鳥谷。
でも、藤本っちゃんはインタビューなんかで、「鳥谷は誰よりも早く来て誰よりも遅くまで練習する。負けてられません。」とよく口にしていた。

本当に無茶苦茶練習する選手。
それが鳥谷敬

大なり小なりケガはあったと思うけど、それでも絶対に痛い辛いとは口にせず、フルイニング出場を続けた。
なんか、修行僧みたいに見える時があった。

それでいて私服に着替えたら、他の選手全員が田舎もんに見えるくらいスタイリッシュで、スターのオーラで近付き難いくらいの鳥谷。

立命館大学草津キャンパスに、プロ野球のイベントで鳥谷もやって来た時に見に行ったのだけど、他球団のスター選手も大勢居る中でも一際格好良くて、周りの女子から「鳥谷むっちゃ格好いい!」「鳥谷、こっち向いてぇ。」って自然に声が上がるくらいだった。
あたしもあの時の鳥谷の格好良さは忘れられない。

クールで余り感情を表に出さないスタイルでプレーする鳥谷が、今年のキャンプでは誰よりも声出して、誰よりも楽しそうで。
〝今年の鳥谷はやってくれるはず〟
そう思えた。

きっと、ショートにもう一度挑戦すると目標が明確になって、矢野監督ともしっかり話し合えて、自分の意志を理解してもらえた上でのキャンプだったからこそのあの笑顔だったと思う。

ここまで好き勝手に書いて来て、こんな事最後に書くのもどうかと思うけど…。

『ファンが勝手にあれこれ批評するのは失礼な選手』

それが鳥谷敬

鳥谷自身が出した答なら、それがどんなものでも受け入れる。

そやから、もうちょっと関西の事好きになってね。