ワイプの中の笑顔。
すまたん終わり、今日からZIP水曜日の新レギュラーになった濱家君を見る為に、ZIPのチェック。
無茶苦茶無茶苦茶久し振りに見るZIP。
あたしの朝のルーティンは、すまたんが終わるとチャンネルをおは朝に切り換えて、洗面所に行く。
顔を洗い終わって戻ると、おは朝を流しながらメイクをして仕事に出発。
関西ローカル番組の出演者同士の結構エグいイジり合いや、ちょっと毒のあるMCに慣れ切ってしまって、ZIPの出演者同士お互いを誉め合うスタンスが、なんか歯が浮く感じがして気持ち悪いのと、東京のお洒落スポットを紹介されてもあたしの生活には何の関係もあらへんがなってので、ZIPを見る事は無かった。
メインMCが桝アナウンサーから水卜アナウンサーに変わった新体制のZIP。
水卜アナのそつの無い進行振りはさすが。
すまたんが終わってからなので、正味40分弱しか見てないけど、あの丸っこい笑顔は朝に最適。
モデルさんの様に完璧な美貌では無い。
庶民的なクラスの最上級とでも言えば良いのか、目、鼻、口、何処をとっても嫌味の無い愛されフェイス。
久し振りに見た水卜アナは、ワイプの中でもいつもニコニコ。
時に目を見張り、時に顔をクシャッとして笑い、時にVTRに吸い込まれる様な表情を見せる。
歯を出して笑っている訳では無いのに、ニコッとして見える顔なのだ。
一方の新レギュラー濱家君。
無茶苦茶頑張っていた。
朝の生放送の情報番組のワイプでの抜かれ具合は、今までの番組の比では無い。
隙あらばワイプの中に濱家君の顔が。
レギュラー初出演の緊張感は隠せない。
緊張で顔が白いのか、メイクさんが濱家君の地顔の肌色をつかみ切れ無くて白く仕上げ過ぎたのか、やたら白い。
でも精一杯リアクション取って、口角上げて笑って見せる。
何とも言えない嘘臭い笑顔が、見てると〝キュンキュン〟では無く〝くっ〟と来る。
「頑張ってるなぁ…濱家君。ホンマ頑張ってるわ。」と〝くっ〟と笑ってしまう。
でもワイプの中の濱家君ばかり気になって、肝心の番組で紹介してる情報が全く頭に入って来ない。
番組のZIPと引っ掛けてんのかどうか分から無いけど、ジップラインで隣の動物園に行けるってやつ。
桜も抜群に綺麗で絶対にやりたい!と思ったのに、場所が何処だったのか分からない。
情報を邪魔するMC濱家。
アカンやないか。
(ちなみに調べたら愛媛県の県立とべ動物園と、えひめ子供の城の間をつなぐジップラインやった。)
頑張ってる濱家君だけど、やっぱりデカい。
隣がちびっ子の水卜アナなので、余計にデカく見える。
出演者が横に並んだ時のバランスの悪さったら無い。
昔々。
身長差がかなりある二人のバストショットを撮る時は、背が低い人に台に乗ってもらってカメラを回す事があると知ったあたしは、そこまでせんでも別にそのままでええのにと思ってた。
でもこうして見ると、やっぱりバランスって大事。
ZIPのスタッフさん。
濱家君が立つ所だけ、掘り炬燵みたいにスタジオの床くり抜いたらええんじゃ無いでしょうか?
まあそれもその内見慣れるんだろ。
見慣れる程、ZIPを見るかどうかは濱家君次第やな。
朝の生放送の情報番組と言えば、TBSのラヴィット!
色々厳しい意見はあるみたいやけど、生放送の情報番組に慣れて無い芸人さん達をフォローしつつ進行する麒麟・川島さんはとても上手くやってると思う。
一昔前の川島さんの見てくれなら、朝の情報番組のメインMCは有り得なかった。
こんなんやったもん。
それがテレビに頻繁に出る様になり、面白いと実力を認められて、みんなの見る目が変わったのと、本人の努力とで、男前かどうかは置いといて、好感の持てる顔になった。
何より、口角をくっと上げて笑う笑顔が朝向き。
こうして考えると、濱家君と言い、川島さんと言い、朝の情報番組には口角を上げて笑える笑顔が必要不可欠なのかも。
若手芸人諸君。
口角だ。
口角をキュッと上げて笑う練習を今からしておくのだ。
いつか日の目を見る日が来るかもしれぬ。
知らんけど。