打って、打って、打ちまくるのだっ!

シカゴ実業、単独ライブに向かう電車なう。

あたくし気が付きました。

明後日の『よしもとお笑いライブin上本町2019』
〝上本町〟ってなんか、聞いた事あるような気がしてたのよ。

御堂筋線でなんばに向かう途中の駅やん。
上本町。
近いやん。多分。
でもさ、ほんなら御堂筋線の上本町で降りても行けへんの?
この辺がよ~分からんのよ。

でもきっと
「待ってろ!上本町!」
っちゅーよりは、
「お前が来いよ、ウル虎マリンっ」
ってな感じやで。

ちょっと早くなんばに着き過ぎたので、高島屋の1階正面入った所の椅子が空いてたので座った途端、目の前に人影が。
ランニングシャツに半ズボン、紺の靴下にちょっとボロッとしたズック靴履いた、しっかり歯の抜けたおじさんが、足を引きずりながらこう言った。

「ちょっとわし足が悪いさかい、座らせてくれや、おばさん。」

「あ、どうぞ。」と直ぐに立って席は譲った。

が、しかし。
ちょいと待て。

席はなんぼでも譲ったる。
ほやけど、こういう時は嘘でもええから、「お姉さん」言うのが礼儀っちゅーもんやろが。
全く見ず知らずのもしかしたらあたしとそう歳の変わらんおじさんに「おばさん。」と言われる事実。

こんな凹む事ないわ。

シカゴ実業、すまぬ。

漫才劇場の座席で浮かない顔をして、下を向いてるおばさんが居たら、それはあたしだ。
文句はあのオッサンに言うてくれ。

そんなこんなはありましたが、
行って来ました!
シカゴ実業、単独ライブ!

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ここは漫才劇場のロビー。

この人達はもしかしてお身内?と思う方々が。
なんとなくお顔が似ているような。

いつもより確実にキチンとした服装のミドルの方々の率高し。
なんかちょっと微笑ましい。
学生時代の先輩なのか、後輩なのか。
どうやら初めて漫才劇場に足を踏み入れた人々の率も多し。

頑張るのだ💪シカゴ実業。
打つのだ。(何を?)
お客さんの腹筋を。

ヤバい。
なんかあたしが緊張して来た。
気分はほとんど親戚のお姉さん。
(決して、断じて、お母さんでは無い。)

最初のVTR 。
中川ひちゃゆき君のアップに起こる笑い。
新喜劇の帯谷さん亡き後は君しか居ないぜ、中川君。

草野球のVTR 。
山本プロ野球君の見事な空振り。
あの野球シーンが、公式試合なんだと。
ええ?どうやって撮影したん?
テンションの持って行き場は試合なんか?VTR か?

そして、お二人登場!

輩(やから)。
もう出て来方が輩。

普段アインシュタインの「ど~も~。」って笑顔でヘコヘコ登場して来るのを見慣れてるから、なんかびっくり。
勿論、緊張を吹き飛ばす勢いも相まってやとは思うけど。

でも「うわぁ~、忙しい中ようこそありがとうございますぅ~」ではなく、
お客さんが「おる」呼ばわりに再びびっくり。😲

なんか斬新過ぎて目が覚めたわ。

でも、山本君のスーツ姿は格好いいし、中川君のとぼけたスーツ姿は味がある。
うん。悪くない。

野球ネタを絡めたフリートークの様な漫才。
お客さんがちゃんと笑うべきツボで笑ってて、シカゴ実業が阪神好きってのは、かなり浸透してるんやと実感。

野球ネタって、野球知らない人には勘で笑ってもらうしかないリスクを伴う。
あたしがプロ野球好きなもんでそう思うのかもしれへんけど、突き詰めるべき。と、あたしは思う。
「野球ネタ=シカゴ実業」と世の中に認識されるまで。

ただ、自分達が喋りたいネタで突っ走るのか。
足を運んでくれた客層に合わせて行くのか。
そのバランスって多分一生悩むと思う。
ほんなら、どうするべ?
それが分かるようなら、あたしはこんな事、電車の中でピコピコ打ってない。

あ、シカゴ実業、コント良かった!
純粋に面白かった。😂

ウケた手応えも、噛んでしまった悔しさも、走り過ぎた焦りも、お客さん目の前にして初めて生まれたアドリブも、全部全部きっと財産、宝物。

夏が終わって秋になって冬を迎えても、打って打って打ちまくるのだっ!

最後に吉報。

阪神、巨人に勝ってるで。
p(^-^)q