今年が大事芸人~宮下草薙編~

今更ながら、1/31放送 アメトーーク
『今年が大事芸人2020』を見た。

霜降り明星、EXIT、三四郎宮下草薙、ダイアン。

それぞれのコンビが今抱えてる悩みを吐露する。

サブタイトルを付けるなら
「忙し過ぎて、第七世代芸人壊れる。」
「忙しい訳でも無いダイアン津田に引退勧告。」
宮下草薙の宮下と三四郎小宮、マジバトル勃発!」
ってな回だった。

いやぁ~、面白過ぎるんですけど。

宮下君の「このコンビに宮下は必要ないなって思ってて、最近。」発言。

コンビの片方だけが目立って売れてしまうって、残酷。

他の芸人さんのリアクションやフォローもあって、大笑いしてしまったけど、ずっと見ていたらちょっと鼻の奥がツーンとなった。

特に宮下草薙の場合は、ネタは草薙君の実体験を元に草薙君がほぼ書いてる。(前にアメトーークに出てた時にそう言ってて、それまでずっと逆やと思ってた!)

でも、極度のネガティブ思考でテレビに映る自分に自信が持てない草薙君を、宮下君がプロデューサー的に頭脳的ブレーンとしての役割を担って、テレビでの見せ方を草薙君に指示してる。

ねじれ現象と言うか、他のコンビより一枚噛んでややこしい。

「コイツの面白さを一番最初に分かって、見出して、絶対に売れると見込んでコンビを組もうと持ち掛けたのは俺なのに。」と悶々とする宮下君。

一方、アメトーークに初めて出た時は、ガチで自分に自信が無くて、芸人なのにテレビに自分の顔が映るのを嫌がる程の、超絶ネガティブ振りが強烈な印象を放って、一気に知名度アップした草薙君。

でも、ただ気持ち悪いネガティブ野郎なら、今これほどに人気が持続してない。

草薙君のネガティブ振りに隠れてしまってた、無意識なのか狙ってるのか分からない、言葉選びのセンス。

「思ったより壊れてました。」
「宮下!宮下!一回休もう!」
「(EXITに向かって)あなた達はネガティブが受ける様な芸風じゃない。」
「ネガティブなめんなよっ!」

諸々。
言葉選びも秀逸。
かつ、ウケようとしてその場の瞬発力だけで発っしてるんじゃ無くて、本当に困ってたり、どうしたらいいの?ってパニックになった果ての言葉だったり。

上っ面だけじゃ無い、感情を伴ってる言葉だと言うのを、視聴者はちゃんと感じ取ってる。 

嘘が無くていいと見ていて納得させてくれる気持ち良さ。

そして、お笑いファンからすると、テレビ出演が増える度に、ただのネガティブ野郎だと思ってたのに、コイツはもしかしたら無茶苦茶出来る奴なんじゃ無いのか?と確かめたくなる伸び代を持ち合わせてる。

なんか、分析っぽい事書いてしまったけど、見る度に面白くなっていってるもん、草薙君。

横に相方として座る宮下君は、あたしなんかと比べ物にならない程、それをヒシヒシと感じてる訳で…。

今、一番キツいんやろうな。

それにしても、大先輩の蛍原さんから千鳥さんも含めて、全員が必死に本気でフォローに回ったり、何とかお笑いに持って行こうとしたり。

アメトーーク見てると、芸人さんってやっぱむっちゃいい人達と思ってしまう。

でも、みんなが全力でフォローに回ってるのに、大悟さんが下向いて笑いを堪えてるのをあたしは見逃さなかった。

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大悟さんってば。

でも、大真面目なアドバイスみたいな事もするのよな、大悟さんって。

それにしても、宮下君の闇は深い。

三四郎の小宮君にマジで食ってかかってたもんな。

そして、それに心乱される草薙君。

スタジオ騒然。

でも、一番お腹抱えて笑ったのはこの後のくだり。

蛍原さん「さあ次行ける?」

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「行けるかぁッ!」
「お前ら何真剣に喧嘩しとんねんッ!」

からの津田さんのコレ。

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夜中にコタツの天板バンバン叩いてしまった。

ここまでの津田さん、面白かったのになぁ~。

この後どんどんダメッぷり暴露されるねんもんなぁ。

頑張って欲しいのよ、ダイアンさんには!

滋賀県民。
しかも隣町民。

あ、ダイアンさんに付いて書こうと思ったけど、もうこんな時間。

俺スト始まる。

っちゅー事で、宮下草薙に付いてのみ書きました。

みんな頑張れ~。
ダイアンさんも頑張れ~。
(薄い終わり方してみました。)