人見知り……なんか?

🎤 ス・ナ・ハ・マのメモリー
🎤 ハ・ダ・シの恋
🎤 なみだ色diary
🎤 彼のせい
おかわりシスターズ / 恋をアンコール

女子大生を起用した番組オールナイトフジから派生したユニット、おかわりシスターズ1984年に出した曲。

全く知らない。

今朝、カーナビが言っていた。

「8/16。今日は〝女子大生の日〟です。」

「……………。」
「なんじゃほりゃ?」

こんばんは。
ウル虎マリンです。




少し前の話になるが、さんま御殿でやってた『社交的VS人見知り』の再放送をたまたま見た。

あたくし、自分の事を人見知りだと思った事は53年間生きて来て、ただの一度も無い。

若い頃は何人かが集まれば、いわゆる〝回し〟みたいな役割をしていたし、初めて会う人と挨拶を交わす場面でも、特に緊張もしないし、それがストレスになる事も無かった。

ただ年齢と共に、話す側から聞き役に回る様になり、自分からガツガツコミュニケーションを取りに行くエネルギーが自然と小さくなって、社交的とは言えないかも知れないけど、決して人見知りでは無いと思って生きて来た。

なのに、さんま御殿で共感出来るのが全部人見知りチームの人達が話すエピソードでびっくり!

「え?あたし、もしかして人見知り…?」

よくよく考えてみれば、お店にご飯食べに行ったり、買い物に行って、ちょっと腹立つ接客に会っても、あたしは文句は言わない。

「何やねんッ!」と内心思ってても、そこで文句言うストレスの方がよっぽど大きい。

レストランとかで、店員に対してガミガミクレームを付けてる人を見ると、腹立つ事が起きたんやろうけど、その場に食事を楽しみに来ている他の人達からすれば、楽しい気分を台無しにされてしまう行為だし、あたしは文句付けようとは思わない。

自分がちょっと、グッと飲み込んだら済む話だと思ってしまう。

これは、もう何年も前の話。

午前中お米の配達に回ってて、午後から仕事に行く時に、いちいち家に帰ってたら手間なので、昼食を取りに利用してたうどん屋さんがあった。

男の人なら、幾らでも一人で外食に立ち寄るお店はあると思う。

でもこれが、女性が一人であまり周りの目を気にせずに食事しに立ち寄れるお店ってなかなか難しいんである。

高級店だとあまりに侘しい。

大衆食堂みたいなお店だと、逆に女性一人では入りにくい。

外からあまり目に付かない。
一人で食べてても混んでないので、「うわ、あの人女一人で食べに来てはる。」って思われないか?みたいな余計な心配をしなくていい。

時々利用してたうどん屋さんはそんなお店だった。

うどんを食べ終わって、お出汁を掬ってほぼ飲み終えた時、丼の底に「キラン」と光る物が。

「うん?何これ?」

お玉で掬って見ると、金属タワシの欠片だった。

「ありゃ。」

多分、お出汁を作ってるお鍋を洗う時に金属タワシを使ってて、その欠片を残したまま、お出汁を作ってしまって、あたしの丼によそう時に紛れ込んだんやろな…。

と考えたあたし。

「さて、どうするべ?」

おうどんは美味しく頂いた。

完食した。

うどんに文句付ける気持ちはさらさら無い。

でも、サービス業である限り、料理を提供してそれでお金を貰っている限り、あってはならない事でもある。

「ええ~、どうしよう…。」

あたしは丼の底で光る金属タワシの欠片を見つめながら、しばし考え込んでしまった。

「言うべきか。言わないべきか。」

⚪︎美味しく頂いたんだから、もういいではないか。

⚪︎でも、この丼を下げに来た店員さんが見たら、「このお客さん金属タワシの欠片があっても平気で食べた!」と、ものすごく食い意地の張ったがめついお客と思われる可能性がある。

⚪︎あたしの丼に入ってるだけならいい。でも、お出汁の入ってるお鍋に混入してたのなら、他のお客さんにうどんを提供した時にも、金属タワシの欠片が入ってしまうかも知れない。

色んな事を考えながら、店員さんに言うべきか散々悩んだ挙げ句、あたしはホンマにホンマに勇気を出して、店員さんを呼んで言った。

「あのぉ~、すみません。これが入ってたんですけど…。」

あたしの丼を見た店員さんは、
「えっ!あ、すみません!申し訳ありませんっ!」
と、平謝り。

その時、そのおうどん代を払ったかどうか、もう忘れてしまった。

でも、お詫びにと稲荷寿司が2個入ったパックをくれた。

有り難く頂戴した。
(稲荷寿司、大好き。)

店員さんも本当に申し訳なさそうに謝ってくれたし、稲荷寿司も貰ったし、腹は立たなかった。

ただ、それ以来そのうどん屋さんには行けなくなった。

なんか、気まずいのだ、やっぱり。

別に年に2、3回しか利用してなかったので、常連と言える程の客でも無い。

顔ももしかしたら覚えてもらって無いかも知れない。

でも、何となく行き辛くなって足が遠退いた。

行かなくなったらなったで、
「あのお客さん、怒って知り合いとかにあのお店最低やでとか吹聴して回ってるんちゃうやろか…。」と思われてたらどうしよう…。ってな事をチラッと思うのだ。

なんだか、やっぱり何事も無かった事にしてスルーしてれば、あたしは気楽に一人で立ち寄れるうどん屋さんを一軒失わずに済んだのかも知れないと思ってしまう。

こんなだから、クレームは苦手だ。

これって、立派な人見知りなんやろか?

そうそう。

さんま御殿で何にびっくりしたって、かまいたち山内君が人見知りチームで出演してた事。

え?人見知りなん?

あんなに辛口で、結構エグい事グイグイ言うのに。

人見知りでエグい。

「訳が分からない。…………怖い。」