聖なる夜
メリークリスマス🎄
Xmas…。
クリスマス…。
クリスマスだから何なんだ?
浮かれてパーティーしたり、プレゼント交換したり、なんて事は52歳の滋賀県田舎暮らしのあたしには、ほぼ無縁である。
今年も「年内に飲み会しようなぁ。」と言う口約束が、2、3件ただの社交辞令で終わってしまった。
ま、まだ今年は終わって無いが、飲み会って本当に無くなった。
職場は年中無休で24時までオープンしているので、忘年会や歓迎会も全員が揃うのは不可能だ。
お店がオープンした10年前は歓迎会、送別会、忘年会と年に3回位は行ってた飲み会が、その内段々減って来て今年は一度も無かった。
お笑い芸人さんのInstagramとか見てると、週に4回は飲みに行ってる気がする。
ずーっとそんなのばっかり見てると、それが当たり前の様な錯覚に陥るけど、一般ピーポーはそんなやたらめったら飲みには行かない。
滋賀県の田舎なら尚更。
非常に慎ましい毎日なのである。
仕事終わって、飲みに行ったなんて話もとんと聞かない。
基本みんな仕事終わったら直帰。
仕事終わりに飲み会と言っても、みんな車通勤なので、アルコールはタブー。
ノンアルコール飲料ばかりで、飲み会という名の食事会だ。
で、Xmas。
毎年83歳のお母さんとケーキ🍰とシャンパンを飲む。
正直あたしはどうでもいいのだけど、お母さんは割とこういう季節毎の行事に浮かれる。
一昨日も、「ゆずをもうて来たさかい、カボチャ炊いて、今晩はゆず湯にするわ。」と言う。
一昨日、12月23日。
冬至は12月22日なのに。
あたし「お母さん。冬至は昨日やで。」
お母さん「えーっ?何やいな。昨日け。どうしよう…。」
あたし「別に一日遅れでも構へんて。カボチャ炊くつもりしてたんやろ?」
お母さん「ほうよ。小屋から持って来たがな。」
あたし「ええやん。カボチャ炊いてゆず湯にしよう。」
ってな、ボケボケ親子の会話の後、夕ご飯にカボチャを食べて、ゆず湯に冬至から一日遅れで入った。
そして、昨日のイブは忙しかった。
なので、今日我が家のXmas。
これがメインディッシュ。
いわゆるローストチキン。
黒焦げ。
焼いてくれたのはお母さん。
家に帰ったら、もう焦げ臭いの何の。
せっかくの大きな(ホンマにデカかった。)チキンが台無し。
後の料理はあたしが作った。
お正月のよびし(これって方言?いわゆる兄弟姉妹や親戚が実家に帰って来る事)に作る料理のリハーサルも兼ねて、『Barアインシュタイン』でやってた料理を作った。
『カブと生ハムのカルパッチョ』
カブは勿論うちんちのだ。
カブの甘みと生ハム(大好き)のしょっぱさがバッチリ。
美味しかった⤴️
『焼きカプレーゼ』
これまた大好きなモツァレラチーズとミニトマト。
トマトって焼くと本当に美味しい。
簡単で大正解!
ローストチキンが大き過ぎて、もうお腹一杯。
それでも、お風呂から上がって来たお母さんが、「さぁ、ケーキ🍰よばれよ。」
と、仰せになるので、またしても『Barアインシュタイン』大活躍。
昔、一般ピーポーが料理の写真をアップしてるのを見て「アホちゃうか。誰に見て欲しいねんな。」と思っていたのに、シコシコとアップしてるあたし。
どうしたいんだ。
何だか、陳腐な女に成り下がった気がするのは何故なんだろう。
そして…。
もうお腹一杯っ!
せっかく何日も掛けて1キロ減らしたのに。
絶対元に戻ってる。
いや、オーバーしてるに違いない。
う~、お腹一杯で苦しいよぉ~。
「メリー苦しますっ!」