言霊の力
明日から劇場公演中止かぁ…。
そんななら、今日のチケット取れば良かった。
でも、今日はなんばには行けない。
何故なら滋賀県に居てないから。
ひるがのサービスエリアから見るひるがの高原スキー場。
雪、少なっ。
高山方面行った時に、ひるがのサービスエリアは必ず立ち寄るけど、こんなに雪少ないのは珍しい。
だいたいサービスエリア内に雪が全く無い。
ポカポカ天気で春はもうそこまでって感じ。
今日から3月!
毎月毎月、1日には月刊目標を立てる。
『夜12時までにお風呂に入る。』
『夜9時以降は食べ物を口にしない。』
『新聞を斜め読みでは無く、隅から隅までしっかり読む。』
普段どんなダラけた生活送ってるんや…。と言われそうなしょーもない目標と言うか、ルールみたいなもんである。
これが一ヶ月間守れた試しが無い。
それでも懲りずに毎月目標を立てる。
ボーッとしてたら、だらしないどーしようも無い腐った人間になってしまいそうな不安感が心の隅っこに絶えず居座る。
しっかり計画性を持った無駄の無い生活を送れるお洒落な真人間に、あたしは多分一生掛けてもなれない。
それでも〝今までより、ちょっとでもまともに〟と思う日々。
今日旅先で聞いた話。
軒下に蜜蜂が巣を作って、玄関への出入りが危ないなと悩んだAさん。
スズメバチなら市を通して駆除してもらえるけど、蜜蜂は対象外。
でもせっかく一生懸命作った巣を壊してしまうのは忍びない。
そこでふと、虫にやられて参っていた農家が、虫に「この野菜は私達が一生懸命育てた野菜です。虫さんにはこの端っこの野菜を差し上げますから、どうか他の野菜は残して下さい。」と声を掛けた。
すると、次の日畑に行くと、端っこの野菜は虫だらけ。
でも、他の野菜からは虫が居なくなった。
と言う話を思い出したA さん 。
さっそく蜜蜂の巣に向かって声掛け。
「蜜蜂さん。ここは危ないので、どうか他の場所に移って頂けませんでしょうか。」と根気良く声を掛けた。
すると、しばらくしたら、蜜蜂がウワァ~と渦を巻いて飛び立って行ったのだと!
言霊の力って本当にあると感動したA さん は、毎日奧さんに「綺麗だね。」と声を掛けていると言う。
そして、これからは「綺麗だね。」の他に「ありがとう。」「お疲れ様。」ももっと心を込めて言うつもりだと。
「す、す、素晴らしいっ!」
この話を信じるか信じないかは貴方次第。
あたしは信じるどころか、いたく感動した。
そしてモーレツに反省した。
毎日毎日、イジり所を探し出し、何かツッコむ所は無いかと、芸人さん(ほぼアインシュタイン)の粗を漁る日々。
こんな人間に誰がしたっ!(あたし)
そう。
言霊の力は本当にある。
ならば、ならば、誉めようでは無いか!
クソミソにけなすから、去年はM-1 決勝進出間違いなしと前評判高かったのに、準決勝でど落選。
コンビで駄目ならピンがある。
とばかりに、R-1 決勝進出目指した稲ちゃんは、準決勝進出決まってから多分元々は出番の無かったピンでの舞台出番を、漫才劇場によしもとからねじ込んでもらってまで後押しされたのに、あえなくど落選っ!
コンビでもピンでもアカンやないかっ!
何やねんっ!
人気だけでは無く賞レース受賞経験もある実力派コンビ!ちゃうんかっ!
なんで事を言ったり、書いたりせずに、
「大丈夫。結果が全てでは無いわ。」
「ど落選はど落選なりに美味しいネタになって、人々を笑わしてるのよね?」
「そこまでしてファンを笑わそうとするアインシュタインってやっぱり素晴らしい。」
「ずっと応援してる気持ちが報われる時って、いつやって来るんかしら?それまで死んでも死に切れないわ。」
「あ、こうやって飼い殺しの様に、熟年ファンに気持ちの張りを持たせてくれてるのね。」
「なんて、なんて思慮深いコンビなの、アインシュタインって…。」
1日1回は無理でも、1週間に1回はとことんこんな風に誉めようと思います!
アインシュタイン。
言霊の力に魅せられた新しいあたしに期待してね。💕