ガチ始球式。
かまいたちの濱家君が、3/31のヤクルト🆚巨人戦で始球式をしたんだと。
「え~~、知らんかったぁ。」
「ニュースとかで言ってた?」
「見逃したぁ~~。」
「見たかったぁ~~。」
と、思ってたらば、『かまいガチ』の番組企画だったらしく、この前の『かまいガチ』で始球式に至る道をやってた。
「ナイス!かまいガチ!」
そう言えば、濱家君って確か元高校球児。
そして、ピッチャーだったはず。
おっと。
これは期待してもいいのか?
試しに20年振りと言いながら、とりあえず投げてみる。
これがなかなかいいッ⤴️
なんと、球速も111キロ。
凄いではないか。
伊達にヌクヌクと縦に伸びて背が高い訳では無い。
たまには役に立つのだ、背が高いのも。
大谷翔平君や佐々木朗希君の160キロ台のニュースを聞き慣れて、「111キロ?そんなもんか…。」と思ったそこのアナタ。
20年振りに本気で投げて、そう簡単に出る球速では無いのだ、111キロは。
番組的にも、芸能界最速を狙うらしい。
まあ、芸能界最速はどう考えても無理だが。
だって、ティモンディの高岸君と言うバケモンが居るから。
こちらが番組調べの球速BEST10。
しかし、こうしてみると、済美高校でプロを目指してた高岸君は確かに凄いけど、ホンマに凄いのは2位の間宮祥太朗君ちゃうか?
元高校球児やったっけ?と調べたら、中3までしかやってなかったらしい。
それで、139キロ出せる?
凄過ぎるんですけど。
彼は今、阪神タイガースのこの状況をどう思ってるんだろ?
ちなみに只今、1勝15敗1分けの勝率0.63。
首位から10.5ゲーム差。
今日現在も巨人に1点差でリードされてる。
もう、あたしは今シーズンは無かったものとする事にした。
試合見るのが怖い。
結果だけを確認する日々。
負けが込むと、こうやってファンって離れて行くんやなと思う日々。
話を濱家君の始球式に戻そう。
トレーナーさんに付いてもらって、本格的にトレーニングに臨み、改めて球速を計る。
113キロッ😲😲
マジですんごいがな。
本気で芸能界球速BEST5入り目指せるんちゃうん?
忙しい合間を縫って、練習に励む濱家君。
でも、元高校球児と言えども、今は40手前の中堅芸人。
急に本気で投げて、右肩に痛みが。
分かるわぁ~。
あたし、今から10年位前に球速計るゲームで本気で投げたら、「ピリッ」って右肩から音がして、そっから一ヶ月位ずっと痛かったもん。
筋肉も経年劣化すんのよ。
本番までとうとう肩の状態は戻らず。
え~、どうすんねんろ。
でも、神宮球場のマウンドに立ったら、言葉では説明出来ひんアドレナリンが出て、たった一球なら何とか投げられる気がする。
本番直前、なんと古田敦也さんも応援に駆け付けてくれ、キャッチボールまでしてもらう濱家君。(くぅ~~。羨ましいぜ。)
これで、本気出さな嘘でしょ。
さあ、本番。
『俺は漫才師』と背中にデカデカと書かれた、ボケだか何だかよく分からんクソダサいユニフォームを着てマウンドに向かう濱家君。
無茶苦茶緊張してる。
超絶への字口。
でも、頑張れ!濱家君っ!
プロ野球の試合で始球式させてもらえるなんて、元高校球児からしたら、夢のまた夢やん。
芸人なって良かったね!
売れて良かったね!
奇跡のアドレナリン投法で、神宮球場を沸かせるのだっっ!
いざっ!
うん?
ボールどこ行った?
あった!
えっ?
キャッチャーの延長線から恐ろしく外れてへんか?
「エエーーッ!」
「ワンバンやンッ!」
「思いっ切りワンバンやん!」
「ホームベースの手前でワンバンとかやなしに、真ん中の人工芝と土の境目位でワンバンしてるやんっ!」
「ええ。30分引っ張ってこれ??」
「あたしはこれを待ってたんか!」
「ほんでキャッチャー凄いな。」
「ワンバンと言えども、結構球速かったで。」
「あんな予測不可能な速いクソボール、よう捕るな。」
「さすが、プロっ!」
と言う結果でした。
ほんで、ホンマにどうでもいいけど、なんと審判は山内君やったんだと。
(ド緊張の濱家君も全く気付かず…。)
そして、あんなワンバンやったのに、球速はなんと115キロやったらしい。
「もったいなぁー!」
あんな、ボケにも何にもならんワンバンやなかったら、マジで芸能界球速BEST5いけてたんちゃうん?
なんか、急に勿体なくなって来た。
え~、何処かの球団さん。
濱家君にもう一度チャンスを。