草刈りしてはみたけれど。
むっちゃいい天気だった。
半年振りの畦の草刈り開始。
あたしんちは、田んぼが2㌶ある。
全部あたしが作るのは厳しいので、何枚かは近所の農家さんにお願いして作ってもらっている。
あたし自身が作っているのは、3枚、合計65㌃の田んぼ。
でも今年はその3枚が全て減反政策の麦作りに当たって、自分ちで食べるお米が作れない。
それで今年だけ、普段はお願いして作ってもらっている田んぼを1枚返してもらって作る事になった。
昨日、その田んぼの草刈りをしたのだ。
ずっと作ってもらっていたので、自分が関わるのは25年振り。
場所も離れているので心もとない。
昔昔の記憶も曖昧。
周りも全部田んぼで、標札がある訳でも無く、各自が管理している。
母上に事前に場所を確認する。
その教えてもらった田んぼが、かつての自分の記憶と一致しない。
こんな隣に畑あったけ??
けど、なんせ約25年振り。
あたしの記憶なんて大して当てにならない。
しっかり刈らせて頂きました。
午後からは山菜採りへ。
もうわらびが一杯出ている。
うちの田んぼの近くでは、太くて柔らかくて良質のわらびが一杯採れる。
楽しくて夢中で採る。
わらびっても、要は雑草なんで、採っても採っても次々芽を出す。
どれだけ採っても、採り過ぎて種を絶やすんちゃうやろかと言う不安に駆られる事が無いのが良い。
こんなに採ってどーすんだってくらい採った。
お揚げさんと一緒に炊こう。
それから山菜ご飯にして、それから…それから…。
そんな風に献立を考えてたら1本の電話が。
農業委員会で一緒だった○村さんだ。
○村さん「真理ちゃん、今日草刈りした?」
あたし「はい。」
○村さん「あのよ…。あの田んぼうちの田んぼなんやけどよ。場所間違えてない?」
あたし「ええっ。」
○村さん「今日草刈りしよう思って田んぼ行ったら刈ったるさかいびっくりしてよ。聞いたら女の人が刈ってやったて言わるさかい、真理ちゃんかな思て。」
あたし「あたしです。」
○村さん「真理ちゃんの田んぼもう一枚上の田やわ。」
あたし「そーですか!お母さんに聞いたらあっこやって言わったさかい。なんかこんな田んぼやったっけ?とは思ってたんですけど…。恥ずかしい…。スミマセンっっ!
」
○村さん「ほいたらよ。今日わしが代わりに真理ちゃんの田んぼ刈っとくさかいによ。」
あたし「あ~、ありがとうございます。恥ずかしい事で…。スミマセン。」
○村さん「ほなな。」
は、は、恥ずかしいっっ!
農家が自分とこの田んぼ間違えるやなんて。
そんな事ある?
う~う~、お母さんのバカヤロー。
小っ恥ずかしい思いを消すが如く、夜、アニキととろサーモン村田さんのトークライブ『カラカラ』を見る。
なんかこの頃のアニキは髪の毛が伸びたのか、センター分けならぬ、6:4分けにしている。
似合ってるかどうかより、なんちゅーか…
「誰だか分からない。」
絶っ対に前の方がいい。
不評やろ?
なぁ、アニキ、不評やろ?
トークライブでは、高槻のお笑いライブでのアインシュタイン暴力沙汰事件の真相が明らかに。
『ボクらの時代』でかまいたち山内君に稲ちゃんが突っ込まれてたけど、どうも稲ちゃんは稲ちゃんで、まだ納得行って無さそう。
でも、何が一番面白かったって、今3ヶ月に一回開催してるトークライブを、2ヶ月に一回開催しましょうか?とアニキが村田さんに提案した時の事。
「おお…。ええよ。」と今一つ乗り気で無い村田さん。
そこでムキになって、観客席に向かって「2ヶ月に一回にしたらどうですかね?」ってアニキが聞いた時。
「パラパラパラパラ…。」と思いっ切り間が空いてからの拍手。
「あ~それでも別にいいけど…。」
的なも一つももう二つも盛り上がらないお客さん。
トークライブなのに。
アニキと村田さん大好きなお客さんで埋まってるはずなのに。
プラチナチケットのはずなのに。
聞いてる限り、全員拍手してなかったで。
多いねんて。
2ヶ月に一回は多いねんて。
まあ、ネタ温めておきなはれ。