お母さんの会話手法。

今朝、おばさん(お母さんの実兄のお嫁さん)の容態が悪いと、お母さんの携帯に親元から電話があった。

ガンになりながらも、薬の副作用もあんまり無く、割と元気に過ごしていたおばさんも、肺に水が溜まってからはしんどそうで、年末には「余命半年」と診断されていた。

伯父さんはもう2年程前に亡くなっている。
とうとうおばさんも逝ってしまうのか…と思いながら、お母さんとのやり取り。

あたし「電話何やったん?」
お母さん「おばさんがだいぶ容態が悪うなったて、○○ちゃん(おばさんの娘)からの電話。」
あたし「え~。去年あと半年って言われはってんろ?えらい早いやん。」
お母さん「ほうよね。お前お母さん親元に行ってるかもしれへんさかい、今日ははよ帰って来てや。」
あたし「うん。」

そして、5時半頃帰宅。

思いっ切り勝手口のドアが開いたままになってる。
お母さん帰ってるんや…。

あたし「ただいま。親元行って来たん?」
お母さん「ほら行って来たわ。」
あたし「おばさん、どうやったん?」
お母さん「○○さん(おばさん)、お母さんらと違て全然皺あらへん。綺麗な顔してやんのよ。」
あたし「へぇ~。ほな割と元気やったんや。」
お母さん「○○ちゃんも、忙しそうに動き回って、たいがいやないわ。」
あたし「おばさんが右手骨折してやるんやったら、トイレとかも全部付いてあげなアカンもんな。」
お母さん「ホンマに。たいがいやないで。」
あたし「明日も行くの?」
お母さん「ほら行くわ。通夜に行かなどうするやいね?」
あたし「???」
あたし「え?亡くならったん。」
お母さん「何言うてるやいね。亡くならったのよ。香典のお金下ろして来てくれたかいね?」


イヤイヤイヤイヤ…。
聞いてへんし。

亡くならはった。

その肝心なとこ、全部すっぺり飛ばしてるし。

何であたしが知ってる前提で喋ってんの?

もう~~。分からんわぁ…。
怖いわぁ…。

とりあえず。

おばさん。
しんどかったでしょ。
お疲れ様でした。
伯父さんと向こうで出会ってね。

しかし。
どうしていつもいつも、うちのお母さんは主語をすっ飛ばすんだ。

分からん。