まるちゃんとかまいたち。
ちびまる子ちゃんのストーリーの中に、ワンシーンだけチラッと出演してるもんやとばっかし思ってたら、かまいたちを主役に据えたストーリーで、1話がっつり出ててびっくり!
ざっくりストーリーを説明すると…。
高校生のかまいたち。
通学途中に麦わら帽子を被った女の子に一目惚れした濱家君。
告白したいけど、どうしたらいいのか分からず、友達の山内君と一緒に参考になるような本を選びに本屋さんへ。
本屋に居合わせたまるちゃんとたまちゃんにどんな本がいいのか相談に乗ってもらい、思い切ってそのままの気持ちで「友達になって下さい。」と言った方が良いとアドバイスされて、いざ告白しようとすると…。
ってな、ストーリー。
高校生のかまいたち。
う~ん。
濱家君は似てるか。
でも山内君は、ホクロが無いとも一つ山内君だと分からない。
「ホクロの位置、もうちょっと下なんよなぁ。」と冷静に思ったりする。
が、しかし。
がっつりちびまる子ちゃんの絵の中にかまいたちが居る事に衝撃を受ける。
声優として上手いかどうかはヤボな質問である。
上手くは無い。
でも、げんなりする程下手でも無い。
「まあまあ下手。」レベル?
ただどう頑張っても高校生には聞こえない。
それもまあいい。
ストーリー上必要なだけで、元々高校生らしさなんかそんな求められて無いやろうし。
本人達は40前後のおっさんなんやし。
声は若作り出来ん。
〝かまいたちがゲスト声優〟と言う事実が何より大切なのだ。
それにしても、濱家君は何を喋っても濱家君なんだけど、山内君はキャラ的に普通の高校生だからか、ちょい低めのテンションの声が優等生っぽくて全然山内君らしくない。
山内君から毒っ気と嫌味とおっさん臭さを抜いたら、面白くもなんともなくなるねんなと、アニメを通して知るあたし。
かまいたちがゲスト声優だと知って、無茶苦茶久し振りに見たちびまる子ちゃん。
話自体もほんわかしてて、ちびまる子ちゃんにしてはかなりのほっこり路線。
こんな平和な日曜日の夕方の過ごし方があるだろうか。
ちびまる子ちゃんに出れた事を本当に喜んでたかまいたちの心情に思いを馳せつつ、なんだかんだ言ってちょっと感動しているあたしなのであった。
「後半へ続く。」
(続きません。)