『決戦まであと7日!』
お昼にやってた『M-1お宝映像公開!!漫才頂上決戦まで7日』
M-1グランプリまであと1週間。
テレビ朝日も煽りに煽って来る。
ほんでまんまと、それにやられてる者がここに一人。
第1回から欠かさず見てても、5年のブランクも含めたら約20年間の歴史を刻んで来たM-1グランプリ。
見ながら「結構忘れてる事があるなぁ。」の連発。
一番記憶から消えてて「ええっ!そうやったっけ?!」とびっくらこいたのが、2009年のチャンピオン、パンクブーブーさんの優勝シーン。
ゲストの宮崎美子さんが「え?そうだったっけ?」と言ってしまってたけど、その10倍以上の声量で「ええっ!嘘っ!」と言ってしまった。
決して嘘では無い。
確かな事実。
でも、一番信じられない顔をしてたのがパンクブーブーさんお二人。
自分達の優勝を全く予期してなかったかの様なリアクション。
最後の紳助さんのパネルがめくれてから、「ウワァー!」ってガッツポーズするまでむっちゃタイムラグある。
完全優勝!
パーフェクト優勝!
す、凄いやん!
過去15回大会の中で、チュートリアルさんとパンクブーブーさんだけしか成し遂げて無い。
なのに。
「なんで今、も一つパッとしてへんねんろ?」
あ。
言うてもた。
過去映像見てると昔はみんな細かった!
NON STYLEの石田さん。
今も細いけど、細さのレベルが違う。
栄養失調レベル。
一瞬誰?と思ったのがナイツの土屋さん。
初めてクイズ番組に出場した東大生みたい。
今の方が数段格好いい。
垢抜けるもんですな。
爆笑したのが、第1回大会に出場したおぎやはぎさん。
第1回大会は、福岡、大阪、札幌で100人の一般審査員が見てて、一人1点点数持ってるってシステムだった。
おぎやはぎさんのネタ終わり。
一般審査員の投票は!!!
これ、むっちゃ覚えてるわぁ~。
大阪会場のエグさ。
「9点?」
「100人居てんのに、9点?」
って、思わず言うたもんなぁ~。
M-1グランプリの決勝戦やのに、大阪の一般審査員100人中9人しか点数入れへんかったと言う衝撃。
点数出た瞬間、会場も悲鳴上がった後爆笑してしもてるもん。
笑わなしゃーないやん。(笑笑笑笑)
それでも、第1回大会断トツ最下位のおぎやはぎさんは、今でもずっと超売れっ子。
「その後の売れ方って点数じゃないのよなぁ。」
あ。
むっちゃ酷な事言うてる。
そして、CMの度に顔を出すかまいたち。
優勝こそ逃がしたけど、優勝したミルクボーイを上回る程の露出量。
かまいたちのこの1年は、えげつなかった。
勿論、二人の頑張りが一番凄かったと思うけど、やる仕事やる仕事、全部次の展開に繋がって行ってる様な増殖の仕方。
忙しさでは千鳥さん抜いたんちゃう?
〝誰が一番面白いか決める大会〟から〝漫才師の人生を変える大会〟になったM-1グランプリ。
色々なシーンを振り返りながら、見終わったらもう早く今年の大会が見たくてたまらない。
『決戦まであと7日!』
(注)テレビ朝日の回し者ではありません。