トビナ祭っ!!

一日経ったけど。
行って来ましたっ!
『神威楽園でde トビナ祭』
@ Zepp Osaka Bayside

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ざっくり、ざーっくり言うと、GACKT主催の学園祭ていう体で開かれる乱痴気ライブみたいなもんです。

GACKTが神威楽園という学校の生徒会長。

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GACKTのバンドメンバーやダンサーが、F9と言うどこかで聞いた様な取り巻きを演じる。

登場シーン。
通路から3列目の座席のあたし。
な、なんと、GACKT様がその通路をお通りされたではないかっ!

お美しい~。
麗しい~。
今年も完璧でございますぅ~。

この楽園祭、GACKTの持ち歌は一切歌わない。
他人の曲を歌うのだ。

これがいいんです。
タマラなく、いい⤴️
歌が上手いってスゴい。

全部良かったけど、ベスト3は
ワタリドリ/[Alexandros]
抱きしめたい/ミスチル
最後の雨/中西保志
かな。

そして、普通は曲間にMCでその時感じた事やご当地ネタを喋る。
でも、このトビナ祭では最初から最後まで、ずーっとGACKTは小芝居するのだ。
小芝居はイジり過ぎか。
なんせ、フリートークではなく、台詞なの。
声も地声を少し上げたアニメボイスで。
GACKTとは別の性徒会長をずーっと演じながら進む。

これがまた見事なんだ。
よどみない。
キャラ設定をして、それを完璧に演じながら、歌って踊ってギター弾いてドラム叩く。

もうひれ伏しそう。

詳細なライブレポートは、他の人に任せるけど。
でも、どうしても書き残しておきたい事が一点。

ライブの後半。
SEX JAPAN ってバンドに扮したGACKTとF9。
GACKTYOSHIKIコスプレでドラムを叩く。

これがYOSHIKIより上手いんじゃないかと思う程。
帰りの電車の中で、ライブレポートをチェックしてたら、X JAPANのファンの人が、本当にYOSHIKIより上手かったと書いていた。😁
そして、体の揺らし方、シンバルの叩き方、ヘッドバンキングを入れるタイミング。
全部完璧にYOSHIKIを真似してたんだと。
こだわるねぇ~。

あたしはこのGACKTのドラムを見る為に一年間頑張って生きて来たんじゃないかと思える。
うん?
ほない頑張っても生きてないか。
ま、いい。
そして、GACKTがドラムスという事は、ボーカルは他の人が務める訳で。

誰やと思う? 

な、なんと本物のToshi 登場!!!

一昨年初めてToshi が出て来た時 
「えっ?誰?Toshi ?」
「嘘っ!本物?」
「えーっ!どうなってんの?」
って、途中までパニック。

でも、脳天に突き刺さる高音ボイス。
鼓膜のヒダを直接震わせる様な声量。
そして特徴的なアゴ

「嘘~。やっぱりホンマもんのToshi やっ!」
目の前で起こっている事実を受け入れるのに、ちょっと時間がかかった。

今年もやはり信じられてない人が続出。

Toshiが煽りまくってみんなをX ジャンプさせて、汗だくにして捌けて行った後、初めて楽園祭に参戦したらしいあたしの後ろの列の男性4人組が
「………。」
「なあ、今のホンマもん?」
「ちゃうやろ。モノマネタレントやろ。」
「え?どっち?」
「けど、凄かったな、あの声。」
と、頭の中を?マークで一杯にしている様子。

あんな圧倒的な歌声のモノマネタレントが居るものかっ。
 
よっぽど後ろを振り返って
「今の本物のToshiですよ。」 って教えてあげようかと思ったけど、薄い黄色のオックスフォードのシャツに紺のベスト。
紺のプリーツスカートとハイソックスにローファー。
中身さえ入れ替えたらリアルな学生服スタイルの自分の姿が邪魔をして、振り返れなかった。

いやぁ~、なんか幸せやったわぁ。
一夜明けても、あの高音ボイスとGACKTのドラムスが、体の中に残ってる感じ。

そして、この楽園祭。
参加するファンも学生服を着ていくという縛りがある。

事前にGACKTが着てるのと同じ制服が販売されるので、全身トビナ祭制服でキメている人も居れば、特攻服を着ている男の子も。

GACKT只今御年45歳。
勿論デビュー当時から応援してるファンもアラフォーが中心。

今年で10周年のこの楽園祭。
始まった当初は30歳40歳だったファンも、40歳50歳になってる訳で。

そりゃ~もうアナタ。
カオスよ、chaos。

持っている服の中から何とか学生服っぽい服を選んで、リボンやネクタイだけ締めて来ました。という人も勿論居る。
でも、8割くらいの人は、なんちゃって制服着たり、何故かセーラームーンのコスプレしてたり。
この日の為に気合入れてキメキメで、開場を待ってた。

今年一番スゴいなと思ったのは、お揃いの足首まであるヤンキー仕様のセーラー服着用してたアラフォー三人娘(?)。
後ろのセーラーの部分に『神威楽斗
その横に自分の名前をヤンキー読みした漢字を刺繍で入れてあった。

特注?
スゴいな。
一体幾らかかってるんやろ。

誘導するスタッフさんや、音響さん照明さんなんかも全員、白シャツに赤のチェックパンツ、レジメンタルタイの扮装な訳で。
50代くらいのベテランフロアディレクターとおぼしきスタッフさんと目が合ったけど、即座に逸らされた。

あたし?
それとも自分?
お互い、なかなか厳しいですよね。

帰りの西九条駅

セーラー服や特攻服を着たライブ帰りのアラフォーと、キャラクターの帽子を被ったUSJ 帰りの一団とごちゃ混ぜ。。

『何や何があったんや?』
仕事帰りとおぼしき、50代くらいのおじ様がちょっと怯えていた。

来年はあたしももうちょっと攻めた学生服着て行こうっと。

GACKT様。
楽しい夜をありがとうっ!!
ごきげんよう~。』

※参考画像
ちなみにこれは2015年の楽園祭の様子。

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