『祇園笑者 見取り図モリシ✖️コマンダンテ石井君編』
行って来ましたっ!
『祇園笑者~見取り図盛山✖️コマンダンテ石井』
1年振りの祇園花月。
前回来た時は、東山駅から散々迷いに迷って、平安神宮まで行ったもんな。
迷いさえしなければ、徒歩10分位?
なんせスムーズに着いた。
迷うこと前提で家を出たので、19時開演なのに、18過ぎに着く。
ありゃ。
早過ぎるがな。
近くの茶店で珈琲でも飲も。
路地をてくてく。
昔ながらの喫茶店に入る。
芸能人の色紙が一杯飾ってあった。
ホットカプチーノを飲んで、しばしまったり。
寒い中歩いて来たので、温かさが身体に染み渡る。
なんかそのまま座ってたら寝そうになってくる。
ぼちぼち行きますか…。
お店を切り盛りしてるママさんにご馳走様を言って、祇園花月へ。
祇園と名の付く界隈。
大人っぽいBarやラウンジに高級そうなお寿司屋さん。
お店の面構えを見てるだけで楽しい。
てくてくてくてく。
うん?
もうそろそろ、祇園花月に着かなおかしない?
こんなに歩いたっけか?
しばらく歩く。
うん?
違う。
絶対に違う。
路地に入ってからこんなに歩いてない。
……………逆走してた。
危なっ!アブなっ。
来た道を戻るのでは無く、更に奥に奥に歩いてどんどん祇園花月から離れて行ってもーてた。
クルリと踵を返して逆戻り。
喫茶店の前を通ったらママさんと目が合った。
気まずい。
道迷ってるてバレたやろか?
そんなこんなしてる間に祇園花月と~ちゃ~く!
やっぱ早よ家出て来て正解やった。
ちなみに帰りは東山駅まで完璧!
20時過ぎに祇園花月を出て、21:40には家に着いた。
近いがな、祇園花月。
それにしても相変わらず古い建物だぜ。
お客さんは1階席の前半分はほぼ埋まってる。
でも真ん中の通路より上の席はかなりまばら。
見取り図モリシとコマンダンテ石井君なんて、超人気者二人のトークライブにしては寂しい。
コロナ第3波の影響、かなりあると見た。
あたしは『そ列14番』
丁度左右の幅からすると中央辺り。
むっちゃ見やすい。
と、喜んでたら、隣に若いお嬢さんが座って来た。
「今はまだ空いてるけど、この後人が流れ込んで来るんやろか?」
「こんなに空いてるのに、わざわざ隣詰める?」
と、思ってたけど、その後お客さんが流れ込んで来る訳でも無く。
そ列に座ってるのは、あたしと隣のお嬢さんと、かなり離れて二人組の計4名のみ。
「なあ?わざわざ隣詰める必要ある?」
「何考えてんねん、チケよし。」
舞台から見たら、娘を連れて観に来たお母さんの様に見えたかもしれんけど、全くの赤の他人です。
着物に羽織姿のモリシと石井君登場。
浴衣と違って着物ってのもまたいい。
二人共良く似合ってる。
が、しかし。
石井君の顔の小ささは何なんだっ!
えげつない位小さい。
指でパコンと叩いたら、首もげるんちゃうかと思う程小さい。
今まで見て来た芸能人史上一番小さい。
おまけにモリシが隣なので、余計小さく見える。
遠近法おかしなるわ。
そして、あたしはしくった事を知る。
オペラグラス持って来るの忘れた。
コンタクトだけだと、この距離だと石井君の細くて華麗な(?)指が良く見えない。
大好物の指がハッキリ見えない。
そんなに遠くない距離から、トークライブをオペラグラス越しに見てたら異様かも知れんが。
ギターってコンビをかつて短い期間組んでた二人。
ずっとトークを聴いてても、この二人がよくコンビ組んでたなと思う。
色が違い過ぎる。
だから解散したのか。
元関西人とは思えない程、なんだかスマートな石井君。
ガツガツした所が皆無。
そのちょっとシャイな感じがまたお笑い好き女子のハートをノックしまくるんだろう。
(言い方古い。)
東京でシャレオツなカフェ巡りに余念が無い石井君。
一方、煙草が未だに吸える昔ながらの茶店が落ち着くと言うモリシ。
ABCテレビのM-1グランプリファイナリストの紹介VTRで、『大柄な野獣』と表現されてるモリシ。
『大柄な野獣』
それはデカい獣。
人では無い。
そのまんまでは無いか。
野獣とは対極に居る石井君のモテエピソードが止まらない。
若い頃合コンをしたそうな。
8人対8人って、合コンと言うより、それはもはや何かの会合やろ?ってのに、男性陣はモリシに石井君に同期芸人。
女性陣は綺麗で可愛い子ばっかし来たんだと。
モリシはひたすらに盛り上げに盛り上げて、女性陣にウケにウケ、最後に女性陣に誰がいいか聞いたら、8人全員石井君やったんだと!
目に浮かぶわぁ~。
「何でぇ?俺ら何やったん?」たら叫んでるモリシが。
知ってる?
世の中はイケメンとイケてる女中心に回ってるねん。
特に合コンなんてものなんざ。
って、語れる程あたしは合コン経験が無いが。
未だに独身の二人。
石井君は放っといてもそのうち素敵な女性と結婚して、子供なんざ生まれたら、真っ直ぐ家に帰ってこれまた美しい石井Jr.を可愛がる。
そんな素敵な未来が待ってるに違いない。
でも、モリシ。
大丈夫やで。
〝美女と野獣〟って言葉があるように、ゲテモノ好きの美女はどの年代にも一定数は絶対に居る。
ニッチな市場やけど、モリシはただのゲテモノでは無い。
日本で一番面白い奴のベストナインにエントリーしてるのだ。
何を恐れる事がある。
胸を張って生きて行きたまえ。
ケントーを祈る。
(^^ゞ